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高田渡の音楽①

高田渡( たかだ・わたる ) の生い立ちから2000年までの音楽活動をまとめてみました。

1949年 岐阜生まれです。
平成17年4月3日の北海道白糠(しらぬか)町社会福祉センターでのライブ後、深夜にホテルで倒れ釧路市の病院に緊急入院しましたが、とうとう意識が戻ることなく平成17年4月16日午前1時22分心不全でご逝去しました。
享年56歳でした。

高田渡(1949年1月1日 - 2005年4月16日)は1960年代から1990年代にかけて活躍したフォークシンガーで、フォーク界の大御所として、その個性的な言動と歌い方はすごく魅力的でした。
反戦の旗手としての役割と、また、世相を捕らえた意味深な詩と、みみずやしらみまでも歌にするその個性と、情感あふれるその声はまさに感動の一言でした。
この高田渡の生涯の経歴を綴りたいと思います。

1949年岐阜県本巣郡北方町の資産家の家に生まれています。
戦後の物不足の時代にもかかわらず何不自由なく育つが、8歳の時家業が破綻、同じ頃母の信子が亡くなり、借金返済のため家を売り払い一家は東京へ移り住みます。
ただし、少年時代の一時期、佐賀県鹿島市で育てられたそうです。

1967年、上京します。

1960年代後半に、遠藤賢司、南正人、金子章平(後に音楽プロデューサーとして活躍)、真崎義博(ボロディラン)らと東京でアマチュアシンガーの集団「アゴラ」として活動します。

1968年第3回関西フォークキャンプ(8月9日-11日、京都・山崎「宝寺」)に参加し、「自衛隊に入ろう」を唄い、観客に衝撃を与えます。

1969年2月 『高田渡/五つの赤い風船』高田渡最初のアルバムリリース
(LP盤) URC/東芝EMI
収録曲:
高田渡
(1)事だよ  詞:高田渡 曲:高田渡
(2)現代的だわね  詞:添田唖蝉坊/高田渡 原曲:W.ガスリー"Dust Baul Refuge"
(3)自衛隊に入ろう  詞:高田渡 原曲:M.レイノルズ"Andorra"
(4)ブラブラ節  詞:添田唖蝉坊/高田渡 原曲:アメリカ民謡
(5)しらみの旅  詞:添田唖蝉坊 原曲:A.P.カーター"Wabash Cannonball"
(6)あきらめ節  詞:添田唖蝉坊/高田渡 曲:高田渡
(7)冷やそうよ 詞:高田渡 原曲:H.ウィリアムズ
五つの赤い風船
(8)テーマ(オープニング)
(9)恋は風に乗って
(10)二人は
(11)遠い世界に
(12)血まみれの鳩
(13)もしもボクの背中に羽根が生えてたら
(14)一つの言葉
(15)遠い空の彼方に
(16)テーマ(エンディング)

アナログでは高田渡と五つの赤い風船が片面ずつ収められていたものです。
高田渡の方はライヴ音源で、会場全体の合唱となる「自衛隊に入ろう」が圧巻ですね。
五つの赤い風船の作詞・作曲はカットしました。

1969年6月 『電車問題/転身』シングルリリース
(EP盤) URC/東芝EMI

1969年10月 『汽車が田舎を通るそのとき』  高田渡2枚目のアルバムリリース
(LP盤) URC/キティーレコード
収録曲:
(1)ナレーション
(2)ボロ・ボロ 詞:高田渡 曲:高田渡
(3)ナレーション
(4)春、まっさい中 詞:高田渡 曲:高田渡
(5)ナレーション
(6)ナレーション
(7)日曜日 詞:高田渡 曲:高田渡
(8)酒屋 詞:高田渡 曲:高田渡
(9)ナレーション
(10)汽車が田舎を通るそのとき 詞:高田渡 曲:高田渡
(11)来年の話をしよう 詞:高田渡 曲:高田渡
(12)ナレーション
(13)朝日楼 訳詞:高田渡 曲:高田渡
(14)新・わからない節 詞:高田渡 原曲:アメリカ民謡
(15)ゼニがなけりゃ 詞:高田渡 曲:高田渡
(16)ナレーション
(17)出稼ぎの唄 詞:高田渡 曲:高田渡
(18)鉱夫の祈り 詞:高田渡 曲:高田渡
(19)ナレーション
(20)この世に住む家とてなく 詞:高田渡 原曲:アメリカ民謡
(21)ナレーション

