地質用語(56)

地質用語及び関連用語をまとめてみました。
前回に引き続き、(け)から始まる用語です。 

・玄能石 (げんのういし)
玄能石は、第三紀層の泥岩から出る鉱物で、成分は不純な方解石(炭酸カルシウム)です。
長野県上田市越戸産が有名で、特徴のある単結晶の形から玄能(カナヅチのこと)石と名づけられました。
・剣盤 (けんばん)
剣盤は、恐竜の背中に直立した三角形の2列の骨の板のことです。
・現場含水当量 (げんばがんすいとうりょう)
現場含水当量とは、土の性質の判定に用いられる値です。
この試験は排水の不良な土、あるいは凍上の危険性をもった土を判別するために用いられます。
・原発生 (げんはっせい)
原発生とは、比較的単純な、しかし、同時代や前の時代とは異なる新しい形質をそなえたものが、非連続的に突如として生ずるという意味です。
・顕微鏡岩石学 (けんびきょうがんせきがく)
顕微鏡岩石学 (micr sccpic petr graphy) とは, 偏光顕微鏡の使用と造岩鉱物の光学的性質の測定を主な手段とする岩石記載学のことで、記載岩石学とも呼んでいます。
・顕微光度計 (けんびこうどけい)
顕微光度計とは、高倍率の顕微鏡下で、各種波長のフィルターを利用して光電子増倍管の受光量から試料の反射能を定量的に測定する装置のことです。
・顕微硬度計 (けんびこうどけい)
顕微硬度計とは、高倍率の顕微鏡下で、ダイヤモンドまたは、サファイアの圧子を使用して、圧痕の大きさから微小試料の硬度を測定する装置のことです。
・剣尾類 (けんびるい)
剣尾類とは、節足動物の一群で、頭胸部と腹部からなり、キチン質の背高甲は三葉化しています。
・玄武角閃石 (げんぶかくせんせき)
玄武角閃石は、普通角閃石が酸化されて形成したと考えられており、OHの量が少ないのが特徴です。
・玄武岩 (げんぶがん)
玄武岩( basalt)は、苦鉄質火山岩の一種で、はんれい岩と同じくケイ酸分(SiO2)が少ない(50%程度)マグマからできますが、はんれい岩はそれが地下深部でゆっくり冷えて固まってできるのに対し、玄武岩は火山活動により、それが地表付近で急に冷えて固まってできます。
斑状組織を有し、斑晶は肉眼で見えないほど小さい場合もあります。
暗灰色 (色指数 40~70) を呈し、地球上で最も量の多い火山岩です。
特に、ほとんどすべての海洋底は玄武岩によってできています。
・玄武岩化作用 (げんぶがんかさよう)
玄武岩化作用は、大洋化作用とも言い、大陸地殻の一部が玄武岩化して大洋底地殻となるが、その逆はないという説で、ロシア(旧ソビエト)のベロウソフによって唱えられました。
・玄武岩質安山岩 (げんぶがんしつあんざんがん)
玄武岩質安山岩とは、斑晶カンラン石が、斜長石に比べて多い安山岩や、暗色緻密な安山岩に対して、主に野外名で用いられています。
・玄武岩質底層 (げんぶがんしつていそう)
玄武岩質底層とは、玄武岩層の下部(約60km以深)は高温のためガラス質になっているとR A Daiyが唱え、玄武岩質マグマの発生の場と考えていたところです。
・玄武岩質マグマ (げんぶがんしつマグマ)
玄武岩質マグマとは、玄武岩の組成をもつマグマのことです。
すべての火成岩の本源マグマと考えられ、地下100~200キロ付近で、岩石の部分溶融によって生じます。
・玄武洞 (げんぶどう)
玄武洞とは、兵庫県豊岡市,円山川下流の東岸にある洞窟のことです。
橄欖石玄武岩からなり、断面が亀甲に類似した六~八角形の柱状節理が見られます。
・研磨硬さ (けんまかたさ)
研磨硬さは、研磨硬度または琢磨硬度とも言います。
研磨とは、ある固体の表面をより硬い固体の角や表面を利用して断続的にこすることによってその表面を削ったり磨いたりして平滑にすることで、その硬さのことです。
