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香川県の水事情について

香川県の水事情について調べてみました。

香川県は、四国の北東部に位置し、南は讃岐山地を埠として徳島県に接し、北は瀬戸内海に面しています。
山地の面積は、全面積の2/3を占め、平野は讃岐山地に源を発する香東川・土器川・財田川の流域に拡がっているにすぎません。
そして讃岐山地の兆縁に沿うては、明瞭な段丘があり、平野はこれらの河川によって形成された典型的な扇状地です。
讃岐山地南半の地質は、和泉砂岩層で代表される中生層で、北半は花崗岩類です。
また平野内に点在する山岳は花崗岩類と、それを覆う安山岩類とで構成されています。
段丘は洪積世の河岸段丘と考えられ、礫・砂・粘土で構成されています。
香川県の平野部における年降雨量は、1,200mm程度で、そして蒸発量もそれに近い値を示しています。
一方河川の流域面積は、いずれも 200km2未満であって、流路延長30km程度で瀬戸内海に注いでいます。
さらに山地の集水面積が少なく、平野部の河川勾配が香東川の1/130をはじめ、綾川の1/350といずれも急な流れです。
このよ』うな自然環境のために、河川の流量が不安定であり、渇水量がきわめて少なくなっています。
したがって平野部における河床は、雨季あるいは台風時を除いては水無し河原となっています。
このように表流流量が乏しいために、沖積地に拓けた水田のかんがい用水は、常時困った状態で、土器川・の上流を堰止めた満濃池をはじめ大小さまざまの溜池が、古くからかんがい用水の主水源となっています。
これらの溜池は、水稲かんがいのために放流し、冬季に入ると貯水をはじめるので、降雨量が冬季最少となるのと相まって、地下水量は夏季に最多、冬季に最少となります。
またこのような自然的環境から、かんがい用水の水利権がきわめて優勢で、伏流南るいは地下水を水源とする上水道用水、工業用水などは、その取水に著しく制約をうけています。
そしてその取水は、冬に最悪の条件下におかれるようになっています。
なお当地域におけるおもな用水型工業は、繊維工業・化学工業・パルプ製紙加工品工業などであって、高松地区ではパルプ製紙加土晶工業、坂出・丸亀および観音寺・詑間地区では,繊維・化学工業が代表的な工業となっています。
通商産業省昭和33年度の工業用水統計表によると、香川県の工業用水使用量は364,042m3/dayで、全国の第29位にあり、うち淡水の使用量は96,003m3/dayで全国の第42位にあったそうです。
このように工業用水の水源は、淡水よりも海水に依存しており,また淡水の水源はモの大半が地下水となっているようです。
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渇水対策としての、緊急水源の利用について

渇水対策として、緊急水源の利用や、また利用にあたっての一般的留意事項を調べてみました。

1.地下水の利用
①緊急水源の利用
・遊休井戸がある場合はその活用
・新幹線沿線でのトンネル湧水の活用
・浄水場や断水地区の近くなどでの深井戸の新設
等による利用方法があります。
②一般的留意事項
環境問題、水質等に配慮し、かつ揚水ポンプ、受電設備の設置、連絡管の布設に要する工期などについて十分な検討を行い、適切に対処することが必要となります。

2. 隣接水道事業体、水道用水供給事業体からの受水
①緊急水源の利用
隣接する水道事業体、水道用水供給事業体に余裕があるとき、緊急的な応援給水を要請する方法があります。
②一般的留意事項
連絡管があればそれを利用し、連絡管がなければ緊急的に配管する必要があります。
なお、応援給水について、事業体間で協議がまとまらないときは、知事にその調整を要請することも必要となります。

3.他種水利の一時転用
①緊急水源の利用
農業用水、工業用水、発電用水(揚水式発電における貯水)などで一時転用の可能なものがあれば、都道府県主管部局と相談のうえ、これら利水者の理解と協力のもとに、緊急的に利用する方法があります。
②一般的留意事項
渇水時には、どの利水者も水量の確保に努力しているときであり、他種水利の一時転用は難しい場合が多いと思います。
したがって、渇水調整協議会等や都道府県渇水対策本部を通じ、あるいは都道府県主管部局の協力を得て、関係利水者に対して、水道への協力態勢をとるように強く要請することが必要となります。
また、他種水利の一時転用に当たっては、補償を求められることもあることに留意しておく必要があります。