語り調で繰り広げられる皮肉な風刺でつづる、高田渡傑作のセカンド・アルバムで、高田渡にとって初の単独アルバムです。
若い女性パーソナリティのラジオ番組にゲスト出演し弾き語りを披露しているような設定で、淡々とではあるが、実に滋味あふれる歌を聴かせてくれます。
当時22歳とは思えない老成ぶり共々、すでに高田渡の世界が確立されていることがわかります。
素敵なジャケット・イラストは、実兄で画家の高田驍の作品です。


1969年10月 詩集「個人的理由」自費出版

1969年12月 『三億円事件の唄』シングルリリース
(EP盤) URC/東芝EMI

1969年12月 『自衛隊に入ろう/新宿フォークゲリラ諸君を語る』シングルリリース
(EP盤) URC/東芝EMI

1971年6月1日 『ごあいさつ』   高田渡3枚目のアルバムリリース
(LP盤) キングレコード・ベルウッド
収録曲:
(1)ごあいさつ  詩:谷川俊太郎 曲:高田渡
(2)失業手当  原詩:ラングストン・ヒューズ 訳詩:木島始 曲:高田渡
(3)年齢・歯車  詩:有馬敲/山之口貘 曲:高田渡
(4)鮪に鰯  詩:山之口貘 曲:高田渡
(5)結婚  詩:山之口貘 曲:高田渡
(6)アイスクリーム  詩:衣巻省三 曲:高田渡
(7)自転車にのって  詞:高田渡 曲:高田渡
(8)ブルース  原詩:エミリー・ディキンソン 訳詩:中島完 曲:高田渡
(9)おなじみの短い手紙  原詩:ラングストン・ヒューズ 訳詩:木島始 曲:高田渡
(10)コーヒーブルース  詞:高田渡 曲:高田渡
(11)値上げ  詩:有馬敲 作曲:高田渡
(12)夕焼け  詩:吉野弘 曲:高田渡
(13)銭がなけりゃ  詩:高田渡 曲:高田渡
(14)日曜日  詩:高田渡 曲:高田渡
(15)しらみの旅  詩:添田唖蝉坊 曲:アメリカ民謡
(16)生活の柄  詩:山之口貘 曲:高田渡
(17)自転車にのって(ファンキーヴァージョン)

「自衛隊に入ろう」で一躍スターとなった高田渡のベルウッド移籍後最初のアルバムです。
ボーナストラックとして「自転車にのって」ファンキー・バージョンを収録しました。
高田渡の集大成といってもいいアルバムで、それまで謎であったり伝説であった高田渡のすべてがこのアルバムにつまっています。
2枚目のアルバムまでは高田渡本人の作詞、作曲だったのですが、3枚目のアルバムからは山之口貘が出てきます。
高田渡本人のコメントでは「一番元気があった頃」だと言っていました。



1972年4月25日『系図』  高田渡4枚目のアルバムリリース
(LP盤) キングレコード・ベルウッド
収録曲:
(1)夜風のブルース  詞:ラングストン・ヒューズ 曲:高田渡
(2)69  詞:金子光晴 曲:高田渡
(3)出稼ぎのうた  詞:小幡周太郎 曲:高田渡
(4)長屋の路地に  詞:木山捷平 曲:高田渡
(5)酒 詞:細田幸平 曲:高田渡
(6)手紙を書こう  詞:永山則夫 曲:高田渡
(7)系図  詞:三木卓 曲:高田渡
(8)ミミズのうた  詞:永山則夫 曲:高田渡
(9)告別式  詞:山之口貘 曲:高田渡
(10)鎮静剤  原詩:ローラッサン 訳詞:堀口大学 曲:高田渡
(11)鉱夫の祈り  詞:高田渡 作曲:高田渡
(12)あしたはきっと 詞:いとうたかお 曲:いとうたかお

