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貴石や半貴石の紹介③

前回に引き続き宝石および貴石や半貴石を紹介します。

・フローライト(Fluorite 蛍石 ほたるいし)
フローライトは、鉱物(ハロゲン化鉱物)の一種で、。主成分はフッ化カルシウム(CaF2)で等軸晶系です。
色は無色、または内部の不純物により黄、緑、青、紫、灰色、褐色などを帯びています。
加熱すると発光しますが、加熱する際は、割れてはじける場合があります。
また、不純物として希土類元素を含むものは、紫外線を照射すると紫色の蛍光を発します。
蛍光する蛍石はイギリスや中国で産出されたものの中から稀に見つかることがあります。
柔らかく傷が付きやすい石ですが、1つの結晶の中にいろいろな色を持つことが多く、人気があります。
古代エジプトなどでは、彫刻に使われました。
・ヘマタイト(Hematite 赤鉄鉱 せきてっこう )
ヘマタイトは、酸化鉄(III)(Fe2O3)の鉱物で、鉱石はしばしば少量の二酸化チタンを含有しています。
美的価値の高い物は宝石となり、装飾品として加工されるときには、ブラックダイヤモンドとも呼ばれています。
赤鉄鉱は地球上ではとてもありふれた鉱物で、色は黒から銀灰色、茶色から赤茶色ないし赤色です。
主要な鉄鉱石として採掘され、産状によって、鏡鉄鉱、雲母鉄鉱、腎臓状赤鉄鉱、血石、アイアンローズ、マータイト、レインボーヘマタイト、およびチタノヘマタイトと呼ばれるものがあります。
赤鉄鉱の形状はさまざまですが、どれも条痕色は赤錆色です。
「ヘマ」はギリシャ語で「血」という意味です。
結晶は、薔薇の花びらのような形をしているので、「アイアン・ローズ」と呼ばれています。
・ペリドット(Peridot かんらん石)
「かんらん石」のうちで、宝石にできる石をペリドットと呼んでいます。
カンラン石(苦土カンラン石)の変種で、屈折率が高いため、明るい緑色が映えることが特徴の宝石です。
ローマ人はその石が夜暗くなってもまだ見ることができ色が暗くならなかったので、「イブニングエメラルド」と呼び、後にペリドットは十字軍によって持ち帰られ、中世の教会の装飾に使われています。
8月の誕生石です。
・蛍石
フローライトのことです。
・マーカサイト ( Marcasite 白鉄鉱)
マーカサイトはパイライト(黄鉄鉱)と同じ成分(鉄と硫黄)で同質異像の鉱物です。
宝石になる過程で、高温で酸性の場合はパイライト、低温でアルカリ性の場合はマーカサイトになります。
マーカサイトはダイヤモンドのように強く輝きを見せてくれる為、黒ダイヤの代用品として使われてきたそうです。
マーカサイトの日本名は、白鉄鉱です。
但し、鉱物学者が言うところの白鉄鉱は、宝石の世界には登場せず、その正体は黄鉄鉱です。
・マラカイト( Malachite 孔雀石)
マラカイトは、緑色の単斜晶系の鉱物で、もっとも一般的な銅の二次鉱物です。
この緑色が「ゼニアオイ」という植物に似ていることから、ギリシャ語でこの植物を意味する「malacha」に由来してマラカイトと名付けられました。
模様が孔雀の羽を連想させるので、日本名は「孔雀石」と呼んでいます。
塊で産出されるので、濃淡の縞模様があらわれるように、研磨や彫刻をされます。
昔はマラカイトを身につけると、危険や病気から身を守る、と信じられていました。
・緑水晶(みどりすいしょう)
緑水晶は、微細な角閃石等が水晶中に含まれ、全体が緑色を呈色して見える水晶のことです。
・ムーンストーン (moonstone 月長石 げっちょうせき)
ムーンストーンは、長石類(サニディンあるいはアノーソクレース)の外観の美しいものが宝石類に分類されたものです。
ほとんどすべての火成岩中に含まれ、成分はカリウム、ナトリウム、カルシウムのアルミニウム珪酸塩で、特有の乳白色に青みがあります。
古代からムーンストーンには、悪霊を祓い、予知能力を高め、ストレスを和らげ、愛をもたらすと信じられていました。
6月の誕生石で、蟹座の守護石でもあります。
また、ムーンストーンの石言葉は「恋の予感」「純粋な恋」とされていますが、ホワイト・ムーンストーンの場合は「計画」です。
・メノウ(瑪瑙 碼碯 めのう)
メノウは、縞状の玉髄の一種で、蛋白石、石英、玉髄が層状に岩石の空洞中に沈殿してできた鉱物の変種です。
中心部にすき間を残していることがしばしばあり、まれに液体・気体がそのすき間に存在することもあります。
水晶と全く同じ石英の成分で、水晶が単結晶質で産出するのに対し、目にみえない微細な結晶の集まりである潜晶質構造のものが 「メノウ」と呼ばれています。
色は水晶のような色調がありますが、半透明で塊状として産出します。
鉱物学的には、玉髄族で、色が一様なものをカルセドニー(玉髄)、縞目を現すものをアゲートと呼んでいます。 色別に、別名を持ち、天然のものと、着色したものがあります。
ドイツ、ブラジル、チェコのボヘミア地方で多く採れ、日本では石川県、富山県、北海道などに産し、七宝のひとつに数えられています。
緑色は「グリーンアゲート」青系色は「ブルーアゲート」 赤系色は「カーネリアン」水色縞模様の「ブルーレースアゲート」 赤縞瑪瑙の「サードオニキス」など、色やまたは産出地でも名前が変わったりします。
緑色を示すものはほとんどが染色されたものです。
メノウは他にも、赤や青や紫など様々な色に染色されます。
・モーリオン モリオン(morion 黒水晶)
