ポーランドの曲がった森

ポーランドの西の最果てで、ドイツとの国境付近で、グリフィノのオーデル川のほとりに変わった松の森があります。

この森は、「曲がった森」と呼ばれ、かなり奇妙で、400本程度の松の木の根元が、釣り針状に北向きに曲がって生えています。
これは、地すべりなどの自然現象で出来たものではなく、植えられてから7~10年の間に、人間によって機械的なもので曲げられたという風に考えられています。
つまり、人為的に変形させて成長させたもののようです。
1932年頃、当時はドイツ領であったこの場所に、この様な形で植樹されたようなのですが、どうやってこの様に曲げたのか、またどうしてこんなに曲げたのでしょう。
①家具の上質な材料となる曲げた木を投機目的で作った
②牛が引く鋤のための材料
③船を作るための材料
などの説がありますが、木材が収穫される前に第二次世界大戦の勃発によって計画が頓挫して管理者が廃業したため、真相は謎のままだそうです。
船の材料が一番有力な説のようで、船の内部を強化する目的の材料です。
船は、両脇の船底が丸くなっていますが、そこに沿って補強するための材料という訳だそうです。
これらの説の他には、
④重力場の異常
⑤猛烈な吹雪によるもの
⑥若木の時期にソ連の戦車に踏みつけられた
なんて説もあるそうですが現実的には有り得ません。
現在は、ポーランドで、日本で言う「天然記念物」的なものに登録されているそうです。

Nowe czarnowo-krzywy las
こうして写真を見ると異常に曲がっています。
ここまで人為的に曲げて、よく成長したものだと思います。
曲がった森の奥には、普通の松林が存在しているので、少なくとも地すべり地帯ではないようです。

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