オクラホマ州の巨大竜巻の被害

今日のトップニュースは、アメリカ南部、オクラホマ州で発生した巨大な竜巻の被害でした。

オクラホマ州のオクラホマシティー郊外で発生した巨大な竜巻は、瞬間的に風速およそ90mの風が吹き、27kmにわたって移動し、幅は2kmに及んだものすごいものです。
この竜巻により、広い範囲の建物に壊滅的な被害がもたらされ、州当局はこれまでに子ども9人を含む24人の死亡を確認し、237人が怪我をしたと発表していますが、広い範囲に渡って住宅や道路を激しく破壊し、捜索活動は難航していて、発生からまる1日がたっても被害の全容が分かっていないそうです。

竜巻の強さの尺度として、藤田哲也さん(シカゴ大学)によって設定されたもので、「藤田スケール」または、「Fスケール」があり、6段階で表されています。
①F0 15秒平均風速17~32m/s
煙突やテレビのアンテナが壊れ、小枝が折れ、また根の浅い木が傾くことがあります。
非住家が壊れるかも知れません。
②F1 10秒平均風速33~49m/s
屋根瓦が飛び、ガラス窓は割れます。
また、ビニールハウスの被害甚大です。
根の弱い木は倒れ、強い木の幹が折れたりします。
走っている自動車が横風を受けると、道から吹き落とされます。
③F2 7秒平均風速50~69m/s
住家の屋根がはぎとられ、弱い非住家は倒壊します。
大木が倒れたり、またねじ切られます。
自動車が道から吹き飛ばされ、また汽車が脱線することがあります。
④F3 5秒平均風速70~92m/s
壁が押し倒され住家が倒壊します。
非住家はバラバラになって飛散し、鉄骨づくりでも潰れます。
汽車は転覆し、自動車が持ち上げられて飛ばされます。
森林の大木でも、大半は折れるか倒れるかし、また引き抜かれることもあります。
⑤F4 4秒平均風速93~116m/s
住家がバラバラになってあたりに飛散し、弱い非住家は跡形なく吹き飛ばされてしまいます。
鉄骨づくりでもペシャンコになります。
列車が吹き飛ばされ、自動車は何十メートルも空中飛行します。
1 トン以上もある物体が降ってきて、危険この上ない状態です。
⑥F5 3秒平均風速117~142m/s
住家は跡形もなく吹き飛ばされるし、立木の皮がはぎとられてしまったりします。
自動車、列車などが持ち上げられて飛行し、とんでもないところまで飛ばされます。
数トンもある物体がどこからともなく降ってくるし、また被害地はミステリーに満ちています。

この「藤田スケール」から見ると、90m/sなのでF3と判定されるのでしょうが、被害状況から見ると「住宅が跡形もなく吹き飛ばされるなどの被害が出る」とされ、限りなくF5に近いものまたはF5そのものです。
現場では、日本時間の夕方5時頃でも、突然スコールのような土砂降りに見舞われるなど、天候は安定していないようです。
今後、竜巻の予報はないものの、2日後には激しい雷雨の予報が出ていることもあり、こうした不安定な天候が、救助や復旧作業の妨げになっています。

 
空から見た米オクラホマ州竜巻の被害状況です。


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