呆れた安倍さんの講演

総理大臣の安倍さんには呆れてしまいました。

5月1日の午前(日本時間同日夕)に、サウジアラビアのキング・アブドルアジズ大で講演し、「日本は、世界一安全な原発技術を提供できる」と主張していました。
あの福島の大事故があって2年しか経っていません。
被災国である日本だから、原発を廃炉にする講演をするべきなのに、よその国の原発建設に、それも総理大臣がトップセールスするなんて信じられない気持ちです。
こんな人が支持率が高いなんて不思議です。
日本人は経済効果が上がって、生活が豊かになればそれだけでいいのでしょうか?
福島では、まだ家に帰れない人たちもいっぱいいます。
福島の原子炉だって、廃炉どころか、汚染水の処理だけとっても八方塞の状態です。
人災事故でないとはいえ、事故が起こればどうにもならない状態になるのは、日本も中東も同じです。
よく、「世界一安全」と言えたものです。

このあとトルコにも行くそうで、トルコのシノップ原発建設について「日本は地震に強い、世界で最も高い安全基準を満たす技術でトルコに協力したい」とも述べていました。
安倍さんは、中東など4カ国歴訪で、トルコ、アラブ首長国連邦(UAE)両国ともそれぞれ、原子力協定を締結する予定だそうです。
海外では、人口の増加や経済成長に伴う電力の需要増に備えるため、新興国を中心に原発の新増設計画が相次いでいるそうです。
中国は、2010年には11基だったのですが、現在では13基に増え、32基の新規建設を承認しています。(内28基は建設中です)
また、建設承認の前期作業に入った原発は38基もあります。
建設・計画中だけで計70基もあり、中国政府は2050年までに230基まで増やし、アメリカの104基を大きく抜いて世界最大の原発大国となる計画を持っています。
そして、世界全体での原発は、一昨年時点の約430基から、20年間で最大800基に増える見通しだそうです。
この歯止めをかけるのは被災国である日本しかないことはわかっているのに、信じられない安倍さんの発言でした。
この講演では、同時にテロ対策費として、アルジェリア人質事件を受け、中東・北アフリカ地域の安定化に取り組む考えを打ち出し「今後、22億ドル(約2140億円)規模の支援を行う」などと強調してもいました。
日本は先進国だから、総理大臣が動くと金がかかるのは仕方のないことかも知れません。
しかし、その代わりに「原発建設」とは、どうにも呆れてしまいます。
日本で、今動いている原発は、50基もありながら1基だけです。
何故、このようになっているかを詳しく世界に発信することこそ、日本の総理大臣の務めではないでしょうか?

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