地質用語(52)

地質用語及び関連用語をまとめてみました。
前回に引き続き、(け)から始まる用語です。

・月潮間隙 (げっちょうかんげき)
月潮間隙は、高潮間隙とも言い、月が子午線を通過した時から実際の高潮までの時間のことです。
・月長石 (げっちょうせき)
月長石は、ムーンストーン(moonstone)とも呼ばれ、長石類(サニディンあるいはアノーソクレース)の外観の美しいものが宝石類に分類されたものです。
・月理学 (げつりがく)
月理学は、月面地理学とも言い、月面の地形と特徴を研究する学問分野です。
・毛無火山 (けなしかざん) 
毛無火山は、長野県飯山市の北東にある、標高1650mの開析された火山です。
輝石安山岩から成る成層火山です。
・煙水晶 (けむりすいしょう)
煙水晶は、スモーキー・クオーツとも言い、黒い煙が水晶の内部に閉じこめられているように見えることから呼ばれています。
煙の濃さが薄いものは茶水晶とも呼ばれ、煙が生じる原因はカラーセンターの発生です。
・原位置試験 (げんいちしけん)
原位置試験とは、原位置の地表またはボーリング孔などを利用して地盤の性質を直接調べる試験の総称です。
標準貫入試験、スウェーデン式サウンディング試験、 物理探査、ボーリング孔内横方向載荷試験ベーン試験、間隙水圧測定、現場透水試験、揚水試験、地下水追跡調査、電気検層、平板載荷試験、弾性波速度試験、CBR試験などがあります。
・巻雲 (けんうん)
巻雲は、雲の一種で、刷毛で白いペンキを伸ばしたように、または櫛で髪の毛をすいたように、あるいは繊維状の、細い雲が集まった形の雲です。
細い雲片一つ一つがぼやけず輪郭がはっきりしていて、絹のような光沢をもち、陰影がないのが特徴です。
・限界荷重 (げんかいかじゅう)
限界荷重とは、それ以上かけられない荷重のことです。 
・限外顕微鏡 (げんがいけんびきょう)
限外顕微鏡とは、普通の顕微鏡では見分けられない微粒子に、特殊な照明装置による光を当て、その散乱光によって存在や運動状態を知る顕微鏡のことです。
・玄海砂丘 (げんかいさきゅう) 
玄海砂丘は、北九州の響灘から玄海灘にかけて分布する砂丘のことです。
・現海成面 (げんかいせいめん)
現海成面とは、現在の海面に関して、波により平らにされている海底面のことです。
・限界歪 (げんかいひずみ)
限界歪とは、岩石の供試体が弾性挙動を示したまま破壊するときの架空の歪のことです。
・懸崖氷河 (けんがいひょうが)
懸崖氷河とは、切り立った崖のような氷河のことです。
・圏界面 (けんかいめん)
圏界面とは、対流圏の上端にある成層圏との境界面のことです。
ここでは気温減率が1kmにつき2℃以下なので、大気は安定で対流が起こらないことから対流停止面とも言い、圏界面には、熱帯圏界面(高度約16~18km),中緯度圏界面(約10~12km),寒帯圏界面(約8~10km)の3種類あります。
・限界傾斜 (げんかいけいしゃ)
限界傾斜は、限界を超えた傾斜のことです。
・玄海統 (げんかいとう)
玄海統とは、北九州諸炭田第三系地域の大辻階と筑紫階の総称です。
・限界流速 (げんかいりゅうそく)
限界流速とは、与えられた流量を最小の比エネルギーで流す流速のことです。
・原殻 (げんかく)
原殻とは、貝の殻頂に、幼生期の貝殻が残されているものを言います。
・原核生物 (げんかくせいぶつ)
原核生物は、細胞核を持たない生物のことです。
構造的に真核生物よりも遥かに小さく、内部構造も単純で、性質の異なる真正細菌と古細菌の2つの生物を含んでいます。
・顕花植物 (けんかしょくぶつ)
顕花植物はね隠花植物の対語で、花を咲かせる植物の総称で、裸子植物と被子植物を含みます。
