変成岩について

自然環境条件によって幾種類もの岩石が形成されます。
この条件として、
①温度(Temperature)
②圧力(Pressure)
③元素濃度(Element Concentaration)
がありますが、決まった鉱物組合せ(Mineral Assemblage)からなる岩石が形成され、
①堆積岩(Sedimentary Rock)
②火成岩(Igneous Rock)
③変成岩(Metamorphic Rock)
に大別しています。

(1)変成岩の区分
この中で、今回は変成岩について調べてみました。
変成岩は、地表にあった岩石が地下に埋没し、温度と圧力の上昇によりその環境条件で安定な新たな鉱物が一部または全部に生じたものなので、もとの岩石の種類は問いません。
現在では、それぞれの安定条件に特有の鉱物組合せから、変成相(Metamorphic Facies)という概念を用いて変成条件を示すことが多く、さらに、プレート運動(Plate Movement)との関連から変成作用の経路に沿った変成相系列(Metamorphic Facies Series)という概念も使われます。
一般的な変成岩は、圧力と温度の両方の影響を受けて形成されます。
特に両方の影響が大きい変成岩は、構成鉱物が粗粒であり等粒状になって、一見花崗岩に似る場合もありますが、このようなものは片麻岩と呼ばれています。
比較的圧力の影響が大きい場合には応力のために層状を示すことがあり、その代表的なものが片岩です。
これらは広域的に形成される場合が普通であるので広域変成岩に含まれます。
また、特別に温度の影響が強い場合は熱変成(接触変成)岩と呼び、逆に圧力の影響が強い場合は動力変成岩と呼びます。

(2)変成岩の種類
変成岩の種類については、「愛媛県の岩石③」で紹介しています。
http://ntooffice.blog21.fc2.com/blog-entry-213.html

この中で代表的な岩石である片麻岩と片岩について説明します。
①片麻岩
片麻岩(へんまがん、gneiss、ナイス)は、高温および高圧の変成条件下で形成される変成岩です。
火成岩の花崗岩に似ていますが、源岩の種類の違いによって、構成鉱物は変動します。
大陸地殻中~深部に地表の岩石がもたらされて形成されるので、大陸地殻の形成史に関連する情報をもっています。
②片岩
片岩(へんがん、schist、シスト)は、高圧および中~低温の変成条件下で形成される変成岩です。
圧力(応力、stress)に垂直な方向に押し潰されたような組織を示します。
四国では、三波川帯の緑色片岩や黒色片岩をよく見かけます。
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