常に心に突き刺さるようなメッセージを送り続けている高田渡です。
ベルウッドにおけるセカンドとなるこのアルバムもそ の優しい「毒」に満ちています。
初めて高田渡を聴く人には「ごあいさつ」より先に聴くことを勧めたくなる高田渡らしさ溢れる歴史的名盤です。
詩は1曲を除き自身の手によるものは身を潜め、現代詩に曲をつけたものです。
またその曲もアメリカのフォークやトラッドを下敷きにしています。
しかしどこまでもオリジナリティ溢れる名盤です。高田渡という人間の個性がそれらを上回り、ボーカル、つぶやき、フィンガーピッキング、その何れもが光り輝いています。

1972年8月 『武蔵野タンポポ団の伝説』 アルバムリリース
(LP盤) キングレコード・ベルウッド
収録曲: 
(1) サンフランシスコ湾ブルース
(2)長屋の路地に  詞:木山捷平 曲:高田渡
(3)その朝
(4)告別式 詞:山之口貘 曲:高田渡
(5)しらみの旅  詩:添田唖蝉坊 曲:高田渡 
(6) もしも 
(7) 朝
(8)ミッドナイト・スペシャル
(9)淋しい気持ち

武蔵野タンポポ団は70年代前半、吉祥寺にあるライヴハウス ”ぐわらん堂” に集まるミュージシャンによって結成されたジャグバンドです。
メンバーは、山本コウタロー、友部正人、中川イサト、高田渡ほか、10人ほどがランダムに参加しました。
彼らはアメリカの黒人が生みだしたブルースを、自分たちの心と言葉で演奏し、日本で初めてジャグ・ミュージックを志向した功績は大きいものです。



1972年 高田渡主演のドキュメンタリー映画「吉祥寺発赤い電車」が製作され、全国各地で自主上映される。その後、映画製作団体の活動休止に伴い、この映画は2007年まで所在不明となる。

1973年6月25日『石』  高田渡5枚目のアルバムリリース
(LP盤) キングレコード・ベルウッド
収録曲:
(1)ひまわり  詞:バーナード・フォレスト 訳詞:中島完 曲:高田渡
(2)夜の灯  詞:高木護 曲:高田渡
(3)私は私よ 詞:ジャック・プレベール 訳詞:小笠原豊樹 曲:高田渡
(4)ものもらい  詞:山之口貘 曲:高田渡
(5)私の青空(MY BLUE HEAVEN)  詞:堀内敬三 曲:ドナルドソン
(6)石  詞:山之口貘 曲:高田渡
(7)いつになったら  詞:金子光晴 曲:高田渡
(8)丘を越えて  曲:古賀政男
(9)当世平和節  詞:添田知道 アメリカ民謡
(10)正午  詞:野見山杉太郎 曲:高田渡
(11)火吹竹  詞:高田豊 作曲:高田渡

松本隆、加川良、中川イサト、友部正人といったURC時代の仲間達の他、ジャズ界からもメンバーを募 り、その音創の幅を広げた話題アルバムです。
高田渡の{毒}は一作ごとにますます強くなっていっています。
しかし、その一方で音創りの幅も次第に広げて、『ものもらい』など戦前のジャズ・ソングを思わせる作品が多いことも本アルバムの特徴です。
1973年ドイツのフランクフルトを旅行中、アメリカのブルースシンガーのライブを初めて生で聞き、語りを曲の間に織り交ぜたスタイルに影響を受けています。