鉱物の硬さの違いから生じた研磨面の起伏(polishing relief)による反射光路の傾きを利用します。
・研磨材 (けんまざい)
研磨材は、相手を削り研ぎ磨くのに使う硬い粒ないし粉であり、研磨剤と表記されたり研削材とも呼ばれます。
・研磨片 (けんまへん)
研磨とは、ある固体の表面をより硬い固体の角や表面を利用して断続的にこすることによってその表面を削ったり磨いたりして平滑にすることなので、片はここでは片割れや切れ片と考えます。
・原面 (げんめん)
原面とは、現地形とほぼ同義です。
・減耗控除 (げんもうこうじょ)
減耗控除とは、石油、石炭、金属などの天然資源が生産によって減少し、また消滅あるいは枯渇することです。
・現模式標本 (げんもしきひょうほん)
現模式標本とは、完模式標本またはホロタイプとも言い、生物の種や亜種名を定義する際にその材料になったオリジナルの標本です。
・原油(げんゆ)
原油は、油田から採掘したままの状態で、精製されていない石油のことで、採掘後、ガス、水分、異物などを大まかに除去したものです。
黒くて粘り気のある液体であり、様々な分子量の炭化水素の混合物が主成分です。
・原油基 (げんゆき)
原油基とは、原油の分類方法のことで、原油中に存在する炭化水素の主成分により、パラフィン基原油、ナフテン基原油(アスファルト基原油)、中間基原油(混合基原油)、芳香族基原油(特殊原油)に分類するのが一般的です。
・減率 (げんりつ)
減率とは、気温などの気象要素の高度が上がるに従って大気の気温が下がっていくの割合を言います。
・検流計 (けんりゅうけい)
検流計は、ガルバノメータとも言い、電流を検出し、測定するための機器です。
コイルを貫流する電流に応じて、指針(ポインター)が回転して偏向を作り出して円弧を通して測定量を示す電気機械変換器で、トランスデューサー(指示電気計器)のひとつです。
・剣竜類 (けんりゅうるい)
剣竜類は、ジュラ紀から初期白亜紀の草食恐竜のグループであり、主に現在北アメリカ、中国に当たる北半球で発見されています。
最初期の剣竜は中国で発見されているものの、断片的にはイングランド南部でも見つかり、地理的な起源は明らかではありません。
このグループの名のもとになったステゴサウルスはもっとも有名な剣竜です。
・検量線 (けんりょうせん)
検量線は、標準曲線(ひょうじゅんきょくせんStandard curve)とも言い、物質(あるいはさらに広く物理的影響など)の量、濃度もしくは活性などを求める定量的実験・検査で用い、あらかじめ量・活性等のわかっている標準物質と、それに対する測定データとの間の関係を示したグラフです。
一般に測定で得られたデータは目的とする量そのものではないので、データと量との対応を規定するものとして必要とされます。
例えば、吸光度その他の物理化学的性質を用いた化合物の定量分析や、生物作用による物質の活性の決定(バイオアッセイ)などに用いられます。
・原料炭 (げんりょうたん)
原料炭は、原料用炭とも言い、製鉄用のコークス、都市ガスや化学原料用のガスなどを製造する目的で使用される石炭を指し、ボイラー、加熱炉などに燃焼を目的として使用される石炭と区別して用いられている名称です。
コークス、ガスのいずれを主目的とするかで原料炭に要求される性状は異なるのですが、製鉄用の強度の大きいコークスを製造するためには強粘結炭が適しており、純炭発熱量8400kcal/kg以上、燃料比(固定炭素と揮発分との比)1.8以上の石炭がこれに相当します。
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