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原発の地下水汚染には集水井を

今朝のブログで、「地中連続壁と地下水」と題して、放射能の汚染水が海へ流入するのを防ぐのが目的で、地中連続壁を造ると政府が発表したことについて、いろいろ書きました。

(1)地中連続壁(政府案)
夕方のニュースでは、1号機~4号機の建物の周りを囲むような、深さ15m程度の地中連続壁を考えているみたいです。
そして、中、長期的な施工を考えていると言っていました。
つまり、原子炉が安定し、いわゆる収束してからの施工になるみたいで、それにはまだ早くて10ヶ月はかかりそうです。
収束してからになると、確かに地下水汚染は深刻な問題になってきます。
でも、10ヶ月も何の対策も立てずに放っておくとなると、今の現状では(原子炉を冷やすために注水作業を繰り返し行っている)放射能汚染された水は、どこからか海へと流れてしまっています。
その後で建物の周りを囲むような地中連続壁を施工したところであまり意味のない止水壁になると思います。

(2)集水井(私案)
どうせ何らかの対策を立てるのなら1号機~4号機の建物と海との間に深さ15m程度の集水井(ライナープレートなどで直径3m以上の井戸)を掘るほうが効果的だと思います。
深さ15mとしたのは、地層の遮水層が15mくらい(政府案の15mに合わせる)だと思うからです。
そして、一つの原子炉に1基として4基掘ったとしても地中連続壁の何十分の1程度の施工費で済むと思います。
それだけでなく、
①地層による放射能汚染の把握
15mも掘れば、何層かの地層に分かれていると思います。
・どの地層に地下水があるのか?
・どの深度の地下水が汚染されているのか?
・どの原子炉付近の地下水がより汚染されているのか?
が明確にわかります。
このデータにより、地下水汚染の把握が出来、浄化対策がたてられます。
②水質の浄化
浄化対策により、集水井の中のどの深度の水がどの程度の放射能汚染があるかを調べ、放射能汚染があれば、その地下水を洗浄し、汲み上げることにより水質の浄化が図れます。
③地下水のメンテナンス
原子炉付近の放射能汚染水を浄化した後でも、河川や大気や土壌の汚染により、地下水脈として長い年月が経過したあとに汚染水が検出される可能性があります。
こうした汚染水の把握としては、集水井内に観測ポイントを設け、定期的に観測することにより、中、長期的な、原発付近の地下水の放射能量を把握できます。

地下水は無理やり狭いところに閉じ込めるのではなく、洗浄したり汲み上げたりして浄化する方がいい結果になると思います。
もし対策工事をするのなら集水井がベストだと思います。

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