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中国黄山の「歩仙橋」

中国の黄山に、「歩仙橋」と呼ばれるおもしろい橋があります。

黄山は、中国は上海から500キロほどの安徽省南部に広がる、72峰をまとめた地域です。
この連峰の景観は実に壮大で、1990年には世界遺産に登録されています。
黄山の印象は、大きな一つの山を富士山のように登っていくような印象ですが、実際は、その大小さまざまな峰を超えたり、その合間の谷を歩いたりしていきます。
その景観は、明の地理学者、除霞客が、
「五岳より帰りて山を見ることなし、黄山より帰り来たりて岳を見ることなし。」
と言っています。
この意味として、
「黄山に登ってしまったら、他の山なんてもう眼中に入らない。」
ことだそうです。

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西海大峡谷です。
石と石の間をくり貫いて橋を造っています。
この写真だけをみると、特に驚きもないのですが、この橋から下を見下ろすとものすごい高さの所だとわかります。

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この岩と岩の間にかかった橋は「歩仙橋」と言うそうです。
名前の通り仙人達が行き来する橋だという言い伝えがあります。

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くり貫いた遊歩道で、写真の奥に「歩仙橋」が見えます。
この写真だけだと少しも怖くはありません。
ただ、石の手摺は膝くらいの高さしかないそうです。

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「歩仙橋」から見下ろしています。
地面まで、100m以上はあると思います。
せめて手摺だけでももっと高くしてほしいですね。
中国らしいと言えばらしいのですが。
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