放射線量の把握について

東京・世田谷区のスーパーの敷地などから、また高い放射線量が検出されました。
前の世田谷区弦巻の区道での件もあり、福島原発関連の放射能でないことは明らかですが、これで、逆に、全国津々浦々にこのような放射能物質がある可能性も考えられると思いました。

(1)高い放射線量の原因について
世田谷区弦巻の場合は、区道に隣接する住宅の床下にあった「ラジウム226」の瓶が原因とのことでした。
スーパー敷地には昭和30年から48年にかけ、農業系の短大があり、研究施設や寮などがあったとされ、農業の実験室があった所みたいなので、専門家からは、工業系、農業系で使用されていた可能性がある物質として、この高い放射線量の原因は、「ユウロピウム152」ではないかという可能性が指摘されています。
また、農業生物資源研究所によると、昭和30年代には種苗や樹木にガンマ線を照射し、突然変異による品種改良を図る「放射線育種」と呼ばれる実験が盛んだったそうで、バイオ技術の発展とともに衰退したのですが、当時は各大学の研究施設にガンマ線照射室を設置、「コバルト60」などの放射性物質を扱うことが多かったとも言われています。
その一方、短大が取り壊されたあとはしばらく空地で、住民の話では「不法投棄がものすごくあった」と言われているため、外部からの投棄説も有力なようです。
いずれにせよ、掘ってみればわかると思います。

(2)放射線量を把握しよう
東京に住んでいる人の中には、やはり放射能の事が気になって、放射線量を測定する機器を購入された人も多いと思います。
実際に放射線量を測定し、区に通報したのは、近くに住む市民団体のメンバーの男性です。
別の住民から「スーパー周辺が高い」と聞き、13万円もする自前の高精度線量計で測定したそうです。
世田谷区は、原発事故の影響を懸念するファミリー層も多く住み、線量計を持ち歩く子育て中の主婦らもおり、行政が監視しきれない「ホットスポット」が次々と見つかっています。
10月12日に、民家の床下からラジウム入りの瓶が見つかったのも「路上の放射線量が高い」という区民の通報がきっかけでした。
今回の原因が、もし、放射性廃棄物のずさんな処理だったとしたら、それは日本中で行われていたのだと思います。
現在は、放射線源が厳重に管理されており、最近では埋めることとはないと思いますが、過去には医療施設の跡地から放射線源が見つかったこともあります。
原発の事故をきっかけに、関東圏では、忘れ去られていた放射能物質が今後も見つかっていく可能性があると思います。
西日本の人達は、自前の高精度線量計などは持っていないので、測定する手立てはありません。
日本中の国民は、どこに住んでいても放射線量は気になっていると思います。
役所が発注してでも、放射線量を把握する調査は今後は必要だと思います。
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