FC2ブログ

マグニチュードと震度

地震の程度を表すときに、報道機関はマグニチュードと震度を使い分けています。

(1)マグニチュードとは
マグニチュードとは地震そのもののエネルギーの強で、つまり地震の規模を表す尺度です。
計算方法などによりたくさんのマグニチュードがありますが、日本では、日本の地質構造などを調査して日本にあうようなマグニチュード(Mj)を発表しています。
マグニチュードが1強くなると地震のエネルギーは32倍になります。
2強くなると32倍×32倍になり1024倍になります。
つまりマグニチュード8の巨大地震のエネルギーは、マグニチュード6の地震の1024回分になります。

(2)震度とは
これに対し、震度とはある地点での地震の揺れの程度を表す量のことです。
つまり、震度は、体に感じたりまわりの物が動く様子からみた震動の強さのことを言います。
1996年以前は人が感じたり、建物の倒壊率により震度を決めていましたが、現在は震度計を使って客観的に震度を決めています。
一般的には、一つの地震が起こっても、震源地から遠く離れていれば震度は小さく、近い場合には大きくなります。
一つの地震においてマグニチュードは一つしかありませんが、震度は、それぞれの地域によって0~7までの10段階があります。
阪神・淡路大震災の時ではマグニチュードは7.3でしたが、神戸の最大震度は7で、松山市での震度は3でした。
地震発生の報道としては、「平成7年1月17日5時46分に兵庫県淡路島北部の深さ16kmでマグニチュード7.3の地震があり、松山市では震度3が観測されました。」と言うような表現になります。

 表 1. 気象庁震度階級関連解説表(1996) (理科年表 文部科学省 国立天文台編 2002)
震度階級人間屋内の状況屋外の状況木造建物

鉄筋
コンクリート
造建物

ライフライン地盤・斜面
人は揺れを感じない。        
屋内にいる人の一部が、わずかな揺れを感じる。
屋内にいる人の多くが、揺れを感じる。眠っている人の一部が、目を覚ます。電灯などのつり下げ物が、わずかに揺れる。
屋内にいる人のほとんどが、揺れを感じる。恐怖感を覚える人もいる。棚にある食器類が、音を立てることがある。電線が少し揺れる。
かなりの恐怖感があり、一部の人は、身の安全を図ろうとする。眠っている人のほとんどが、目を覚ます。つり下げ物は大きく揺れ、棚にある食器類は音を立てる。座りの悪い置物が、倒れることがある。電線が大きく揺れる。歩いている人も揺れを感じる。自動車を運転していて、揺れに気付く人がいる。
5弱多くの人が、身の安全を図ろうとする。一部の人は、行動に支障を感じる。つり下げ物は激しく揺れ、棚にある食器類、書棚の本が落ちることがある。座りの悪い置物の多くが倒れ、家具が移動することがある。窓ガラスが割れて落ちることがある。電柱が揺れるのがわかる。補強されていないブロック塀が崩れることがある。道路に被害が生じることがある。耐震性の低い住宅では、壁や柱が破損するものがある。耐震性の低い建物では、壁などに亀裂が生じるものがある。安全装置が作動し、ガスが遮断される家庭がある。まれに水道管の被害が発生し、断水することがある。

[停電する家庭もある。]
軟弱な地盤で、亀裂が生じることがある。山地で落石、小さな崩壊が生じることがある。
5強非常な恐怖を感じる。多くの人が、行動に支障を感じる。棚にある食器類、書棚の本の多くが落ちる。テレビが台から落ちることがある。タンスなど重い家具が倒れることがある。変形によりドアが開かなくなることがある。一部の戸が外れる。補強されていないブロック塀の多くが崩れる。据え付けが不十分な自動販売機が倒れることがある。多くの墓石が倒れる。自動車の運転が困難となり、停止する車が多い。耐震性の低い住宅では、壁や柱がかなり破損したり、傾くものがある。耐震性の低い建物では、壁、梁(はり)、柱などに大きな亀裂が生じるものがある。耐震性の高い建物でも、壁などに亀裂が生じるものがある。家庭などにガスを供給するための導管、主要な水道管に被害が発生することがある。

[一部の地域でガス、水道の供給が停止することがある。]
6弱立っていることが困難になる。固定していない重い家具の多くが移動、転倒する。 開かなくなるドアが多い。かなりの建物で、壁のタイルや窓ガラスが破損、落下する。耐震性の低い住宅では、倒壊するものがある。耐震性の高い住宅でも、壁や柱が破損するものがある。耐震性の低い建物では、壁や柱が破壊するものがある。耐震性の高い建物でも壁、梁(はり)、柱などに大きな亀裂が生じるものがある。家庭などにガスを供給するための導管、主要な水道管に被害が発生する。

[一部の地域でガス、水道の供給が停止し、停電することもある。]
地割れや山崩れなどが発生することがある。
6強立っていることができず、はわないと動くことができない。固定していない重い家具のほとんどが移動、転倒する。戸が外れて飛ぶことがある。多くの建物で、壁のタイルや窓ガラスが破損、落下する。補強されていないブロック塀のほとんどが崩れる。耐震性の低い住宅では、倒壊するものが多い。耐震性の高い住宅でも、壁や柱がかなり破損するものがある。耐震性の低い建物では、倒壊するものがある。耐震性の高い建物でも、壁、柱が破壊するものがかなりある。ガスを地域に送るための導管、水道の配水施設に被害が発生することがある。

[一部の地域で停電する。広い地域でガス、水道の供給が停止することがある。]
揺れにほんろうされ、自分の意志で行動できない。ほとんどの家具が大きく移動し、飛ぶものもある。ほとんどの建物で、壁のタイルや窓ガラスが破損、落下する。補強されているブロック塀も破損するものがある。耐震性の高い住宅でも、傾いたり、大きく破壊するものがある。耐震性の高い建物でも、傾いたり、大きく破壊するものがある。[広い地域で電気、ガス、水道の供給が停止する。]大きな地割れ、地すべりや山崩れが発生し、地形が変わることもある

スポンサーサイト



最新記事
カテゴリ
リンク
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

月別アーカイブ
カウンター
検索フォーム
QRコード
QR