「ご神木」枯死事件

常識では考えられないことをする不心得者の中でも、「ご神木」を枯らせてしまうのは、単に悪質という言葉だけでは言葉が足りません。
ものすごく罰当たりだと思います。

愛媛県東温市の惣河内神社で、「ご神木」にしている樹齢500年を超えるヒノキの大木2本が、ことし9月、根元付近に直径約3mm、深さ約4cmの穴が開けられ、枯れているのが見つかりました。
その後の検査で、除草剤に使われる薬品「グリホサート」の成分が検出され、何者かが除草剤を注入したために枯れたとみられています。
根から養分を吸い上げる「導管」と呼ばれる管を通じて木を枯らす薬剤が全体に行き渡るようにしたとみられています。
今後、倒れる危険性があるとして、神社は今月の26日から「ご神木」の伐採を始めました。
なんともひどい事をするものです。
その部落で生活している人にとって「ご神木」はかけがえのないものです。
いたずらかも知れませんし、商売関連で、巨木が多い「ご神木」を建材として高値で売る狙いがあるかも知れませんが、いずれにせよ憤りを感じます。

そして、このような「ご神木」枯死事件は、愛媛県だけでなく、県別では、高知の7本が最多で、次いで徳島3本、愛媛2本、愛知、和歌山が各1本です。

高知県ではいの町の地主神社で、樹齢300年超のヒノキの「ご神木」、仁淀川町の北川神社では樹齢600年の杉、他にも四万十町の古城八幡宮でも樹齢300年のヒノキが同じような手口で枯らされていました。
和歌山県では、世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」にある丹生都比売神社の樹齢150年以上とみられる杉です。
いの町の地主神社の人の話では、「ご神木」の価格は1000万以上とも言われ、枯れてすぐなら価値はそれほど落ちないそうです。
「ご神木」が枯れたと連絡を受けた翌日、不審な人物の訪問があり、木材を私達は切り出せるので売ってくれないかと言われたそうです。
いきなり手数料も十分払うと言っていたので、その時におかしいなと思ったそうです。
愛媛県東温市の惣河内神社の「ご神木」は、550万で売ったと宮司さんがテレビで言っていました。
なんとも、虚しさだけが残る事件です。

















愛媛県東温市の惣河内神社の樹齢500年を超える「ご神木」を切ってしまいました。

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