久島大橋の橋脚

愛媛県の宇和島港の西の沖合い約3kmに九島があります。

この島へ行くのには、現在では宇和島港からの「九島フェリー」で所要時間約20分かけて行かなくてはいけません。
四国本土と九島との間は、一番狭いところで320mしかないこともあり、昔から橋を架ける構想がありました。
そして、半年前に九島大橋の建設工事は着工しました。
工事内容としては、宇和島港の入口に浮かぶ離島である九島(くしま)と、内地側の坂下津(さかしづ)地区の海上に長さ468mの橋を架けて結ぶ工事です。
工事は着々と進んでいるみたいで、昨日は大型クレーン船で久島側の橋脚が設置されました。
宇和島側の橋脚は、来月に設置するそうです。
この橋脚ですが、通常は鋼製板などで建設場所の周囲を仕切り、排水後に工事着手するようですが、現場の水深が30mもあるため、橋脚は陸上で製作し、大型クレーン船で据え付ける工法にしたそうです。
遠くから見るとちっちゃな橋脚に見えますが、高さ32m、重量は3300トンあるそうです。
総事業費約85億円だそうで、2016年3月の完成を目指しているそうです。
完成すれば、九島までは宇和島市内から10分かからずで行けるようになるそうです。
そうなると、1日9往復のフェリー便はいらなくなりますが、現在では使用する船舶は老朽化し、代替船の建造の見通しもたっていないと言われているのでタイミングとしては良いのかも知れません。

九島の島名の由来は定かではないのですが、「宇和島市遊子(ゆす)から数えて9番目の島にあたるため」という説が一般的だそうです。
1934年9月に宇和島市に編入されるまでは、島方で ある蛤(はまぐり)・百之浦(ひゃくのうら)・本九島(ほんくしま)の3地域と、対岸の宇和島側にある蕨(わらび)・平浦・小池・小浜(こはま)・石応(こくぼ) ・白浜・坂下津(さかしづ)・保手)ほで)・戎山(えびすやま)の9地域とで九島村だったそうです。
藩政時代から漁業が盛んで、城下町の宇和島への水産物供給地として早くから重要視され、かつてはイワシ漁で栄えたそうですが、現在はハマチやタイの養殖が盛んに行われており、みかん栽培とともに島の主要な産業となっているそうです。

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大型クレーン船「海翔」で、久島側に橋脚が設置されました。
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