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タスマニア州の世界遺産

オーストラリアにタスマニア州(State of Tasmania、略号:TAS)があります。
ここは、オーストラリアで最小、最南端で、唯一の島州です。

(1)タスマニア州とは
大きいオーストラリア大陸の左下の、逆三角形の小さな島です。
北海道よりも二周りほど小さい島で、州都であるホバートは人口20万程度です。
州全体の人口も50万程度の小さい州ですが、オーストラリア最古のビール工場、カジノ、石橋、教会(カトリック、プロテスタント両方とも)などがあり、世界遺産も3つ保有して(複合遺産、文化遺産、自然遺産それぞれ1つずつ)います。
世界でも類を見ない規模の冷温帯雨林や、チャールズ・ダーウィンが訪れたという場所や、南半球最大のチョコレート工場など、自然的にも文化的にも有名な州です。

(2)タスマニア州とは
タスマニア州の世界遺産は、
①タスマニア原生地域(複合遺産)
②マッコーリー島(自然遺産)
③オーストラリアの囚人遺跡群(文化遺産)
の3つの世界遺産がありますが、最も有名なのがタスマニア原生地域です。
「キング・オブ・世界遺産」とも言われることがあるそうです。
この理由として、UNESCOの世界遺産登録基準が、中国の泰山と並んで世界遺産最多を誇るからだそうです。
登録基準10個のうち7個をクリアーしているそうです。
このタスマニア原生地域は
・クレイドル・マウンテン=レイク・セント・クレア国立公園
・ウォールズ・オブ・ジェルサレム(ウォールズ・オブ・エルサレム)国立公園
・サウスウェスト国立公園
・ハーツ・マウンテンズ国立公園
・フランクリン=ゴードン・ワイルド・リバーズ国立公園
という5つの国立公園を中心とし、他に、州の保護区や保護地域などを含めた広大な原生林や、大小様々な多くの湖などから成り立っています。
まるでジュラシックパークの世界に迷い込んだかのような冷温帯雨林あり、氷河の忘れものであるたくさんの湖(大概ボタングラスのせいで水が紅茶色)やU字型の渓谷もあり、細長い棒にパイナップルをくっつけたような不思議な形の固有植物や、パンダニがニョッキニョキしている湿地あり、ウォーターラフティングには最適の渓流あり、タスマニアン・アボリジニの貴重で珍しい遺跡ありと、本当に様々な顔を見せてくれるのがこの世界遺産です。
魅力がありすぎて、何度行っても、どこの場所に行っても楽しめるそうです。
そして、2010年に世界遺産になったのがオーストラリアの囚人遺跡群です。
このうち
・ブリッケンドン・アンド・ウルマーズ・エステーツ
・ダーリントン保護観察所
・カスケーズ女子工場
・ポート・アーサー
・炭鉱史跡
の5つがタスマニア州の中にバラバラになって存在しています。
タスマニア州は元々「監獄の島」だったそうですから、囚人遺跡があちこちに残ってるのも頷けます。
日本でも、隠岐の島や八丈島などが「島流しの刑」で有名ですが、何処の国でも島流しはあったのですね。

(3)マリア島について
タスマニア州にはマリア島があります。
タスマニア島の東約4kmに位置し、ロウバシガン、オオカンガルー、ウォンバットなどが生息しています。
アボリジニーの遺跡もあり、全島がマリア島国立公園に指定されています。
ここには、先に紹介した世界遺産のダーリントンの監獄跡がマリア島北端にあります。
マリア島は、ホバートより北東へ約77kmで、Triabunnaという町よりフェリーで行けます。
1825年から1850年まで流刑島として使われ、1884年からはイタリア人によるシルク・ワイン・セメントの生産地として町ができましたが、1925年以降は、町もゴーストタウン化して現在では、数人の公園管理者以外に、永住者はいない状態です。
1972年にマリア島国立公園に指定され、海岸・山を含むたくさんのウォーキングコースあるそうです。
有名なペインテッドクリフ(The Painted Cliffs)があります。

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マリア島の桟橋が見えています。
すごく落ち着ける景色です。

世界の岩21
マリア島にあるペインテッドクリフです。
ペイントされた様な綺麗な模様の侵食された岩の意味で、砂岩から成るこの断崖には、酸化鉄が染み込んでできた模様が刻まれています。
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