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限りある水資源と水質汚染

私たちは井戸を掘ったり、地質を調べたりするのが仕事です。
長年この仕事をしていると、「あそこでは地下水が豊富だ」とか「ここの基盤岩は三波川帯の緑色片岩だ」とか、あらかじめ判断ができます。
そして、地下水については、「この場所では10mで出る」「30m掘っても出ない」とかの目安はわかります。
ただ、日本では少なくとも100mくらい掘れば地下水は出ると思います。
それくらい当たり前に地下水があるものと私たちは思っています。
でも、地下水だって需要と供給のバランスで成り立っているもので、日本は雨がよく降るから地下水に困らないのだと思います。
でも、地球規模で考えると地下水は限りのある資源なのです。
それは何故かというと、地球の水のほとんどが海水なのです。
だから、私たちが使える地下水や湖や河川の水を含めた地球の水資源は、なんと2.5%しかありません。
海水を飲料水にするには、かなりの時間も費用もかかります。
だから、今現在において、豊かな生活を送れるのは、日本にいる私たちだけで、いまだに飲料水にさえも恵まれていない国もたくさんあるのです。

そして、地球の水資源を考えたとき、これからあと何年先まで水資源があるとは言いきれません。
では、海水から水を得ることはできないのでしょうか?
海水から水を作ることは可能です。
しかし、地球規模で作るには、それだけのコストも時間もかかります。
では、私たち自身は、どうしたらいいのでしょうか?
それは、水質汚染を防止することなのです。
1人でも多くの方が、限りある水資源を守ることが大切なのです。

しかしながら、私たち日本人は、それを危機的に感じていないのも現状です。
私たちの国では、水はきれいです。
飲むためにつくられた飲用水はどこの国よりも1番きれいです。
しかしながら、今住んでいる地球の中では、まだまだ、きれいな水を飲めない国も多いのです。
雨が降らない場所に住んでいる人は、生活排水や工場排水などのような水を飲んでいるのです。

川や湖、海では水質汚染が進んでいます。
水質汚染の原因の60%が、家庭から出ている生活廃水なのです。
海や川の汚れの原因と言えば、ほとんどの人が、工場や事業場の排水を思い浮かべますが、法律などの規制により今ではその水質も大変良くなっています。
現在は、人口の増加や生活水準の向上により、私たちが炊事、洗濯など、毎日の生活の中で出す生活廃水が増加、この生活廃水が川や海を汚している大きな原因となっています。
水質汚染の原因は、私たちの生活に原因があるのです。
しかしながら、私たち自身は水質汚染に対して、理解している人は少ないのが現状です。

水質汚染の原因となるものとして
①一般生活廃水などによる河川の水質汚染・水質汚濁
②工業排水などによる地下水の汚染、河川の水質汚染、海洋の水質汚染
③産業廃棄物や不法投棄などやし尿による河川水質汚染
④海上での船舶から流れ出る油の流出、船舶排水による海洋の水質汚染
⑤雪や雨などといった空気中の大気汚染物質が含まれていることによる水質汚染
⑥農薬による地下水の水質汚染、河川の水質汚染
⑦原発からの放射能汚染

水質汚染の被害と影響水質汚染の影響として、代表的なのが公害です。
水質汚染による被害が起こっていたのは、水俣病・イタイイタイ病などです。
これは、水質汚染によってその汚染された水を飲んでしまったり、体内に吸収してしまうことによって影響が出てしまっている例のひとつでしょう。
多くの工場がある場所では工場排水による水質汚染の影響は高く、川や海が汚染されているのが現状なのです。
現在は、工場排水にはいろいろな規定があることから、このような被害になる可能性はあまり高くはないのですが、これから先も、何か問題が起こらないように、水質汚染するような自体にならないように注意していかなければなりません。
そして去年起こってしまった原発での放射能汚染ですが、当然水質にも悪影響を及ぼします。
これについてはこのブログで切々と述べてきました。
長年において放射能汚染を撒き散らすようだと、福島県民にとって生活廃水の比ではありません。
このように、水質汚染で、命をも脅かす危険性がある場合もあります。
そして、以前に公害を受けた被害者はいまだに苦しんでいるのです。
水質汚染の影響があるのは人間だけではなく、そこに生きる動物や植物も影響を受けているのです。
私たちが食べているものも、もしかすると水質汚染されている場所で育った可能性もあります。
地球上に生きるものすべてを守るためにも、しっかりと対策をしなければならないということになります。

水質汚染防止のためにできること水質汚染防止のために、まず私たちにできることとはどんなことなのかを確認し、生活の中で、一人一人が協力していくことによって私たちの水資源は守られます。
そして、私たちがどんなに協力しても、原発などからの不可抗力による水質汚染は防げません。
当たり前の生活をする上では公害の原因になるものを一つ一つ排除する必要があります。
昔公害の原因を作った企業はだんだん改善されてきました。
でも、東京電力などの国営とも言える巨大企業は、公害の誘因を作り上げて、それが原発の事故に繋がりました。
このままでいくと、第二、第三の福島が出来てしまいます。
まずは「原発は必要ない」と私たち一人一人が訴えることが必要なのです。
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