茅ヶ崎の烏帽子岩

神奈川県茅ヶ崎市の沖合1,200 m付近には、烏帽子岩と呼ばれる尖がった岩礁があります。

この烏帽子岩(えぼしいわ)は茅ヶ崎のシンボルで、サザンオールスターズのヒット曲『チャコの海岸物語』や『HOTEL PACIFIC』でも有名です。
烏帽子岩の正式名称は、姥島(うばしま)で、戦前はずっとこの名前で呼んでいたそうです。
乳母島とも記述された文献もあるそうで、、古くは筆嶋とも呼んでいたそうです。
姥島の名には次のような伝説があります。
昔、鎌倉長谷堂のあたりの長者に一人の娘がいたそうです。
ある日にわかに空が曇り風も吹き、3mを越す大きな鷲が飛んできて、その娘をさらって行ったそうです。
娘の姥はひどくこれを悲しみ、後を追っていくと、鷲は娘を沖の岩の上に下ろしたそうです。
姥はこれを助けるため海に入り、岩まで行こうとしましたがついに力尽き、波間にその姿を消してしまいました。
それより、この島を姥島と呼んでいるとのことです。

烏帽子岩は、高さは20 m余りで、烏帽子に見える部分など一部を除いて、波食台となっています。
東西約600 m、南北約400 mにわたる複数の岩礁群から成っており、高低の岩が海中にも存在しています。
地質は、新生代新第三紀前期~後期鮮新世の三浦層群(1200 万~280 万年前)池子層から成り、凝灰質砂岩を主としています。
そして、烏帽子岩の誕生は、300万年前から600万年前と言われています。

戦前は烏帽子状の岩の先端がもう少し先に延びスマートな形をしていたそうです。
太平洋戦争後、対岸の辻堂海岸一帯が在日米海軍辻堂演習場となり、その海上演習場である「オーボー第一区域」の標的として1954年4月13日までこの烏帽子島が使用されたそうです。
このために先端が欠けて現在の姿となったといわれています。

烏帽子岩 
遠くに見える烏帽子岩です。
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