四国霊場の井戸(香川編)

四国八十八箇所霊場の札所における井戸の由来について調べてみました。
最後は香川県です。

香川県は、涅槃の道場で、(67)大興寺 - (68)神恵院 - (69)観音寺 - (70)本山寺 - (71)弥谷寺 - (72)曼荼羅寺 - (73)出釈迦寺 - (74)甲山寺 - (75)善通寺 - (76)金倉寺 - (77)道隆寺 - (78)郷照寺 - (79)天皇寺 - (80)國分寺 - (81)白峯寺 - (82)根香寺 - (83)一宮寺 - (84)屋島寺 - (85)八栗寺 - (86)志度寺 - (87)長尾寺 - (88)大窪寺で最後です。

69番観音寺の「閼伽井」
観音寺(かんおんじ)は、香川県観音寺市にある真言宗大覚寺派の寺院です。
山号は七宝山で、68番札所神恵院(じんねいん)と同じ境内にあります。
弘法大師が弘仁年間(810〜24)にこの地方を訪ね、弥そ場という沢水が落ちる霊域にきた際に、ひとりの天童が現れて「閼伽井」を汲み、弘法大師にしたがい給仕をしたそうです。
この天童は、金山を鎮守する金山権現だったとの言い伝えです。

71番弥谷寺の「水場」
弥谷寺(いやだにじ)は、香川県三豊市三野町にある真言宗善通寺派大本山の仏教寺院です。
標高382mの弥谷山南麓にある、天霧山(あまぎりやま)などと連なった弥谷山(いやだにやま)は、古来より山々に仏や神が宿る霊山として信仰されたといわれ、日本3大霊場(恐山・臼杵磨崖仏・弥谷山)の一つに数えられています。
山域全体が仏の住む世界であり、本堂の岩陰には、弘法大師が求聞持法を修したと言われる求聞持屈や「水場」があります。
この「水場」横の洞窟が極楽浄土の入口だといわれ、特別強く信仰されています。
現在では、「お水まつり」と呼ばれ、「水場」の洞窟に、真言の書かれた経木を山頂からの水で洗い清め、お供えする事で、「水場」の願掛地蔵が、霊山に住む仏や神に後世利益や現世利益の願いを届けてくれると言い伝えられています。

75番善通寺の「産湯の御水」
善通寺 (ぜんつうじ)は、香川県善通寺市にある寺院で、真言宗善通寺派総本山です。
屏風浦五岳山誕生院と号し、本尊は薬師如来です。
平安時代初頭の807年に弘法大師の父である佐伯善通を開基として創建され、伽藍は創建地である東院と、弘法大師生誕地とされる西院(御誕生院)に分かれています。
弘法大師が7才~12才まで勉学に励んだお寺だそうで、大師刻んだと言われる石仏がお寺の背後に無数にあり、地元の方の信仰厚いお寺です。
御影堂から宝物館に抜ける途中には、弘法大師生誕における「産湯の御水」があります。
ここはお弘法大師の生誕地として有名なお寺なので、「産湯の井戸」があっても別に不思議ではないと言われていますがが、番外の海岸寺や仏母院にも「産湯の井戸」があるみたいなので、どこまでが真実かはわかりません。

81番白峯寺の「閼伽井」
白峯寺(しろみねじ)は、香川県坂出市青海町にある真言宗御室派の寺院です。
弘仁6年(815)に、弘法大師が山頂に宝珠を埋め「閼伽井」を掘り、一堂を建てたのが始まりだと言われています。
その後、貞観2年(860)智証大師がこの地を訪れ、白峯権現に導かれて瀬戸内海を漂っていた霊木で千手観世音菩薩を刻み本尊としたそうです。

84番屋島寺の「屋島加持水」
屋島寺(やしまじ)は、香川県高松市屋島東町にある真言宗御室派の寺院です。
参道の途中に、弘法大師が湧かせた「屋島加持水」や、食わずの梨があります。
「屋島加持水」とは、弘法大師が仏天を供養し、呪文を読み仏の加護保持を祈祷した水だそうです。

85番八栗寺の「加持水」
八栗寺(やくりじ)は、香川県高松市牟礼町牟礼にある真言宗大覚寺派の寺院です。
ここも、参道の途中に、弘法大師が湧かせた「加持水」(枯れない井戸)があります。
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