角閃岩について

角閃岩について調べてみました。

火成岩、堆積岩はともに地殻の内部で変成作用をうけ変成岩となります。
そして、もとの岩石や変成作用の種類によって種々の岩石が出来ることになります。
変成作用の種類には
①熱変成作用
②動力変成作用
③動力熱変成作用
があり、角閃岩(amphibolite)は、この中の動力熱変成岩の一種であり、塩基性の火成岩である玄武岩や安山岩が動力熱変成作用を受けるとできる岩石です。
角閃岩は、斜長石と普通角閃石とを主成分とし、暗緑色で緻密な岩石ですが、しばしば片理や縞状(しまじょう)構造を持っています。
このほかに多少の石英や磁鉄鉱を含むことが多く、ときには黒雲母や緑簾石も含まれます。
なお、角閃石を主成分とする火成岩は、角閃石岩(hornblendite)と言い、柘榴石を含むものは柘榴石角閃岩と言っています。
また、粘土質の炭酸塩岩の変成したものもあり、石英や緑簾石を伴うこともあります。
角閃岩の化学組成は、若干の水H2Oを別にすれば、玄武岩や安山岩のそれによく似ています。
そのことより、角閃岩は、先に述べたように、玄武岩や安山岩が変成作用を受けたために、その鉱物組成が変化したものであると考えられています。
もっとも、斜長石と普通角閃石の組合せは、泥岩と石灰岩の中間的な組成の堆積岩が変成作用を受けても生成するから、すべての角閃岩が火成岩から導かれるわけではありません。
もとの火成岩が酸化マグネシウムMgOに富む場合には、普通角閃石のほかにカミントン閃石や直閃石をも含む角閃岩が生成します。
愛媛県での分布地域は、別子~東赤石山地域の五良津岩体と東平岩体、それに八幡浜南方の真穴構造帯で小規模なものです。
比重の高い欠点はあるが西日本では広く砕石として使われています。

25-30.jpg
当社が調査ボーリングした角閃岩のコアです。
地すべり地帯でのボーリングなので、白っぽい粘土状コアも挟まれています。
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