4.その他
①緊急水源の利用
自己水源として貯水池を持つ場合には、
・底水の取水
・しゅんせつ
また、
・近隣小河川からの取水
・河川のしゅんせつ
・民間井戸の借り上げ
等の方法があります。
②一般的留意事項
あらゆる施策を講じて、原水の不足を補い、渇水の影響緩和に努めることが必要となります。

このような内容は、社団法人 日本水道協会「渇水対策指針(昭和59 年7 月)」にも明記しています。

松山では「渇水」が深刻になりそうです

日本全国で、ほとんどの地方が梅雨明けをしました。
そして、次にやってくるのが暑い夏です。
そして、もっと深刻なのが「渇水」です。

今年の梅雨は、梅雨らしい長雨がほとんど降っていません。
石手川ダムの貯水率は、今日が82.2%です。
梅雨の季節には100%が当たり前なのに、今日でも満杯ではありません。
7月の降水量は、20日までで84.5mmです。
1日に20mm程度降った日もありますが、だいたいは少し降っても蒸発の方が多いのが現状です。
関東地方でも深刻だそうですが、今年の夏は「渇水対策」を覚悟する必要があるようです。

梅雨なのに、雨が降らない松山市

この2~3日、ずいぶんと暑くなってきました。

我が家では、先週クーラーが壊れて、6/30に交換に来てくれたのですが、室外機に繋がる穴が合わなくてクーラーの交換が今日になってしまいました。
したがって、昨日の夜は、大変暑苦しい夜になりました。
それにしても松山市は、6/7に梅雨に入った日が38mm、6/11に10mm、6/20~21で25.5mm、6/24に52.5mm、6/25~30に52mmで、合計178mmしか雨が降っていません。
福岡県や山口県、広島県などは洪水になるほど雨が降っています。
隣の高知県も雨はよく降っています。
降っていないのは松山市と、隣の香川県くらいのものです。

松山市の主な水資源は、重信川からの地下水(井戸水)と石手川ダムで50%ずつです。
重信川は、少雨が続くと著しく水位が低下してとても不安のある水資源です。
石手川ダムは、昭和30年当時に人口37万人を予測して建設され:ましたが、現在の松山市の人口は50万人を超えていて、全然足りていないのが現状です。
そして、今日の石手川ダムの貯水率は83.1%です。
梅雨の真っ最中なので、貯水率が100%なのは当たり前だと思うのですが、今年は下がっています。
梅雨明けは、例年だと7/18日頃の予定ですが、梅雨時に渇水対策を考えないといけないのは本当に異常です。
南シナ海の方で台風第3号が発生しました。
「台風第3号が、4日には四国地方にかなり接近するため、愛媛県では強風、高波、大雨のおそれがあります。」との注意報が発令していますが、まず間違いなく松山には来ないでしょう。
ここ数年の台風は、松山を避けています。
これは、災害に関してはとても恵まれてはいますが、常に渇水と隣り合わせです。
少なくとも、今年に関しては断水は避けられないことと思います。

西日本は大雨だけど、関東は渇水

西日本では、最近は大気の状態が非常に不安定となっています。
3日前には、西日本の各地で猛烈な雨が降りました。
和歌山県白浜町では、この地点の観測史上最多となる1時間雨量97・5mmを記録しました。
レーダー解析では白浜町付近で約120mm、同県田辺市田辺付近で約110mmの雨が降ったとみられ、同庁はいずれも数年に1度の大雨とみて「記録的短時間大雨情報」を発表していました。

こんな中、利根川水系では渇水との事です。
7月8日時点での状況なので、ここ2~3日の西日本のような豪雨があれば、もう渇水は解除しているのかも知れませんが、関東の水がめ貯水率が、過去最低となっているようです。
首都圏の水がめである利根川水系の8つのダムの貯水率を見てみると、平年のこの時期と比べて、8日は軒並みダウンしています。
西日本に大雨が降ったまさにその日に、関東では雨は降ってなかったようです。
矢木沢ダムにいたっては貯水率は23%となり、依然、低い状態です。
約20日前の6月16日に、利根川水系のダムの合計貯水率が38%と、過去最低を記録しました。
これを受けて、首都圏の1都5県で、10%の取水制限が始まりました。
千葉市美浜区の稲毛海浜公園プールでは、6月16日のオープンに向けて、準備を進めていたのですが、7月15日に延期したそうです。
もうすぐ7月15日になりますが、水がめである関東北部で、まとまった雨は期待できない予想となっているそうです。
このまま水不足が深刻化し、取水制限が現在の10%から20%や30%に引き上げられた場合、生活にどのような影響があるでしょうか?
1994年の大渇水の時には、渇水が深刻だった香川県では、断水も行われました。
愛媛県の松山市でも、過去には時間断水はよくありました。
食器を洗うのにも、ペットボトルの水を使用したり、給食は、牛乳だけになったり、レストランでは、節水するため、紙コップが使われたりしました。
これと同じような事態が、首都圏でも起こり得るかも知れません。

