「地球平面説」を唱えている組織があります
まだ「地球平面説」を唱えている組織が存在しています。
地球は球体ではなく、平面かつ円盤状であるという「地球平面説」を信じ、日々普及・啓蒙活動をしている「地球平面協会(The Flat Earth Society)」という組織が存在しているそうです。
彼らの言い分として、そもそも、世界各地の古代文明において「地球平面説」は代表的な宇宙論のひとつとして広く認められていたものであり、現在主流となっている「地球球体説」は、各国政府やNASAによる捏造であるというのだそうです。
そんな地球平面協会が、近年急速にその会員数を増やしているそうです。
そして、とうとう地球が平面であることを証明するための調査隊を組織し、南極へと派遣することを決定したという衝撃的なニュースもありました。
地球平面協会の「地球平面説」の主張は次のようなものです。
・ 地球は平面、かつ円盤状である
・ 円盤の中心は北極である
・ 円盤の周囲はぐるりと氷の壁で縁取られており、これが南極である
・ 太陽と月の直径はともに51kmほどであり、約4,800km上空の天球上を24時間周期で移動している(その他の星は約5,000km上空を移動している)
・ 重力は幻覚。自由落下運動の加速度(g=9.8m/s2)は誤りであり、実際は地球がその速さで上昇している(原因は不明だが、恐らく謎の「暗黒エネルギー」によるもの)
・ 地面の下に何があるのかは不明、しかし恐らく岩で構成されている
・ 衛星写真などで見る丸い地球は、すべて加工されたもの
・ NASAや政府などの陰謀により、地球は球体と信じ込まされている
・ 南極で自由に活動できない理由は、円盤の縁から人間が落下する事故を防ぐため
・ 国連旗は、地球が平面であることを暗に示すものである
「地球儀を見たことがないのか?」と言いたいくらいなのですが、確かに飛行機から見る地球でも完全には「地球平面説」は否定できません。
宇宙飛行士に聞くしかないのですが、すべての宇宙飛行士が嘘をついていたとしたら、宇宙に行く時代がこないかぎり、これは謎だと言うことも可能にはなります。
日本では、日本書紀の第1章には大地は平面状で乾いた島々が「油のように」水に浮かんでいるという古代日本の世界観が描かれています。
それゆえ、世界が作られ始めたときには島々の素材となる土が水面を戯れる魚が漂うのと同じような仕方で漂っていたと言われていました。
昔、大地が新しかった頃には、大地は油が漂うかのように漂っていたとされています。
その頃には、あるものが地上で作られたそうですが、それは萌え上がる葦の芽のような形をしていたとされています。
古事記やアイヌの民話でも、水面を「漂う」大地という「地球平面説」がみられていました。
日本には16世紀後半まで地球という概念が存在しなかったそうです。
宣教師フランシスコ・ザビエルはその報告において、日本人が地球が球体であったという事を知らなかったと報告しています。
その後マテオ・リッチの坤輿万国全図が伝わり、南蛮図屏風などで円形の地球が描かれるようになりました。
しかし近世儒学の祖の一人林羅山は儒教的な秩序論により、この説に反対していたそうです。
羅山は宣教師ハビアンとの対談において、「万物にはすべて上下がある」とした上で、地球が球体であるというのは儒教の渾天説の世界観を模したものであると非難したそうです。
また従来の須弥山的世界観を持つ仏教者の中からも「地球球体説」に対する反発が起きていたそうです。
こんな「地球平面説」ですが、去年の1月には、地球平面協会は、南極に調査隊を派遣することで、地球の周囲が(落下を防ぐために)氷の壁で縁取られていることを科学的に証明しようとしていました。
地球平面協会が、満を持して立ち上げた南極探査プログラムは、「コペルニクス・プロジェクト ― 地球平面調査」というのだそうです。
公式フェイスブックによれば、彼らは25~50トン級の調査船に乗り込み南極へと向かい、高高度気球を飛ばして地球が“氷の縁”で囲まれている証拠を掴みたいとしています。
びっくりするような試みに聞こえますが、この地球平面協会は決して“おかしな人々”の集団ではないそうです。
彼らが何よりも問題視するのは、「事実(とされるもの)」と「実感」が合致しない点であり、「Zetetic(真理を究明する)メソッド」という現代科学に疑問を呈する立場から、常識を打破しようと試みる“現代科学への挑戦者”だそうです。
日本ではまったく報じられなかったのですが、彼らのチャレンジにはその当時のオバマ大統領やトランプ次期大統領、さらに「ワシントン・ポスト」紙をはじめとする数々の大手メディアまでもが並々ならぬ関心を寄せているという事実がありました。
もう1年以上経過したのですが、その結果はネットを調べてもどこにもありません。
結果だけでも知りたいものです。

この想像図ってどうなの?