1973年7月25日『30才』(岩井宏)アルバムリリース
(LP盤) キングレコード・ベルウッド
収録曲:
(1)小さな歯車に油をさそう 詩:高田渡/岩井宏 曲:岩井宏
(2)ほおずき市 詩:岩井宏 曲:岩井宏
(3)Hobo's Lullaby 原詩:Gobel Reeves 訳詩:岩井宏 曲:Gobel Reeves
(4)路地 詩:岩井宏 曲:岩井宏
(5)かみしばい 詩:岩井宏 曲:岩井宏
(6)道草 詩:岩井宏 曲:加川良
(7)赤ん坊さんよ負けるなよ 詩:岩井宏 曲:岩井宏
(8)屋根裏部屋 詩:岩井宏 曲:岩井宏
(9)春のつむぎ歌 詩:今江祥智 曲:岩井宏
(10)30才 詞:岩井宏 曲:岩井宏

みんなに「岩井さん」と呼ばれて慕われていた元アート音楽出版社のディレクター岩井宏さんの最初で最後のアルバムです。
もう一つの顔は当時のURCの様々なアーティストのバックでバンジョーを奏でていたバンジョーマンで、同じアート音楽出版の社員として働いていた加川良の師匠で、高田渡のバックでもバンジョーを弾いており、3人でステージに上がることが多かったことから「3馬鹿トリオ」と呼ばれていました。
そんな岩井さんが加川良、中川イサトのサポートを得て73年に発表した最初で最後のアルバムです。
フォークジャンボリーでも歌われていた「かみしばい」をはじめ、全曲バンジョーとギターと歌という必要最少人数で奏でられた小品集です。
高田渡も詩集「個人的理由」から「小さな歯車に油をさそう」という詞に曲を付けています。


1975年8月 『もうひとつの伝説』(武蔵野タンポポ団) アルバムリリース
(LP盤) キングレコード・ベルウッド
収録曲:
(1). さびしい気持ちで〜年輪 / 武蔵野タンポポ団
(2). サンフランシスコ湾ブルース / 武蔵野タンポポ団
(3). 告別式 / 武蔵野タンポポ団
(4). この世に住む家とてなく / 武蔵野タンポポ団
(5). 飛行機にらんで / 高田渡
(6). 夜風のブルース / 高田渡
(7). 頭をかかえる宇宙人 / 高田渡
(8). グッドナイト・ブルース / シバ
(9). からっかぜのブルース(もしもし)/ 友部正人

前作「武蔵野タンポポ団の伝説」は1971年のフォークジャンボリーでのメイン・ステージを収めたものですが、こちらは翌日のサブ・ステージの模様を収めた実況録音です。
メンバーの高田渡、シバ、友部正人の単独ステージの模様も収められています。
タンポポ団でのスタジオ録音作は残されていないので、フォークジャンボリーでの演奏は何れも貴重な音源です。


1976年3月 『FISHIN' ON SUNDAY』  高田渡6枚目のアルバムリリース
(LP盤) 日本フォノグラム/徳間ジャパン
収録曲:
(1)魚つりブルース  詞:高田渡 曲:高田渡
(2)頭を抱える宇宙人  詩:山之口貘 曲:高田渡
(3)ヘイ・ヘイ・ブルース 詞:梅田智江 曲:高田渡
(4)自由な奴 詞:永山則夫 曲:高田渡
(5)秋の夜の会話  詞:草野心平 曲:高田渡
(6)初めての我が児に  詞:吉野弘 曲:遠藤賢司
(7)質屋  詞:高田渡 作曲:高田渡
(8)雨の日  詞:高木護 曲:Georges Brassens
(9)漣  詞:高田渡 曲:中川イサト
(10)フィッシング・オン・サンデー  詞:高田渡 曲:高田渡

前作から3年のインターバルを置いて、細野晴臣と中川イサトのサポートを得て、ロサンゼルスのサンセット・スタジオで録音されたアルバムです。
カントリー・サウンドに中川のヴォーカルが溶け込んだ76年リリースの傑作です。
細野晴臣、中川イサトの他に、ヴァン・ダイク・パークスやフレッド・タケットらをバックに歌っています。



