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低水圧でのルジオン試験

岩盤の透水性を求めることを目的としてルジオン試験があります。

この試験ではルジオン値を求めます。
ルジオン試験は、もともとは硬質な岩盤の透水性を把握するために開発された注水式の透水試験ですが、近年では、軟質な岩盤でも実施しています。
これを「低水圧ルジオン試験」と呼んでいます。
ルジオン値は、試験区間に0.98MPaの有効注水圧力で注水した時の、試験区間1mあたりの1分間の注入量(リットル)を求めるものです。
硬質な岩盤であればこれだけの圧力をかけるのは何の抵抗もないのですが、花崗岩の風化のような軟質な岩盤では、強度が小さいので最大注水圧力を与えないように注意する必要があります。
地盤工学会で目安としている最大注水圧力は、0.1~0.2MPa程度です。
したがって0.98MPaをかけた時の有効注水圧力であるルジオン値は求められず、0.2MPa程度の最大注水圧力から求めた「換算ルジオン値」を求めることになります。

IMGP7349.jpg
これが低水圧ルジオン試験器です。
軟質な岩盤の場合は動噴程度でも試験が可能です。

IMGP7350.jpg
この制御装置で流量をコントロールします。
なかなかデリケートな機器ですが、軟質な岩盤には合っていると
思います。
最近は、この試験も多くなってきてずいぶん慣れてきました。
もし依頼があれば承ります。
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