有機原石について

「有機原石」について調べてみました。

「有機原石」は、動物や植物から出来たもので、
①真珠
②琥珀
③珊瑚
④黒玉
の4つを指しています。
基本的に、鉱物は生物を含まない、無機物であることが条件なので、これら4つは、厳密にいうと鉱物ではありません。
ただ、鉱物として調べる人が多いので、ほとんどの鉱物事典には載せているみたいです。
この「有機原石」の説明をします。

(1)真珠
①真珠
真珠(しんじゅ)は、パール(Pearl)とも言います。
貝類の殻の中にできる光沢のある玉で、主に炭酸カルシウムが主成分です。
貝の体内に侵入した砂粒等の異物をカルシウムの結晶が蛋白質で接合し多層化されることで真珠層が形成され、アコヤガイを使って人工的に養殖する方法が有名です。
本真珠とは本来鮑玉(あわび玉)を指していましたが、現在ではアコヤガイ真珠もそれに含まれます。
原産国は日本です。
②コンク真珠
コンク真珠は、コンクパール(Conch pearl)とも言います。
ピンクガイ(コンク貝)を母貝とする天然真珠です。
ピンクが多いのですが、白、黄色、茶色等もあり、火焔(かえん)模様(ほのうの模様)が特徴です。
巻き貝なので人工的に核を注入することが不可能であるため、100㌫天然真珠として希少価値が高く、また真珠の部類ではありますが、真珠層を形成しているわけではありません。
原産国は、バミューダ諸島からフロリダ州南部、西インド諸島、メキシコ湾を含むカリブ海全域です。
③淡水パール
淡水パール は、イケチョウ貝、カラス貝等の淡水性の貝で、そこからできる真珠のことを指します。
現在出回っている淡水パールの殆どが養殖です。
近年では、養殖の際に母貝内に核や異物を混入せず外套膜片だけを挿入し、真円を作らない方法があります。
この方法によって、ライス型やドロップ型といった様々な形のものが作りだされています。
また、核を進入させ10mmを越える大粒の物も産出できるようになっています。
色も白の他に茶やオレンジ、ピンク、グレー、紫等があります。
原産国は日本です。
パワーストーン効果としては、母貝の防衛手段から生まれた物の為、強い保護力があり、悪霊から身を守って邪気を払い、抵抗力、創造力を高める働きがあると云われています。
④マザーオブパール
マザーオブパール(Mother of Pearl)は、その名の通り、「真珠の母」という意味です。
真珠が生み出される貝殻の事を指し、現在真珠の母貝とされるものは、白蝶貝、黒蝶貝、茶蝶貝、あこや貝、淡水真珠貝、コンク貝等があります。
マザーオブパールという名前はこれらの複数の貝の名前を示しています。
色は白蝶貝のホワイト、茶蝶貝のミルクティー色が有名です。
原産国は、日本、オーストラリア、タイ、インドネシア等です。
パワーストーン効果は、身に着けると、ストレスや心の痛みがやわらぎ、リラックスした状態へ導いてくれると云われています。
⑤マベパール
マベパールは、マベ貝から生成される真珠で、養殖真珠です。
原産国は、日本、台湾、香港、インドネシア等です。
⑥黒蝶真珠
黒蝶真珠(こくちょうしんじゅ) は、黒蝶貝から生成される養殖真珠のことで、タヒチのものは南洋真珠に分類されることもあります。
原産国は、日本とタヒチです。
⑦南洋真珠
南洋真珠(なにょうしんじゅ) は、主に白蝶貝から採れる養殖真珠です。
オーストラリア産は少し青みがかった色を産出することが多く、フィリピンでは黄色、金色がかったものが多いのが特徴です。
原産国は、オーストラリア、インドネシア、フィリピン、ミャンマーです。

(2)琥珀
琥珀(こはく)は、アンバー(Amber)とも言います。
木の樹脂が地中に埋もれ、長い長い年月を経て化石化したものです。
上質な琥珀は数千万年を経たものと考えられ、鉱物には属しませんが、硬度は非常に高く、鉱物に匹敵します。
スギ科、マツ科の針葉樹から産出されることが多いのが特徴です。
樹脂が地中で固化してできるものであるため、石の内部に昆虫(ハエ、アブ、アリ、クモなど)や植物の葉などが混入していることがあり、こうしたものを一般に「虫入り琥珀」と呼んでいます。
原産国は、バルト海沿岸、日本(岩手県/久慈市近郊)、中国、ロシア、リトアニア、ドミニカ共和国、アフリカなどです。
パワーストーン効果としては、身に付けることによって気持ちが安らぎ、知的能力が活発に働くと言われています。
旧石器時代のころから、すでに装飾品や治療薬として使用され、古代エジプト、ギリシャ、ローマでは、「神聖なお守り」として崇められ、東洋ではこれの焼いたものを「病を防ぐ薬」として用い、中国では香にしていたとの言い伝えがあります。

(3)珊瑚
珊瑚(さんご)は、コーラル(coral)とも言います。
珊瑚は、そのサンゴ虫の遺骸の硬い骨格部分です。
サンゴ虫とは、花虫綱八放サンゴ亜綱サンゴ科に属する腔腸動物を指します。
宝石になるものや、サンゴ礁を形成するもの等があり、宝石になるものは珊瑚と呼ばれ、生物はサンゴと呼ばれています。
赤珊瑚、青珊瑚、白珊瑚、モモイロ珊瑚等があり3月の誕生石にもなっています。
原産国は、日本と中国がほとんどです。
パワーストーン効果としては、ローマでは子供のお守りとして、インドでは護符として、中国では七宝の一つとして珍重されていました。
潜在能力を開花させ、豊かな愛情を育み、幸せを呼び込むと云われています。

(4)黒玉
黒玉(こくぎょく)は、ジェット (Jet)とも言い、水中で長い年月を経て化石化した樹木です。
琥珀のような樹脂ではなく、樹木の幹そのものの化石です。
非常に軟らかく、軽いのが特徴で、独特の柔らかい光沢をもっています。
丸太などの漂流する植物質で出来た海成層で成長し、その後に水を吸い込んで浮力を失い海の泥の中へ沈んだと考えられています。
光沢は研磨によってガラス光沢を放ちます。
殻状の割れ目を持ち、石炭と同様に可燃性です。
摩擦すると、琥珀と同じように帯電することから「黒琥珀」とも言われています。
石とは違い、樹木が化石化したものであるため、身に着けやすいという特徴があります。
黒色宝石として古くローマ時代から知られてもいます。
原産地は、イギリス、スペイン、フランス、ドイツ、ロシア、アメリカ等です。
パワーストーン効果としては、争いや怒り、困惑などの束縛から苦しむことなく開放されるようになると言われています。
また、心の中の混乱を鎮める力があると言われ、古くは癲癇(てんかん)の治療薬として用いたとされ、他には腹痛や頭痛を改善する力があるとも言われています。
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