1977年6月『ヴァーボン・ストリート・ブルース』  高田渡7枚目のアルバムリリース
(LP盤) フォーライフレコード
収録曲:
(1)ヴァーボン・ストリート・ブルース 詞:高田渡 曲:Assunto
(2)夜汽車のブルース 詞:三橋誠 曲:三橋誠
(3)ウイスキーの唄 詞:朝比奈逸人 曲:朝比奈逸人
(4)シグナルは青に変わり汽車は出ていく 詞:小林清 曲:小林清
(5)G・M・S(グラフィス・マンドリン・ソサエティ) アメリカ民謡 編曲:高田渡
(6)その向こうの 詞:佐久間順平 曲:ヴィクター ヤング
(7)ダイナ 詞:サトウハチロー 曲:ハリー・アクスト
(8)猿股の唄 詞:金子光晴 曲:佐久間順平
(9)座蒲団 詩:山之口貘 曲:高田渡
(10)すかんぽ(哀れな草) 詞:リンゲルナッツ 曲:高田渡
(11)リンゴの木の下でドミニクは世界の日の出を待っていた 詞:Harry H.Willams 曲:エグバート・ヴァン・アルスタイン

高田渡&ヒルトップ・ストリングス・バンドは、1975年ごろから1980年ごろまで活動していたようです。
メンバーは高田渡の他にはおなじみ佐久間順平さん、バンジョーの小林清さん、ベースの大庭昌浩さんの4人です。
御茶ノ水のヒルトップホテルから命名したそうです。
高田渡がボーカルをとっている曲は約半数です。
このとき28歳ですが、すごい貫禄です。
ディキシー調の「ヴァーボン・ストリート・ブルース」から名曲「夜汽車のブルース」、その凄味に圧倒される「ウイスキーの唄」、日本製カヴァーの最高作「ダイナ」、金子光晴の詞「猿股の唄」と山之内漠の詞「座蒲団」に見られる表現力の豊かさなど、洞察力に満ちた素晴らしいアルバムです。


1979年6月 『高田渡ライブ 中津川フォークジャンボリー』  高田渡のアルバムリリース
収録曲:
(1).値上げ 
(2).質屋 
(3).仕事探し 
(4).失業手当 
(5).待っていてもだめさ(シバ) 
(6).とってもいいよ(シバ) 
(7).年輪・歯車 
(8).夜風のブルース 
(9).コーヒー・ブルース 
(10).頭をかかえる宇宙人 
(11).夕焼け 
(12).ワイセツな唄 
(13).ミミズの唄 
(14).結婚 
(15).ゼニの効用力について 
(16).赤土の下で 

1979年に発売された「幻のフォークライブ傑作集」の1枚です。
後に東芝盤のフォークジャンボリー(98年)で一部CD化されましたが、当時は初レコード化の曲もあり貴重な音源となっていました。
ジャケットはなぜかジョンとヨーコを思わせるものです。
レコードのA面が70年の第2回フォークジャンボリーから、B面が71年の第3回フォークジャンボリーからの音源になっています。
5.と6.はゲストのシバさんのソロです。
15.は加川良さんの曲とはちがう替歌です。
16.は加川良さんのアルバムにも収録されている曲で、前年のフォークジャンボリーで良さんが高田渡のゲストで登場した際にも歌った曲です。



1983年10月 『ねこのねごと』  高田渡8枚目のアルバムリリース
(LP盤) 徳間ジャパン
収録曲:
(1)おじいさんの古時計 訳詩:保富康午 曲:ヘンリー・クレイ・ワーク
(2)冬の夜の子供の為の子守唄 詞:ジャック・プレヴェール  曲:高田渡
(3)石 詞:山之口貘 曲:外国
(4)ねこのねごと 詞:木島始 曲:高田渡
(5)酒が飲みたい夜は 詞:石原吉郎 曲:高田渡
(6)ライムロック  曲:外国
(7)いつか 詞:高田渡 曲:高田渡
(8)バイバイ 詞:ヴォルク・ビアーマン 訳詩:野村修 曲:高田渡
(9)なまけもの 詞:木島始 曲:高田渡
(10)私の青空  詞:George Whiting 訳詞:堀内敬三 曲:Walter Donaldson

