ケスタ地形

ケスタと呼ばれる地形があります。

ケスタ(Cuesta)は、スペイン語で「斜面」の意味で、左右非対象の地形です。
専門的に言うと、浸食に対して抵抗性の相対的に大きな硬岩層と小さな軟岩層が互層をなして、緩やかに傾斜(約20度以下)している構造をもつ地域が、浸食を受けて生じた差別浸食地形の一種です。
岩層の浸食に対する抵抗性と傾斜の差異を反映して、硬岩層(たとえば礫岩,砂岩,溶岩,凝灰角礫岩など)は尾根または尾根列として突出し、軟岩層(たとえばシルト岩,泥岩,頁岩,凝灰岩など)は谷または相対的な低地列となっています。
そして、その尾根(列)の横断面の形は、一方が硬岩に保護されて急崖をなし、他方は緩傾斜面をなす非対称形を呈しています。
これは、単純に岩盤が硬いか軟らかいかだけでなく、層理面の方向にも起因しています。
つまり、斜面方向が流れ盤だと、崩れやすいために、長い年月が経過すると徐々に傾斜が緩くなってきます。
これに対して受け盤は、崩れにくいために急崖として残っている所もよく見かけます。
山岳道路の切土斜面で、岩盤が露頭している場合に、オーバーハングで残っている斜面は必ずと言っていいほど受け盤です。
つまり、流れ盤が緩斜面、受け盤が急斜面となり、地すべり地帯などでこれがケスタ地形が形成される要因にもなっています。
そして、地すべり地帯は、流れ盤の緩斜面側の方向で形成されています。
 
Photo_7 
この島の写真は極端な「ケスタ地形」です。
左側の緩斜面と、右側の急崖が人目でわかります。
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