「和食」が無形文化遺産に

ユネスコの無形文化遺産に、文化庁は「和食」を推薦していたらしいのですが、事前審査をするユネスコの補助機関が登録を勧告したと文化庁が10月22日に発表しました。
12月にアゼルバイジャンで開かれる政府間委員会で正式に登録が決まる見通しだそうです。

「『自然の尊重』という精神を表現している『社会的慣習』」として「和食」を推薦したそうです。
①多様な食材を新鮮なまま使用
②コメを中心に栄養バランスに優れた構成
③自然の美しさや季節感を表現
④正月や田植えなどの年中行事と密接に関連

といった特徴を挙げて、食材や料理法だけではなく、家族や地域の結びつきを強める「日本食文化」として登録を目指したそうです。
福島第一原発の事故による放射能汚染で打撃を受けた国産食材のイメージ回復も狙っているそうです。

「無形文化遺産」は、芸能や祭り、伝統工芸技術などを対象としています。
遺跡や自然が対象の「世界遺産」、文書や絵画などが対象の「世界記憶遺産」とともにユネスコの「三大遺産事業」と言われています。
日本では、下表に紹介しているように、2012年までに歌舞伎など21件が登録されています。
食関係では、フランスの料理や食文化、地中海周辺の料理、メキシコの伝統料理、トルコの麦かゆ食など4件が登録されています。
いずれも単に料理だけではなく、各地の伝統や儀式などとの関わりが評価されているそうです。
韓国の「キムチ」も「和食」と一緒に登録されるそうです。

日本の無形文化遺産
区分名称記載年
重要無形文化財芸能能楽(傑作宣言)平成20年記載
人形浄瑠璃文楽(傑作宣言)平成20年記載
歌舞伎(傑作宣言)平成20年記載
雅楽平成21年記載
組踊平成22年記載
工芸技術小千谷縮・越後上布平成21年記載
石州半紙平成21年記載
結城紬平成22年記載
重要無形民俗文化財風俗慣習日立風流物平成21年記載
京都祇園祭の山鉾行事平成21年記載
甑島のトシドン平成21年記載
奥能登のあえのこと平成21年記載
壬生の花田植平成23年記載
民俗芸能早池峰神楽平成21年記載
秋保の田植踊平成21年記載
チャッキラコ平成21年記載
大日堂舞楽平成21年記載
題目立平成21年記載
アイヌの古式舞踊平成21年記載
佐陀神能平成23年記載
那智の田楽平成24年記載


 

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