STAP細胞について

世の中には、次から次とすごい研究をしている人がいるものです。

「iPS細胞」でノーベル賞を受賞した京都大の山中伸弥教授もすごいと思いましたが、今回は理研発生・再生科学総合研究センター(神戸市)の、ユニットリーダーである30歳の小保方晴子(おぼかたはるこ)さんの「STAP(スタップ)細胞」です。

STAPとは「刺激惹起(じゃっき)性多能性獲得(Stimulus―Triggered Acquisition of Pluripotency)」の略称だそうですが、弱酸性の刺激を与えるだけの簡単な方法で、あらゆる細胞に分化できる「万能細胞」を作製することが可能だそうです。
以前にも、さまざまな種類の細胞になるいわゆる「万能細胞」は、再生医療や治療薬の開発に役立つとして、これまでも「ES細胞」や「iPS細胞」が開発されてきました。
ところが、「ES細胞」は受精卵を壊して作るため倫理的な問題があり、「iPS細胞」は遺伝子を入れて作ることなどから、がんになるおそれがあるのではないかと指摘されていました。
これに対し、「STAP細胞」は、体の細胞を使ったうえで遺伝子を入れるなどの操作をせずに外部からの刺激だけで作れることから、がんになるおそれが低いとみられています。
また、「iPS細胞」は、作るのに2週間から3週間かかりますが、「STAP細胞」は1週間ほどで効率よく作れるそうです。
さらに、「iPS細胞」や「ES細胞」では作ることができなかった胎盤を作れることから、「STAP細胞」はさまざまな細胞を作る能力も高いとみられています。
一方で、課題もあります。
ヒトの細胞でもできるかどうかはまだ分かっていませんが、例えば、地雷で手足が切断された人が復元できたり、皺だらけになった顔が若返ったりするのさえ可能な時代が来るかも知れません。
人は、年をとったら徐々に若いころみたいに走れなかったりします。
そして、90歳前後で老衰で亡くなっていくのが世の常ですが、「STAP細胞」により、お金さえ積めばいつまでも若く長生きできる時代が来るかも知れません。
自然の流れには逆行するので、「生者必滅」という四字熟語に対して、これが良いのか悪いのかはわかりませんが、少なくともまず不可能と思われていることが可能になることは、私たちにとっては望んでいることだと思います。
早く活用できることを願っています。
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