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暖かい地下水の利用

冬になれば水は凍ります。
これは誰しもが常識として知っています。
では、地下水は凍るのでしょうか?
これは、なかなか難しい問題だと思います。
私の見解では、浅い所の地下水は凍るけど、深い所は凍らないと思います。
つまり、寒冷地であれば、気温の影響を受けて水が凍ることがあります。
地盤の中の水が凍る深さを「凍結深度」と言っています。
この「凍結深度」は、北海道で1mが目安です。
函館市や小樽市で50cm、札幌市や留萌市、千歳市、夕張市などでは60cmで「凍結深度」はほとんどがこの深度です。
但し、北海道の中でも寒冷地である帯広市、北見市、釧路市、大空町、日高町などは1mです。
根室市、厚岸町、幕別町は1.1mで、釧路町、足寄町、陸別町、置戸町、佐呂間町、旧端野町、旧留辺蘂町の区域では1.2mです。
日本では、この1.2mが「凍結深度」としては一番深い深度だと思います。
但し、凍るのは「凍結深度」よりも浅い部分だけで、地下水そのものは凍りません。
例えて言うと、川の表面が凍っても、その下には水が流れているのと同じことです。
また、「凍結深度」は気温が影響するので、北方の土地や標高の高い土地ではより深くなります。
隣国の中国は、広いので北部は北海道よりも気温が低く、「凍結深度」も深いと予想されます。

深度10mの所から井戸水(地下水)を汲み上げる場合に、地下水は凍っていません。
でも、水が出ないときがあります。
それは、地下水が凍っているのではなく、地下水を汲み上げる配管が凍っているのだと思います。
地下水の温度は、松山では平均18℃くらいですが、北海道だと12℃だと言われています。
これは気温はもちろんのこと、地下に蓄えられている地下水脈を含む地形、地質などの影響もあると思います。
今は大雪で、北海道や青森県、新潟県、それに被災地である岩手県、宮城県、福島県の人たちは、雪対策や寒さ対策に追われていることと思います、
新潟県では、地下水が豊富で消雪パイプが普及してると聞きます。
道路の真ん中に地下水を通して1m置きに散水して雪を溶かす設備もあると聞いています。
地下水は暖かく、10度以上あるので十分雪が溶けます。
降雪があると自動的にスイッチが入り、雪がやむと止まります。
昔とは比較できないほど便利です。
但し、もっともっと温度の下がる地方には普及してません。
道路が凍結してかえって危ないからだと思います。
今年は、3mを越えるような大雪が降って、困っている地域がテレビで報道されています。
雪かきをして、水路に流しても下流のほうで詰まってしまって、思うような雪かきが出来ないでいると言っていました。
バナナで釘が打てたり、ぬれたタオルがすぐに固まってしまうような、マイナス20度を超えるような寒冷地では地下水の利用は難しいのかも知れませんが、地下の暖かい地下水がうまく利用できれば、雪を溶かすことも可能だと思います。
寒冷地の人たちが苦労して雪かきをしないですむような、なにかいいアイデアはないものなのでしょうか?
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