有花植物はこれとほぼ同義語的に用いられることもありますが、元来は被子植物のみを指します。
・源岩 (げんがん)
源岩とは、変成作用などを受ける前のもともとの岩のことです。
例えば、黒色片岩の源岩は泥岩で、緑色片岩の源岩は玄武岩です。
・源岩指数 (げんがんしすう)
源岩指数とは、砂岩中に含まれる長石の粒子と岩片の粒子との量比のことです。
・減岩漿的 (げんがんしょうてき)
減岩漿的は、ミオマグマチックとも言い、複地向斜の中で、大陸に近い外側沈降域のことです。
・原気管類 (げんきかんるい)
原気管類は、カギムシのことで、原始的な節足動物です。
・嫌気性菌 (けんきせいきん)
嫌気性菌とは、酸素分子のない環境で生活をしている細菌です。
偏性嫌気性菌と耐気性嫌気性菌があり、偏性嫌気性菌とは酸素分子20%を含む環境(大気)中では全く発育しない細菌のことで、耐気性嫌気性菌とは、酸素に抵抗性を獲得したため大気中でもある程度増殖できるようになった細菌です。
・原記載 (げんきさい)
分類群を初めて報告する時(新種,新属など)に与える記載を特に原記載と言います。
国際命名規約では、動物名の原記載はラテン語以外の文明国の国語でもよいことになっていますが、植物名の原記載はラテン語の記載が伴っていなければ有効ではありません。
・嫌気性細菌 (けんきせいさいきん)
嫌気性細菌とは、無酸素の状態で生育する細菌のことです。
酸素の存在下では生存の困難なものと酸素の存在下でも生育できるものとがあり、前者はメタン細菌・硫酸塩還元細菌・破傷風菌などで、後者には乳酸菌・大腸菌などです。
・顕球型 (けんきゅうがた)
顕球型は、有孔虫類の中で、初房が大きく殻が小型のものを言います。
初房が小さく殻が大型になるのは微球型です。
・検鏡分析 (けんきょうぶんせき)
検鏡分析は、鏡検分析とも言い、湿式の微量定性分析法の一種で、無機質陽イオンと一部の無機質陰イオンの検出を行う方法であり、その操作を顕微鏡用のスライドガラス上で行い、反応生成物を偏光顕微鏡下に観察してその結晶光学的性質を調べるものです。
・原形発生 (げんけいはっせい)
原形発生とは、たとえばヒトの胚に鰓弓(さいきゆう),脊索,尾など下等脊椎動物の特徴が現れることが好例とされ、この現象のことです。
・幻月 (げんげつ)
幻月とは、月の両側に1個ずつ、別に月があるように見えるものを言います。
空中の氷晶により光が屈折してできる暈(かさ)の一種です。
・原剛塊 (げんごうかい)
ドイツの地質学者シュティレH.Stilleは1934年、世界最古の大陸塊として五つの地域を地球上に設定し、原剛塊と名づけました。
これらは,ルシア(スカンジナビアの大部分とロシアの一部),アンガリア(シベリア中部),ラウレンティア(カナダとグリーンランドの大半),シニア(中国東部),ゴンドワニア(南アメリカ,アフリカ,インドなど)と呼ばれましたが、大部分が楯状地です。
・肩甲骨 (けんこうこつ)
肩甲骨とは、上背部に左右一対ある逆三角形の扁平な板状の骨のことです。
上肢と体幹を連結する要で、上肢の運動を補強します。
・検光子 (けんこうし)
検光子とは、偏光の有無や偏光面の方向を検出するための素子のことで、偏光子と同じく、偏光板や偏光プリズムなどを用います。
・懸谷 (けんこく)
懸谷は、懸垂谷、またはハンギングバリー(hanging valley)とも言い、支流の谷底が本流の谷底より一段高く、滝または早瀬となって合流する所です。
幼年期の谷や段丘地域によく見られ、谷氷河が本流に合する所には氷食懸谷ができます。
・圏谷氷河 (けんこくひょうが)
圏谷氷河とは、山地氷河の一つで、山腹の小氷体です。
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