花粉症について

これからは花粉症の季節です。
日本の花粉症総人口は2000万人以上と言われ今後も増加することが予想されています。
私は、幸いにも現在は花粉症ではありませんが、とても気になる病気の一つです。

(1)無花粉の杉
こんな中、無花粉の杉があるというニュースがありました。
富山県森林研究所で研究している「立山 森の輝き」という杉だそうです。
もともとは自然界で偶然発見された突然変異体だそうですが、研究によって新品種が次々と開発され、国民病となりつつある花粉症対策の切り札として注目を集めているそうです。
無花粉の杉が最初に発見されたのは1992年だそうです。
富山県の神社で、周囲の杉が花粉を発生しているのに対し、一本の杉だけは花粉を飛ばさなかったため、調査したところ、ある劣性遺伝子が原因となって花粉が正常に発達していないことが判明したそうです。
タマネギやトウモロコシなどで見られる「雄性不稔(ゆうせいふねん)」というものだそうです。
そして、「立山 森の輝き」の開発となるのですが、この品種は、平成24年11月から本格的な普及が始まり、富山県内5箇所で約4,400本の苗が植栽されたそうです。
但し、「立山 森の輝き」をいっぱい植えたところで、現在植わっている花粉を出しまくりの杉が全部なくなるのはいつになるかわかりません。
これが対策と言えるかどうかはわかりませんが、出来るところから始めるという意味ではいいとは思います。
現在でも注文依頼は多いみたいですが、この「立山 森の輝き」は、無花粉の苗の選別にコストがかかり、苗の出荷価格は1本317円で一般のスギの1本約100円に比べ3倍以上かかるそうです。

(2)花粉症の種類
この花粉症ですが、日本の花粉症患者の約80%は杉の花粉が原因で発症していると言われていますが、杉ばかりではありません。
花粉症の原因となる植物は現在日本だけでも約50種類以上で、一説には約80種類もあると言われています。
時期も、2月~4月にかけてのみ発症するのではなく、原因となる花粉の種類によっては夏や秋にも発症するのです。
春先、北海道では白樺の花粉が多く飛散しますが、四国だけでなく、本州・九州ではスギ花粉が多く飛散します。
つまり、北海道で花粉症になった人が四国へ来ても何ともなかったり、四国の人が北海道へ行っても何ともなかったりします。
つまり、北海道は白樺はあるが杉はなく、四国は杉はあるが白樺はないためです。
また、初夏はイネ科の花粉、秋はブタクサの花粉といったように季節による違いもあります。
この花粉症の種類ですが、大きく分けると樹木と草花に分けられます。
樹木系花粉では草花系花粉と比べて花粉飛散距離が長いという特徴があり、樹木の代表的な花粉としては杉花粉、ヒノキ花粉、ハンノキ花粉などがあります。
草花の代表的な花粉は、カモガヤなどのイネ科植物、ブタクサ、ヨモギなどのキク科植物があります。
また、先に述べたように、花粉の飛散時期は植物によって異なり、一年を通してさまざまな花粉が飛散しています。主に、樹木は春、イネ科植物は夏、キク科植物は秋に花粉が飛散するという特徴があります。
日本では圧倒的に多い杉花粉症ですが、杉は日本固有の植物なので、世界的に見ればかなり稀だそうです。
アメリカではブタクサ花粉症、ヨーロッパでは家畜の肥料として利用されているイネ科の牧草、カモガヤ花粉症が有名だそうです。
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