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耶馬溪の羅漢寺にある安山岩質の火山砕屑物

耶馬溪の観光地である羅漢寺を紹介します。

羅漢寺の案内では「大化1年/645年にインドから来た法道仙人が洞窟に感動してお寺を開いた」とされています。
ここまで古いと俄かには信じがたいのですが、史実にある歴史では、延元2年(1337)に円龕昭覚がこの岩窟に16羅漢を祀ったとあります。
延元4年(1339年)には、中国から逆流建順という僧が来寺し、円龕昭覚とともに五百羅漢像を造立したと伝えられています。
標高250mの耆山南斜面は、急斜面になっています。
この厳しい岩山の中腹に位置する羅漢寺は、慶長5年(1600)から曹洞宗になった古刹で全国羅漢寺の本山と言われています。
寺域には凌雲閣、無漏窟などがあり、無漏窟には3,700余体の石仏が安置されています。
ただし、写真は撮ってはいけないことになっていました。
どうしていけないのかはわかりませんでした。
羅漢寺ふもとのリフト乗り場近くにある禅海堂は、青の洞門を完成した後に禅海和尚が起居し、安永3年(1774)に88才の生涯を閉じたところです。
堂内にある禅海和尚の墓は、香煙の絶え間無く、多くの地元の人々に慕われているそうです。
また青の洞門を掘るために使用した槌やノミ、錫杖、茶釜などの遺品も、保存、展示されています。

耶馬渓(やばけい)は、大分県北西部に位置し、日本最大の溶岩台地が山国川などに浸食されてできた峡谷で、国指定名勝となっています。
このうち、羅漢寺橋、青の洞門、羅漢寺耶馬、擲筆峰、宇曽の景などの一帯は、第四紀更新世前〜中期の耶馬溪層の分布域にあたります。
耶馬溪層は、全層が安山岩質の火山砕屑物、すなわち火口より放出された火砕流堆積物が固結してできた地層であり、その層厚は,約300m に達するそうです。
羅漢寺橋付近の基礎地盤は凝灰角礫岩で形成されており、凝灰質に包まれた礫質部分は、安山岩および溶結凝灰岩により構成されています。
岩質は極めて堅硬であり、地盤変状の兆候は認められていません。

PC290107.jpg
この安山岩礫は、全部くっついています。
最初に見た時は、安山岩だけの礫岩かと思いました。

PC290108.jpg
クローズアップ写真です。
すべて安山岩の礫です。

イメージ 9
これが撮ってはいけない、五百羅漢・地蔵など約3700体の石仏が安置されているところです。
羅漢寺のパンフレットより入手しました。
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