上総掘りについて

「上総掘り」って知っていますか?
「かずさぼり」と読みます。
ボーリング機械の発達した日本では現在でこの工法で掘っている井戸はないと思います。

掘り始めはこの名前にもある千葉県上総地方の人が発案したとされています。
この工法は、10mくらいの櫓を組んで、円形に近いような多角形の大きい木製の踏み車を作り、この上に竹か杉の丸太を束ねたもの(はねぎと言うそうです)を設けます。
このはねぎに掘削用の鉄管(ホリテッカンと呼ばれ鉄管の中は空洞で先にノミをつけたもの)を装着し、操作はすべて尽力です。
木製の踏み車の中に人が入ってはねぎの弾力を利用して掘削する方法です。
インターネットのビデオで造り方や掘り方を実践していましたが、こんなやり方はとても出来るものではないですね。
ボーリング機械のまだ普及していなかった明治の初期から30年頃にかけてはこの工法が主流だったみたいです。

でも、このような引き上げては落とし、また引き上げては落としの繰り返しは、現在でも使われているパーカッション工法の原型ですね。
人力で木製の踏み車を動かすのがエンジンとモーターに変わっただけです。(でもこれはとても大きい)
それにしても人力掘削の上総掘りで100m以上も掘ったことを考えると昔の人は忍耐強いと思いました。

上総掘りをもっと詳しく知りたい方はこのホームページを参考にしてください。
http://www.fureai.or.jp/~2neo/takashin/new_page11.htm
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