トータルで10曲で30分未満というこのアルバム、高田渡らしい短さです。
フレンチ・トラディショナル、テックス・メックスなどさまざまなサウンド・スタイルを取り入れながら、誰にも真似のできない世界を創り出した高田渡の名盤です。
優しさの奥のメッセージが時を越えて届きます。

1983年10月 『酒が飲みたい夜は/自衛隊に入ろう』 シングルリリース
(EP盤) 徳間ジャパン

特筆すべきはB面の「自衛隊に入ろう」の再録です。
これはアルバム未収録で、しかも初のスタジオ録音版です。


1986年 ヨーロッパを約40日ほど旅行する。

1989年 第四回全日本フォーク・ジャンボリーに出演し、アンジー、有頂天、ラフィンノーズといったミュージシャンらと共演する。
若い観客たちに衝撃を与え、唯一、高田渡だけにアンコールを求められる。

1991年大西功一監督の映画「吉祥寺夢影」に出演。

1993年「ホントはみんな」という唄ウタがハウスシチューのCMで使われ、お礼として一年分のシチューの素が送られてくる。「具も一緒に送って欲しかった」とライブでの笑い話となる。
『渡』アルバムリリース
ハウスシチューCM曲を担当

1993年4月 ホントはみんな「ハウスCF曲」シングルリリース
(SCD) 徳間ジャパンコミュニケーションズ

1993年5月 『渡』  高田渡9枚目のアルバムリリース
(CD) 徳間ジャパンコミュニケーションズ
収録曲:
(1)仕事さがし 詞:高田渡 曲:高田渡
(2)スキンシップ・ブルース 詞:高田渡・山本シン 曲:高田渡・山本シン 
(3)病い 詞:秋山末雄 曲:高田渡 編曲:高橋信之
(4)相子 詞: 高木護 曲:Taborna-split
(5)イキテル・ソング 詞:添田唖禅坊 曲:アメリカ民謡
(6)ホントはみんな 詞:斎木良二 曲:徳武弘文
(7)こいつは墓場にならなくちゃ  詞:ニカールバラ・木島始 曲:高田渡
(8)夕暮れ 詞: 黒田一郎・高田渡 曲:高田渡
(9)酒心  詞:高田渡 曲:高田渡
(10)生活の柄 詩:山之口貘 曲:高田渡
(11)さびしいといま  詩:石原吉郎 曲:高田渡
(12)風  詞:朝倉勇 曲:イギリス民謡

10年ぶりのニューレコーディングです。
「仕事さがし」「夕暮れ」「酒心(唯一の弾き語り)」などベルウッド時代を彷彿させる曲や、「こいつは墓場にならなくちゃ」はアレンジ曲、「ホントはみんな」はCM曲とバラエテイーにとんでいます。「生活の柄」は、22年の時を経てハワイアン調になってます。


1997年6月18日 『さびしいと いま/ブラザー軒』シングルリリース
(SCD) アゲント・コンシピオ

1997年6月21日公開の市川準監督の映画「東京夜曲」で主題歌「さびしいと いま」を唄う。

1997年6月27日公開の映画「とどかずの町で Northern Song」出演
映画「東京夜曲」主題歌を担当

1998年4月8日 井上陽水の紹介で「笑っていいとも!」にゲストとして呼ばれる。
 
1998年4月 『よろん小唄/ラッパ節』シングルリリース
(SCD) B/Cレコード

1998年5月24日 『貘』  アルバムリリース
高田渡 監修 「貘-詩人・山之口貘をうたう」 (CD) B/Cレコード 
収録曲:
(1)年輪・歯車(高田渡・佐渡山豊・石垣勝治)
(2)結婚(高田渡)
(3)深夜(高田渡)
(4)たぬき(つれれこ社中)
(5)座布団(大工哲弘)
(6)告別式Ⅰ(高田渡・石垣勝治)
(7)玩具(石垣勝治)
(8)第一印象(石垣勝治)
(9)鮪に鰯(ふちがみとふなと with 高田渡)
(10)頭をかかえる宇宙人(ふちがみとふなと with 高田渡)
(11)貘(佐渡山豊)
(12)会話(佐渡山豊)
(13)紙の上(佐渡山豊)
(14)告別式Ⅱ(嘉手苅林次)
(15)ものもらい(大島保克&オルケスタ・ボレ with 高田渡)
(16)石(大島保克&オルケスタ・ボレ with 高田渡)
(17)夜景(高田渡)
(18)生活の柄(大工哲弘・高田渡)

