FC2ブログ

世界の由紀さおりさん

音楽は万国共通とは言いますが、日本語の歌が世界で注目されたことはほとんどなかったと思います。
今から50年近く前に坂本九さんが歌った「SUKIYAKI」(日本では「上を向いて歩こう」という題名です)は、1963年に米ビルボード誌の週間ランキング1位を獲得していますが、アメリカだけです。
由紀さおりさんは、アメリカの人気ジャズ・オーケストラ「ピンク・マルティーニ」と組んで、11月2日付ジャズ・チャートで1位になっています。
それだけではなく、カナダのiTunesワールドミュージック・チャートでも1位に入り、さらに、ギリシャのIFPI総合アルバム・チャートでは4位に、シンガポールのHMVインターナショナル・チャートでは18位になったことが分かっています。
このアルバムは、今では世界22か国で順次売り出され、人気を集めています。
由紀さおりさんがデビュー当時の日本の歌謡曲を日本語で歌っているのに、アメリカやカナダのチャートでも1位になったのです。
この、ピンク・マルティーニ『1969』の曲名は、
①.ブルー・ライト・ヨコハマ(いしだあゆみ)
②.真夜中のボサ・ノバ(ヒデとロザンナ)
③.さらば夏の日 [Du soleil plein les yeux](フランシス・レイ)
④.パフ [Puff, The Magin Dragon](ピーター・ポール&マリー)
⑤.いいじゃないの幸せならば(佐良直美)
⑥.夕月(黛ジュン)
⑦.夜明けのスキャット(由紀さおり)
⑧.マシュケナダ [Mas Que Nada](日本語版:アストラッド・ジルベルト)
⑨.イズ・ザット・オール・ゼア・イズ? [Is That All There Is?](ペギー・リー)
⑩.私もあなたと泣いていい? (兼田みえ子)
⑪.わすれたいのに / 原曲[I Love How You Love Me](モコ・ビーバー・オリーブ)
⑫.季節の足音 [bonus track]
この12曲です。
このうち、フランス語で歌った「さらば夏の日」以外は、すべて日本語です。
夜明けのスキャットだけでなく、ブルー・ライト・ヨコハマ、いいじゃないの幸せならば、夕月など、私が中学生の頃に聞いた歌が入っているのにはすごく懐かしさを感じます。
歌のよさは言葉じゃないのですね。
そして、これだけ世界中の人たちを感動させた由紀さおりさんは、今更ながらすばらしい歌手だと思います。
美空ひばりさんもそうだったけど、由紀さおりさんも昔の歌は昔のまんま歌っています。
古い歌手で、昔ヒットした歌を歌うとき、くずしたりテンポを遅らせたりして歌う人がいます。
私だけでなく、ほとんどの人は、昔ヒットした歌は昔の歌い方のまんまで歌ってほしいと思っています。
なにか、全然違った歌になっているときには残念な気持ちになります。
なにはともあれ、このアルバムはまだまだ世界中に浸透するかもしれません。
その要素がたっぷり入っていると思います。
スポンサーサイト



最新記事
カテゴリ
リンク
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

月別アーカイブ
カウンター
検索フォーム
QRコード
QR