ロシアで膨大な衝突ダイヤモンド

ロシアにポピガイ・クレーターがあります。

ポピガイ・クレーター (英: Popigai crater、露: Попигай )はロシアのクラスノヤルスク地方 (旧タイミル自治管区) にある、直径約100 kmの衝突クレーターです。
クレーターの一部はサハ共和国のアナバル地域にまで及んでいます。
地球上の衝突クレーターの中で、カナダ・ケベック州コート・ノール地域にあるマニクアガン・クレーターとともに世界で第4位の大きさですが、ユーラシア大陸にある衝突クレーターとしては最大です。
このポピガイ・クレーターですが、約3,500万年前の新生代始新世後期に、直径数kmの小惑星が衝突したことにより形成されたと言われています。
アメリカ合衆国東海岸で近年発見されたチェサピーク湾クレーター (直径約90 km) と形成の地質年代が近いことが明らかになっており、2つの天体衝突の関連性や、相次いだ巨大衝突が始新世から漸新世への生物相の移行に与えた影響について、各方面から研究が進められてるところです。

このポピガイ・クレーターですが、クレーターとしてではなく、膨大な衝突ダイヤモンドを有することで有名だそうです。
これは、35Gaを超える衝撃圧が、衝突点から半径13.6km以内の地中のグラファイトを部分的にダイアモンドへと変えたと考えられています。
ダイアモンドは、通常直径0.5~2mmで、中には10mmになる標本もあります。
無色であることは稀で、ほとんどは黄色、灰色、または黒色です。
衝突ダイアモンドはグラファイトのマルテンサイト固様変態から生じ、他の産地におけるキンバーライト中に存在するダイアモンドと違った特徴を持っています。
電子顕微鏡で観察するとグラファイトの残存を含む多結晶性の集積物であることがわかります。
ダイアモンドは元のグラファイト粒のテーブル状の形を受け継いでいるだけでなく、結晶の微細なすじも保存しています。

2012年9月17日のイギリス『デイリー・メール』の報道では、ポピガイ・クレーターのダイヤモンド鉱脈は、東シベリア地域にある直径100km以上の隕石クレーターにあり、埋蔵量は1万億カラット以上、世界宝石市場の3000年分のニーズを満足できるそうです。
これは、ダイヤモンドの埋蔵量は全世界総量の10倍に相当するそうで、ロシアがこの発見を今まで隠していたのは、ダイヤモンドの価格が暴落して自国のダイヤモンド業の利益を損なわないようにするためだそうです。
ロシア科学アカデミーシベリア支部地質学・鉱物学研究所では、衝突ダイヤモンドは独特の表面やもっと大きな体積があり、より高い価値があるそうです。
ロシアのダイヤの生産量は2007年にピークに達して、13.5億ドルだったそうです。
98%のダイヤはベルギー、イスラエル、米国、東南アジアに輸出され、経済危機の影響で、ダイヤの生産高は2009年を底に下落し、生産額はわずか3.5億ドルだったそうですが、今後は世界経済の復活とともにポピガイ・クレーターの衝突ダイヤモンドの需要が多くなっていくことでしょう。






















空中からのポピガイ・クレーターの様子です。
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