地球は球体ではなく、平面かつ円盤状であるという「地球平面説」を信じ、日々普及・啓蒙活動をしている「地球平面協会(The Flat Earth Society)」という組織が存在しているそうです。
彼らの言い分として、そもそも、世界各地の古代文明において「地球平面説」は代表的な宇宙論のひとつとして広く認められていたものであり、現在主流となっている「地球球体説」は、各国政府やNASAによる捏造であるというのだそうです。
そんな地球平面協会が、近年急速にその会員数を増やしているそうです。
そして、とうとう地球が平面であることを証明するための調査隊を組織し、南極へと派遣することを決定したという衝撃的なニュースもありました。
地球平面協会の「地球平面説」の主張は次のようなものです。
・ 地球は平面、かつ円盤状である
・ 円盤の中心は北極である
・ 円盤の周囲はぐるりと氷の壁で縁取られており、これが南極である
・ 太陽と月の直径はともに51kmほどであり、約4,800km上空の天球上を24時間周期で移動している(その他の星は約5,000km上空を移動している)
・ 重力は幻覚。自由落下運動の加速度(g=9.8m/s2)は誤りであり、実際は地球がその速さで上昇している(原因は不明だが、恐らく謎の「暗黒エネルギー」によるもの)
・ 地面の下に何があるのかは不明、しかし恐らく岩で構成されている
・ 衛星写真などで見る丸い地球は、すべて加工されたもの
・ NASAや政府などの陰謀により、地球は球体と信じ込まされている
・ 南極で自由に活動できない理由は、円盤の縁から人間が落下する事故を防ぐため
・ 国連旗は、地球が平面であることを暗に示すものである
「地球儀を見たことがないのか?」と言いたいくらいなのですが、確かに飛行機から見る地球でも完全には「地球平面説」は否定できません。
宇宙飛行士に聞くしかないのですが、すべての宇宙飛行士が嘘をついていたとしたら、宇宙に行く時代がこないかぎり、これは謎だと言うことも可能にはなります。
日本では、日本書紀の第1章には大地は平面状で乾いた島々が「油のように」水に浮かんでいるという古代日本の世界観が描かれています。
それゆえ、世界が作られ始めたときには島々の素材となる土が水面を戯れる魚が漂うのと同じような仕方で漂っていたと言われていました。
昔、大地が新しかった頃には、大地は油が漂うかのように漂っていたとされています。
その頃には、あるものが地上で作られたそうですが、それは萌え上がる葦の芽のような形をしていたとされています。
古事記やアイヌの民話でも、水面を「漂う」大地という「地球平面説」がみられていました。
日本には16世紀後半まで地球という概念が存在しなかったそうです。
宣教師フランシスコ・ザビエルはその報告において、日本人が地球が球体であったという事を知らなかったと報告しています。
その後マテオ・リッチの坤輿万国全図が伝わり、南蛮図屏風などで円形の地球が描かれるようになりました。
しかし近世儒学の祖の一人林羅山は儒教的な秩序論により、この説に反対していたそうです。
羅山は宣教師ハビアンとの対談において、「万物にはすべて上下がある」とした上で、地球が球体であるというのは儒教の渾天説の世界観を模したものであると非難したそうです。
また従来の須弥山的世界観を持つ仏教者の中からも「地球球体説」に対する反発が起きていたそうです。
こんな「地球平面説」ですが、去年の1月には、地球平面協会は、南極に調査隊を派遣することで、地球の周囲が(落下を防ぐために)氷の壁で縁取られていることを科学的に証明しようとしていました。
地球平面協会が、満を持して立ち上げた南極探査プログラムは、「コペルニクス・プロジェクト ― 地球平面調査」というのだそうです。
公式フェイスブックによれば、彼らは25~50トン級の調査船に乗り込み南極へと向かい、高高度気球を飛ばして地球が“氷の縁”で囲まれている証拠を掴みたいとしています。
びっくりするような試みに聞こえますが、この地球平面協会は決して“おかしな人々”の集団ではないそうです。
彼らが何よりも問題視するのは、「事実(とされるもの)」と「実感」が合致しない点であり、「Zetetic(真理を究明する)メソッド」という現代科学に疑問を呈する立場から、常識を打破しようと試みる“現代科学への挑戦者”だそうです。
日本ではまったく報じられなかったのですが、彼らのチャレンジにはその当時のオバマ大統領やトランプ次期大統領、さらに「ワシントン・ポスト」紙をはじめとする数々の大手メディアまでもが並々ならぬ関心を寄せているという事実がありました。
もう1年以上経過したのですが、その結果はネットを調べてもどこにもありません。
結果だけでも知りたいものです。

この想像図ってどうなの?
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