地質用語(46)

地質用語及び関連用語をまとめてみました。
前回に引き続き、(く)から始まる用語です。

・車石 (くるまいし)
車石は、枕状溶岩のことです。
・来馬植物群 (くるましょくぶつぐん) 
来馬植物群は、富山・新潟県に分布する三畳紀後期からジュラ紀初期の来馬層群の砂岩や泥岩の化石植物群のことです。
レチアン-ライラス型のシダ植物群やアンモナイト、貝化石を含んでいます。
・来馬層群 (くるまそうぐん)
来馬層群は、中生代三畳紀後期~ジュラ紀初期の地層で、新潟県西部から富山県東部および長野県西北部にまたがり、東西20kmにわたり分布しています。
岩種は、砂岩・泥岩から成り、長野県の小谷村の来馬は模式地として知られ、特有の植物の記載が行われたことか来馬層と命名されました。
しかし、その主体は新潟県下の犬ヶ岳が中心であり、そこでは来馬層群(厚さ10km)全層が存在しています。
・呉羽山礫層 (くれはやまれきそう) 
呉羽山礫層は、新生代第四紀更新世前期の地層で、富山平野に分布しています。
大桑層や音川層を不整合に覆っています。
富山平野に分布する呉羽山礫層の中で、平野東部のものは飛騨山脈由来の礫層のうち最も古いものです。
・黒内山橄欖岩体 (くろうちやまかんらんがんたい)
黒内山橄欖岩体は、関東山地の群馬県下仁田町南東の黒内山の主体を成す三波川変成帯の超塩基性岩体のことです。
・黒雲母(くろうんも)
黒雲母とは、雲母の一種類で、鉱物(ケイ酸塩鉱物)の一種です。
鱗状または六角板状の結晶。黒緑色ないし黒褐色のガラス状光沢があります。
火成岩・変成岩の造岩鉱物として広くみられる。
造岩鉱物の一つで、花崗岩や花崗岩質のペグマタイト、泥岩起源の接触変成岩・広域変成岩中に産し、金雲母と鉄雲母との中間組成の固溶体で、現在では独立した種とされていません。
・黒雲母片岩 (くろうんもへんがん)
黒雲母片岩は、黒雲母と石英を主成分とする結晶片岩です。
一般には泥質岩源で、白雲母と緑泥石が反応して黒雲母を生じたものです。
・黒鉱 (くろこう)
黒鉱(kuroko、black ore)とは、日本海側の鉱山で採掘される外見の黒い鉱石の総称です。
閃亜鉛鉱・方鉛鉱・黄鉄鉱・黄銅鉱・ 重晶石などの混合した黒っぽい鉱石で、多少の金・銀を含んでいます。
青森・秋田・山形・福島・ 鳥取県などの、グリーンタフが分布する地域で産し、銅などの鉱石として重要です。
・黒鉱々床 (くろこうこうしょう)
黒鉱々床は、黒鉱式鉱床とも言い、黒鉱を伴う鉱床のことです。
・黒柘榴石 (くろざくろいし)
黒柘榴石は、アンドラダイトの変種で、暗褐~黒色を呈し、化学組成にTiO2を含んでいます。
・黒沢層 (くろさわそう) 
黒沢層は、新生代第三紀後期中新世の海成層で、岩手・秋田県境に分布しています。
岩種は、細粒差砂岩で、凝灰質泥岩・砂質泥岩・粗粒砂岩・礫岩・石英安山岩凝灰岩を挟んでいます。
・黒潮 (くろしお)
黒潮とは、日本近海にある最大の海流で、北赤道海流の延長にある暖流のことです。
黒潮は、東シナ海を北上して九州と奄美大島の間のトカラ海峡から太平洋に入り、日本の南岸に沿って流れ、房総半島沖を東に流れる海流です。
・黒潮古陸 (くろしおこりく)
黒潮古陸とは、1970年代に日本の地質学者らが、古第三紀以前にフィリピン海に大陸が存在するという仮説を発表しました。
その仮説の基になったのが、オルソコーツァイト(正珪岩)で、このオルソコーツァイトは日本の基盤岩には無く、近い場所では中国などで見られます。
紀伊半島あたりのはるか沖合いにあったという説もあります。
・黒白空間群 (くろしろくうかんぐん)
黒白空間群とは、結晶学的対象の中で、逆対称を含む対称群のことです。
・黒辰砂 (くろしんしゃ)
黒辰砂は、辰砂と同質異像(化学組成が同じだが、結晶構造が異なる)の関係にある鉱物です。
黒辰砂は辰砂に伴うことが多く見られます。
黒辰砂は、辰砂と同じく水銀をとる鉱石として採掘され、条痕色は黒色となります。
・黒水晶 (くろずいしょう)
黒水晶(モリオン)は、黒色の水晶で、黒色の原因は、煙水晶と同じ放射線の影響と言われています。
そのため水晶の透明度に関わらず、見た目で黒く見えるものは黒水晶、茶色のものは煙水晶と呼ばれます。
最近はより厳密に区別するため、炭のように不透明で漆黒の水晶だけを黒水晶と呼ぶ場合もあります。
非常に大きなパワーを持つとされる石で、産出も少ない、珍しい稀少な水晶です。
また、邪気を祓う強い波動を持つと言われています。
妖気や呪いを吸収して浄化し跳ね返すため、古くは巫女が悪霊祓いなどに使用していたそうです。
人間の生命エネルギーを活性化する働きを持つと言われます。
また、思考力や直観力、霊感を高め、積極的な前向きな気持ちにしてくれると言われています。
・黒砂 (くろずな)
黒砂とは、磁鉄鉱・チタン鉄鉱・金紅石・輝石・角閃石などを多く含む黒色の砂、またそれらの集積のことで、岩手・青森県の太平洋岸などに見られます。
・黒瀬川構造帯 (くろせがわこうぞうたい)
黒瀬川構造帯は、和歌山県湯浅町から高知県越知町、愛媛県西予市城川町(旧黒瀬川村)などを通り、熊本県八代市付近に至る大構造帯のことです。
この構造帯には,日本最古の地層である古生代のシルル~デボン系、それよりさらに古い寺野変成岩、三滝火成岩(主に花崗岩)、古生代の高圧型変成岩などが蛇紋岩に伴なわれて点々と分布しています。
・黒瀬谷動物群 (くろせだにどうぶつぐん) 
黒瀬谷動物群は、富山盆地に分布する動物群のことで、新生代新第三紀中新統の浅海熱帯性動物群を産する黒瀬谷層と、化学合成生態系構成種を含む深海種で構成されています。
地球規模で暖かく、気候最良期と言われている時代で、化石のほとんども暖水種であり、深海部も暖かったことが確認されました。
・黒瀬谷累層 (くろせだにるいそう)
黒瀬谷累層は、新生代新第三紀の地層で、砺波市庄川町名ヶ原地区に分布しています。
この地層は、名ヶ原地区を含め、湯谷温泉以北、鉢伏山から雄神地区の大部分を占める山地に分布し、岩種は、砂岩、泥岩を主体としています。
・黒滝時階 (くろたきじかい) 
黒滝時階は、丹沢造山運動の激動期として認められる三褶曲時相(寄居・鋸山・黒滝)の一つで、新生代古第三紀鮮新世の変動のことです。
・黒炭マン (くろたんマン)
黒炭マンは、狭義の炭マンの一種で、肉眼では灰黒色、無光沢、細粒緻密のマンガン鉱石のことです。
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