霧島山の噴火(続編)

霧島連山・新燃岳(しんもえだけ)の噴火活動が再び活発化しています。
火口内の溶岩ドームが崩壊して火砕流が起きる恐れが高まったとして、宮崎県側で火口に最も近い高原町(たかはるちょう)は1月30日午後11時50分、町民約507世帯1134人に避難勧告を出し、31日午前10時半現在、219人が避難しています。 避難勧告の対象は、同町の南狭野(さの)、北狭野、花堂(はなどう)の3区です。

政府は首相官邸の危機管理センターに情報管理室を設置しました。
気象庁は31日午前1時35分、火口周辺の入山規制の範囲を半径2キロ内から3キロ内に引き上げました。
ただし、噴火警戒レベルは今は「3」のままです。
噴火警戒レベルの引き上げを待たずに避難勧告に踏み切った高原町の対応について、鹿児島地方気象台は「そこまでのレベルではない」と指摘しましたが、日高町長は「住民は自主避難を繰り返していた。安全のため、一時帰宅はごく短時間にしてほしい」と強調しています。
今後の対応は「慎重に推移を見守る」と話しました。
周辺自治体も警戒を強め、高原町に隣接する宮崎県小林市は警戒レベルが「4」に引き上げられた場合は避難勧告を検討することを確認しました。
えびの市は同じ霧島連山の韓国岳(からくにだけ)(1700メートル)を当分の間登山禁止と決めました。

気象庁によると、新燃岳は31日未明-午前も小規模な噴火を続け、小規模な火山性地震が頻発しています。
赤熱マグマが噴煙や雲に映る火映現象も引き続き確認されました。
同日午前9時現在で、噴煙は火口上空500メートルまで上昇しました。
上空では北西17メートルの強い風が吹いており、宮崎県南部の宮崎市、日南市、串間市などと、鹿児島県東部の志布志市、曽於市など広い範囲に火山灰が降りました。

下の写真は新燃岳の火口をふさぐように溶岩ドームが大きく盛り上がった状況です。
以前から各市町村で噴火のハザードマップも作られています。
もし火砕流になった場合には、この流れる方向の住民の人達は夜も寝られなくなりますね。
大事にならないように祈るばかりです。

写真:新燃岳の火口をふさぐように溶岩ドームが大きく盛り上がっていた(火口内の黒い部分)=31日午後0時6分、宮崎・鹿児島県境、朝日新聞社ヘリから、金川雄策撮影
新燃岳の火口をふさぐように溶岩ドームが大きく盛り上がっていました(火口内の黒い部分)。
1月31日午後0時6分に撮影しています。


霧島山の火砕流の方向を示しているハザードマップです。
掲載ページ : http://www.gsj.jp/database/vhazard/hm_ki...


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