高田渡がアルバム『貘』を監修し、ミュージシャンとしても参加しています。
山之口貘の遺した詩に曲を付けて、高田渡、佐渡山豊、大島保克、大工哲弘などが歌っているアルバムです。
それぞれ、詩の良さを引き出すようなアレンジをしているが、中でも大工さんと高田渡の歌う「生活の柄」と佐渡山さんの歌う「紙の上」は秀逸です。
たまには、山之口獏さんの詩を通して沖縄を想うのもいいですね。


1999年1月20日 『Best Live』  高田渡10枚目のアルバムリリース 
(CD) アゲント・コンシピオ
収録曲:
DISC1
(1)仕事さがし 詞:高田渡 曲:高田渡
(2)スキンシップ・ブルース 詞:高田渡 曲:高田渡
(3)ねこのねごと 詞:木島始 曲:高田渡
(4)このぼり替え唄 詞:高田渡 曲:不明
(5)銭がなけりゃ 詩:高田渡 曲:高田渡
(6)酒が飲みたい夜は 詞:石原吉郎 曲:高田渡
(7)座蒲団 詞:山之口貘 曲:高田渡
(8)みみずの唄 詞:永山則夫 曲:高田渡
(9)値上げ 詩:有馬敲 作曲:高田渡
(10)魚釣りブルース 詞:高田渡 曲:高田渡
(11)ひまわり 詞:中島完 曲:高田渡
(12)トンネルの唄 詞:朝比奈逸人曲:朝比奈逸人
(13)鎮静剤 原詩:ローラッサン 訳詞:堀口大学 曲:高田渡
(14)くつが一足あったなら 詞:シェフチェンコ 作曲:レッドベリー  
(15)ブラザ一軒 詞:菅原克己 曲:高田渡
(16)雨の日 詞:高木護 曲:高田渡
(17)夕暮れ 詞:黒田三郎 曲:高田渡
(18)生活の柄 詞:山之口貘 曲:高田渡
DISC2
(1)ハッピーニューイヤーブルース 詞:シバ曲:シバ  
(2)朝日楼 訳詞:高田渡 曲:高田渡
(3)アイスクリーム 詞:衣巻省三 曲:高田渡
(4)失業手当(クビだ)詞:木島始 曲:高田渡
(5)ウィスキー 詞:朝比奈逸人 曲:朝比奈逸人
(6)バイバイ 詞:野村修 曲:高田渡
(7)69 詞:金子光晴 曲:高田渡
(8)イキテル・ソング~野生の花 詞:添田唖蝉坊 曲:アメリカ民謡
(9)ソフィア 詞:けいすけ 曲:Traditional
(10)いつか 詞:高田渡 曲:高田渡
(11)長屋の路地に 詞:木山捷平 曲:高田渡
(12)鉱夫の祈り 詞:高田渡 曲:高田渡
(13)ブラザ一軒 詞:菅原克己 曲:高田渡
(14)夕暮れ 詞:黒田三郎 曲:高田渡
(15)コーヒーブルース 詞:高田渡 曲:高田渡
(16)自由な奴 詞:永山則夫 曲:高田渡
(17)新わからない節 詞:高田渡 原曲:アメリカ民謡

代表曲を網羅した『ベストライヴ』という言葉がぴったりの2枚組作品 です。
1995~1998年の間に渋谷ジァンジァン、青山円形劇場など計5ヵ所で録音された、ライヴのベスト盤です。
高田渡特有のある種のらりくらりとした語りもたっぷり収録され、ライヴの雰囲気は十分に伝わってきます。
楽曲も軽重あって、笑ったり考えさせられたりです


1999年12月1日公開の映画「海賊版=BOOTLEG FILM」音楽・主題歌を担当


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