地質用語(47)

地質用語及び関連用語をまとめてみました。
前回に引き続き、(く)から始まる用語です。

・黒蝶貝 (くろちょうがい)
黒蝶貝は、ウグイスガイ科の二枚貝で、貝殻はアコヤガイに似るが大きく、殻の長さは14センチくらいです。
殻の表面は黒緑色で白斑があり、紀伊半島以南の暖海に分布しています。
真珠養殖の母貝にされ、殻は貝細工に用います。
・くろにが
くろにがとは、南九州で、可塑性のかなり強い黒色火山灰土壌を呼ぶ俗称のことです。
・くろのっぽ
くろのっぽとは、茨城・栃木県下などで、腐食性火山灰土を呼ぶ俗称のことです。
・黒菱山層 (くろびしやまそう)
黒菱山層は、来馬層群の西側に分布し、飛騨変成岩類を不整合に覆っています。
岩種は、礫岩・砂岩・頁岩から成り、炭質物・植物化石・二枚貝化石を含んでいます。
・黒姫火山 (くろひめかざん)
黒姫山は、長野県長野市信濃町にある標高2,053mの二重式成層火山です。
斑尾山、妙高山、戸隠山、飯綱山とともに北信五岳のひとつに数えられている山で、今から約17万年前ごろから火山活動を初め、4万年前ごろに現在の中央火口丘である小黒姫山(2,046m)を形成しました。
外輪山と中央火口丘の間には火口原が広がり七ツ池があり、南東方向より見た整った姿から信濃富士とも呼ばれています。
・黒富士火山 (くろふじかざん)
黒富士は、山梨県にある奥秩父山地の南西部に位置する山で、標高は1,635m、山梨百名山のひとつです。
黒富士火山は、新生代第四紀更新世前期の火山で、基盤岩は中生代白亜紀の堆積岩・花崗岩です。
近隣の茅ヶ岳、金ヶ岳、曲岳などを合わせて黒富士火山を形成し、山頂から金峰山などの奥秩父の山々や南アルプスの山々が見えます。
升形山から見ると、富士山をバックに小さい黒い富士山に見えます。
・黒ぼく土 (くろぼくど)
黒ぼく土は、主として火山灰を母材とし、良好な排水条件における母材の風化と平行して有機物が集積したことによる黒い表層をもつ土壌です。
保水性や透水性が良く、ち密度(土の硬さ)が低く、耕起が容易であることから他の土壌に比べて物理性は良好です。
土壌の化学性に関しては、活性アルミニウムを多量に含むことから土壌の有機物含量は高くなるものの、植物養分として重要なリン酸の吸着力も高い傾向にあります。
黒ぼく土は普通畑として広く利用されており、日本の普通畑の約40%は黒ぼく土が分布していますが、世界的には稀少であり、その分布は全陸域の1%未満です。
・黒松内層 (くろまつないそう)
黒松内層は、新生代新第三紀鮮新統(約500万年前から約140万年前)の海成層で、北海道西南地域に分布しています。
岩種は、シルト岩・砂岩・凝灰岩の互層から構成されています。
北海道の地質百選にも「黒松内層の大露頭」が選ばれています。
・黒マンガン鉱 (くろマンガンこう)
黒マンガン鉱は、ハウスマン鉱とも言い、正方晶系で色調は、黒・黒褐色・灰色で、金属光沢があります。
マンガンの鉱物で塊状がほとんどですが、隅角の鋭い8面体の結晶もあります。
・黒御影 (くろみかげ)
黒御影とは、斑レイ岩・閃緑岩の石材名です。
花崗岩のように粗粒完晶質ですが、長石と石英が少なく色が黒いのでこの名があります。
日本での産出は少なく、ほとんど外国(インド,南アフリカ,中南米など)からの輸入です。
・クロム雲母(クロムうんも)
クロム雲母は、フックサイトとも言い、白雲母のAlをCrが一部置換した変種です。
・黒物 (くろもの)
黒物は黒鉱のことです。
・桑原表 (くわはらひょう)
桑原表とは、海水中における音波の速度及び測深音速の計算表のことです。
・群青 (ぐんじょう)
群青とは、鮮やかな藍青色の絵の具またはその色のことで、藍銅鉱を原料として製します。
・群井 (ぐんせい)
群井とは、影響し合う範囲に複数の井戸を設置する場合に、これらの井戸群のことを言います。
・群設置 (ぐんせっち)
群設置とは、地震探査の受振系で、出力を大きくするなどの目的で、受振器を何個か設置することを言います。
・群速度 (ぐんそくど)
群速度とは、波の速度の一つで、振動数の異なる波が重なり合ってできた波のかたまりが、時間とともに形を変えながら全体として伝わっていく速さのことです。
・群帯 (ぐんたい)
群帯とは、層位学的生存期間とは関係なく、共産する化石群集で特徴づけられる地層区分のことです。
・群体 (ぐんたい)
群体とは、分裂や出芽によって生じた新しい個体が、母体を離れずに、組織内の連絡を保ちながら生活する個体群のことで、海綿動物・サンゴ・クダクラゲ・ ボルボックス・珪藻などにみられます。
・群内変異 (ぐんないへんい)
群内変異とは、交配によって生じた生物の集団、あるいは無性的に生じた生物の集団の中に見出される個体変異のことです。
・訓縫層 (くんぬいそう)
訓縫層は、新生代新第三紀中新世の海成層で、北海道西南部に分布しています。
岩種は、上部グリーンタフ層で、独特の青緑色をした凝灰岩・輝石安山岩・流紋岩・凝灰角礫岩・凝灰質砂岩等より構成されています。
・群発地震 (ぐんはつじしん)
群発地震とは、地震活動の一種で、ある一定の震源域において、断続的に地震が多発するものを言います。
・群馬鉱山 (ぐんまこうざん)
群馬鉱山は、群馬県六合村(現・中之条町)に存在した鉱山で、群馬鉄山とも呼ばれ、草津白根山の火山堆積物の上に沈殿生成された褐鉄鉱と鉄明礬石を生産していました。
・群落 (ぐんらく)
群落は、植物群落とも言い、何種類かの植物がまとまってつくる植物の集団を指している言葉です。
主に場所ごとに異なった植物群を識別することができ、そのことにより、それぞれ特有の種類組成を示して見せることができます。
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