近年の渇水の状況として、利根川では、昭和47年から平成24年の間に概ね3年に1回の割合にあたる14回の渇水が発生しています。
渇水時の取水制限は1か月以上の長期にわたることもあり、社会生活、経済活動等に大きな影響を与えています。
特に、昭和62年、平成6年、平成8年の渇水では、取水制限が最大30%に至ったそうです。
昭和62年は、冬期の少雪と4月、6月の少雨の影響により、広範囲にわたって渇水になりました。
利根川では、最大30%の取水制限(30%の取水制限期間は14日間)となり、1都5県で一時断水や受水企業の操業時間短縮等の影響が生じています。
また、農業用水は番水等水管理に要する労力、費用の増加や作物の植え付けが出来ない等の事態が生じました。
平成6年は、夏期に猛暑と少雨の影響により、利根川では、最大30%の取水制限(30%の取水制限期間は6日間)となり、水道用水では高台で水の出が悪くなることや、赤水が出る等の被害が起き、給水活動が行われました。
平成8年は、冬期、夏期の2度の渇水に見舞われ、冬期渇水では10%の取水制限が76日間、夏期の渇水では最大30%の取水制限が実施され、取水制限期間は41日間(30%の取水制限期間は6日間)となりました。

今年の渇水の一因は、冬場の積雪が少なかったためだと言われています。
春先に雪どけ水を作ってくれるはずの雨も少なかったそうです。
ここ数日は雨が降る日もあるが、国交省によると、1日程度雨が降ったくらいではダム周辺にある森林の土壌が吸収してしまうなど、改善効果は薄いそうです。
8ダムからの放水量は、多い時で1日約1000万トンに及ぶそうで、例えば、梅雨前線がダムのある地域に停滞し、数日間だらだらと雨を降らせるくらいでないと効果は見込めないそうです。

東京都は、都民1人1日あたり10リットル(4人家族で40リットル)の節水を呼びかけているそうです。
これは、1人1日あたりの使用量約220リットルの約5%弱に相当します。
都はシャワーをこまめに止める、台所では食器の汚れをふきとって洗う、などの節水方法を提案しています。
水を出しっぱなしにすると1分間で12リットルが流れるので、たとえばシャワーの出しっぱなしの時間を1分短縮すれば達成できる計算になるそうです。

松山では、昔から水不足に悩まされてきました。
今年は、今のところ大丈夫なようですが、とても人ごととは思えません。
以前から家庭でできる簡単節水として、松山市民が心がけていることとして、
①洗濯
・風呂の残り湯は洗濯に利用しましょう。
 まだ温かい風呂の残り湯を利用すれば、冷たい水よりも効果的に汚れを落とせます。
・まとめ洗いをしましょう。
 4回分を3回にまとめて洗えば、その分節水ができます。
・ためすすぎで洗いましょう。
 流しすすぎだと1回につき約165リットルの水を使います。
 ためすすぎだと約110リットルで約55リットルの節水ができます。
②風呂
・長時間シャワーを使わないようにしましょう。
 シャワー15分間の水の量は浴槽一杯分と同じになります。
 家族で入るなら、シャワーより浴槽にためて入った方がずっと節水になります。
・残り湯をうまく利用しましょう。
 温かい残り湯は洗濯に、洗車や樹木の散水にも再利用できます。
 水の汚れが目立たないときには、もう一度沸かして利用しましょう。
③歯磨き
・水を流しっぱなしで磨くと(30秒間)約6リットルの水を使います。
 しかし、コップにくめば約0.6リットルの水ですみ、5リットルの節水ができます。
④炊事
・蛇口に「節水コマ」を取り付けて、水量を少なくしましょう。

水は、使えなくなると、そのありがたさがよくわかります。
大渇水の時などは、車を洗ったり、庭の水まきをするだけで、近所の人から批判を受けたものです。
普段の心がけ一つで、断水だけにはならないと思います。
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