世界の地形⑨

世界には自然が作り上げた奇妙で不思議な地形がたくさん存在しています。
そんな驚くべき地形の中から、今回は、ダロルを紹介します。

ダロル(Dallol)は、エチオピアの首都アジス・アベバの北およそ600kmで、エリトリアとの国境付近にあります。
ラクダがいないとアクセスが難しいという辺境の地です。
ここにダロル火山があります。
ダロル火山は、火口が海抜マイナス45mの位置にある火山です。
海面より低い場所に火口のある火山は、世界でただ一つ、このダロル火山しかないそうです。
1926年の噴火以来、火山の環境と 海面の環境が混じり合い、まるで異世界のような光景です。
また、ダロル湖は、この活火山に近接し、硫黄や酸などによりこの世のものとは思えない不気味な姿をしています。
これは、硫黄、塩分、鉄化合物各種を含む岩盤の隙間を通る地下水が、ダロル火山のマグマに温められ、その岩盤に含まれている成分を溶かしながら、地上へ「プツッ!プツッ!プツッ!」と、小さく、勢いよく吹き出しているとのことです。
そして、ここから採れる鉱物(塩)を、ラクダの背中に乗っけて運び出し、貿易に使われているそうです。
それと、ダロルは、世界で最も暑い場所のひとつと言われています。
下表には年間の気温を示しましたが、人の住む地として最も気温の高い場所だそうで、年間の平均気温は約35.5℃と、あまりの暑さに町がゴーストタウン化しつつあるようです。

Dallol 
ダロル湖は、濃度の高い成分を含んだ温泉が、湖の温度と、世界中でも最も温度が高くなる場所の一つであるこの地域の気候のせいで、急速に蒸発していくため、このような独特な結晶が出来るそうです。
黄色や赤というのは、主に硫黄と鉄化合物の色だそうです。

Small salt geyser at Dallol volcano, Danakil desert (Ethiopia)
酸の沼、湧き出す硫黄、鉱塩などが、この世のものとは思えない色彩と造形を生み出しています。
このような、白が基調の水色や淡い鶯色は、涼しそうです。

Dallol - absolutely incredible!
ここは一転して血の池になっています。
同じダロル湖でもずいぶんと表情が違っています。

 











年間の気温はこんな感じで、どの月も40℃を超えています。

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