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斜面崩壊について

斜面が崩壊する時、その原因には素因と誘因とがあります。

素因とはその山がもともと持っている崩れやすい地質等の条件を言います。

[素因]
(1)物性 
土質、地質の条件を言います。
①その山が硬いか軟らかいか?
②風化の程度は進んでいるのか?
③亀裂は多いか少ないか?
④侵食されているか?

(2)構造

地質構造を言います。
①地層がどのように構成されているのか?
②地層は流れ盤なのか受け盤なのか(岩盤の傾斜)?
③断層はあるのか?あるのならどのように入っているのか?

(3)水
地下水、土中水を言います。
①含水量がどれくらいあるのか?
②地下水位は高いのか低いのか?
③裂化水(ミズミチ)や湧水はあるのか?

次に誘因とは外から与えられ、崩壊の引き金になるものを言います。

[誘因]
(1)人為的なもの
無理な設計や設計ミス、また施工や維持管理の不備を言います。
①その斜面のもつ安定勾配よりも急にした場合
②必要な保護工や排水工を設置しなかった場合
③崩壊の兆候があるのに事前対策を怠った場合
(2)降水

集中豪雨、長雨、春先の雪解けを言います。
①一度に表面水が多量に流れる場合
②長い期間の水の補給により、地下水位(間隙水圧)が急激に上昇した場合

(3)地震
動的な外力による滑動力の増加を言います。

斜面が崩壊する時は素因がまず必要で、でも素因だけではなかなか崩れません。
誘因がプラスされて斜面の崩壊が発生するのです。

株式会社NTO
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