モーリオンは、不透明と言えるほどこげ茶から黒に色づいた水晶です。
色の濃い煙水晶との区別は、結晶構造が破壊されたもの、表面に透明感のないものなどと言われることもありますが、黒水晶と色が濃くなった煙水晶を区別する明確な定義は存在しません。
アメシストに放射線照射をして色を付ける場合が多くみられます。
・ラピスラズリ( Lapis Lazuli 瑠璃 るり)
ラピスラズリは、方ソーダ石グループの鉱物である青金石(ラズライト)を主成分とし、同グループの方ソーダ石・藍方石・黝方石など複数の鉱物が加わった類質同像の固溶体の半貴石です。
深い青色から藍色の宝石で、しばしば黄鉄鉱の粒を含んで夜空の様な輝きを持っています。
エジプト、シュメール、バビロニアなどの古代から、宝石として、また顔料ウルトラマリンの原料として珍重されてきました。
日本ではトルコ石と共に12月のほかに9月の誕生石とされています。
ラピスラズリを身につけていると凶事から身を守る、といわれています。
・ラブラドライト(Labradorite ラブラドル長石 ラブラドルちょうせき)
ラブラドライトは、曹灰長石(そうかいちょうせき)とも呼ばれる斜長石の一種です。
準貴石で、光をあてるとイリデッセンスという特有の虹色の輝きを示します。
この現象は遊色効果であり、ラブラドライトのものは特にラブラドル効果、又はラブラドレッセンスと呼ばれています。
斑れい岩、玄武岩など塩基性火成岩に含まれる斜長石は多くはラブラドライトです。
・ルチル・クオーツ(Rutilated Quartz 針水晶)
ルチルクォーツとは針状の内容物を含む水晶で、黄金色の針が放射状に入った種類のものは太陽ルチル(ルチル・ドラード)と呼ばれます。
金銭(線)入りという意味から金運アップ効果をはじめ、魔除けや恋愛運向上にも効果があるとされています。
中の結晶が、金属っぽい光沢を持っていて、見ていて飽きません。
・ルビー( Ruby 紅玉)
ルビーは、コランダム(鋼玉)の変種で、赤色が特徴的な宝石です。
コランダムの中で赤色を示すものをルビーと呼び、透明なものから不透明なものまで存在します。
当然、透明感が高く、インクルージョン(不純物やキズなど)の少ない物が高価です。
コランダムは不純物(金属イオン)の違いで色が変わり、不純物としてクロムが1%混入すると濃い赤色のルビーになります。
鉄・チタンが混入すると青色のサファイアとなり、また、クロムが0.1%しか混ざっていない薄い赤色のものを「ピンクサファイア」と呼んでいます。
クロムが5%を超えると、エメリーという灰色の工業用研磨剤になり、価値は大幅に落ちます。
世界の5大宝石にも数えられ、7月の誕生石でもあります。
石言葉は「熱情・情熱・純愛」などです。
語源はラテン語で「赤」を意味する「ルベウス」 (rubeus) に由来しています。
・レモン水晶(レモンすいしょう)
レモン水晶は、硫黄により黄色に色づいた水晶で、結晶の間に硫黄が入ったために黄色に色づいて見えるものです。
・ローズ・クオーツ(Rose Quartz 紅水晶)
ローズ・クオーツは、薄いピンク色に色づいた水晶です。
ローズクォーツのピンク色は光に敏感で退色しやすく、不純物として混入している微量のチタン、鉄、マンガンに由来するとされています。
ローズクォーツは内部に微細な金紅石(ルチル)の針状結晶をインクルージョンとして持つ場合があり、スター効果を示すものもあります。
透明なものは大変珍しく、たいていは曇りがあったりヒビがあったりします。
ロードライト・ガーネット(Rhodolite Garnet)
薔薇を意味する「ロード」という名前のついたガーネットです。
ロードライトは化学組成から分かるように、鉄礬柘榴石(アルマンダイン)と苦礬柘榴石(パイロープ)との固溶体です。
しかし含まれると鉄分とマグネシウム分との比率により、色合いが赤褐色から紫を帯びた葡萄酒色へと連続的に変化し、紫色を帯びた葡萄酒色に見えるものがロードライトと呼ばれます。
インドのオリッサ州のロードライトの例ではパイロープ成分比が80mol.%と高い場合に鮮やかな赤紫色となり、56~65%程度になると赤褐色味が強くなります。
鉄分、即ちアルマンダイン成分比が高いものはパイロープ・アルマンダインと呼ばれて、ロードライトとは呼ばれません。
中世には、薄く切って教会などの窓にはめられて使われていました。
・ロッククリスタル (Rock Crystal) 
石英のうちで無色透明の水晶を、ロッククリスタルと呼びます。
・ユナカイト(Unakite 緑簾石)
ユナカイト(ウナカイト)は、一種類の鉱物ではなく、黄緑色部はエピドート質(緑簾石)、ピンク部は長石、 白色部は石英、濃緑色部は緑泥石(クロライト)の集合からなる岩石で、花崗岩に類似しています。
このようにさまざまな石のエネルギーが合わさって、個々の石には見られない新しい側面や可能性を作りだし、物事をよい状態に戻してくれる強力なパワーそして大きなヒーリング作用がある石といわれています。
精神的に及ぼすパワーとしては精神状態を安定させ、安らぎや安心感をもたらし、心に受けた傷を癒し、恐怖心を取り除く手助けをしてくれるとともに将来への希望を抱かせると言われています。
また、持つ者の意欲を沸かせるパワーがあるそうです。
石言葉は、「恐怖心からの解放」「希望」です。
米国のノースカロライナ州のユナカ産地に産出しています。
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