LPSと免疫力について

人は、人それぞれです。
一年中風邪を引かない人もいれば、しょっちゅう風邪を引いている人もいます。
これは、単に身体が丈夫とか、弱いとかの問題と思われがちですが、近年の研究によって誰しもが丈夫な身体になることも可能かも知れません。

(1)免疫力とマクロファージ
人には免疫力があります。
免疫力とは、外敵から身を守る力であり、誰もが持っていると言われています。
この外敵にもいろいろあって、強い動物が襲ってくるような、目に見える外敵と、ウイルスや細菌などの、目に見えない敵があります。
目に見える敵には、いろいろな武器を使って身を守ればいいんですが、目に見えない敵は自然に体の中に入ってしまいます。
その体の中に入った目に見えない敵をやっつけようとするのが、免疫力です。
この免疫力は、生まれた時から20歳くらいまでが一番強くて、加齢とともに、その力が落ちてくると言われています。
それなので、食生活や運動などで、その力をなるべく落とさないようにしていく必要があります。
免疫機能は、細菌やウイルスなど、外部から入ってきた有害な物質を排除したり、体の中にできた癌などを死滅させて、体の中から出して健康に保つことです。
つまり、免疫機能が弱くなっていくと、病気がちになったり、癌になったり、寿命が縮んでいってしまいます。
そのためには、体の中に入ってきたウイルスや体の中にできてしまった癌を異物として見つけたり、攻撃して無力化したり、それらに指令を出したりするものが必要なんですが、それが、白血球です。
白血球が免疫システムなんですが、白血球にもいろいろと種類があったり、2段階の免疫システムがあります。
2段階の免疫システムとしては、
①自然免疫系
②獲得免疫系

があります。
自然免疫系は、生まれた時から持っている免疫システムで、常に、体の中を見回ってくれて、外敵をやっつけてくれます。
自然免疫系が防ぎきれないような病原体がやってきたときに動き出すのが、獲得免疫系です。
獲得免疫系は、新たな病原菌が体に入ってきたときに、その情報を記録したり、武器となる抗体を創ったり、その病原体に感染した細胞を死滅させて排除できるようにします。
次に入ってきたときは、それらの記憶ですぐにやっつけることができます。
白血球は様々な種類があって、それらの免疫系にあうようにいろんな形に進化しています。
その中の一つが、マクロファージと呼ばれるものです。
マクロファージとは、大食細胞とも言われています。
アメーバのような単細胞で、体の中を、自分から運動して動きながら、死んだ細胞や体の中にできた変性細胞で、侵入してきた細菌などを捕食して消化しています。
とくに、けがをした時に、活発に動き回っています。
それと同時に、外敵の情報を記録して、ほかの免疫細胞に伝えています。
マクロファージの寿命は数か月といわれていますので、マクロファージを活性化させたり増やしたりする食べ物を多くしていく必要があります。

(2)LPSについて
前置きが長くなってしまいましたが、その食べ物の中の一つが、LPS(リポポリサッカライド)です。
このLPSの効用については、世界一受けたい授業でもやっていましたが、この研究の第一人者は、 香川大学医学部統合システム免疫学講座の教授である杣源一郎(そま げんいちろう)さんだそうです。
LPSは、免疫ビタミンと言われているもので、私たちの体内にある免疫細胞を劇的に活性化させてくれることで、今注目を浴びている成分だそうです。
免疫力は、生まれてから20代まで高くなり、30代で現状維持、40代からは低下するのが一般的です。
したがって、癌などの病気になるリスクも、40代から多くなります。
免疫力が落ちると、
①季節の変わり目に必ず風邪をひく
②きちんとケアをしているのに肌荒れがひどい
③1年中便秘や下痢をする
④しっかり寝たはずなのに体がだるい

こういう症状が出るそうです。
インフルエンザにかかりやすい人も免疫力が落ちている人です。
そして、インフルエンザだけではなく、色んな病気になり、治りも遅くなります。
そこで免疫力は、体の外から侵入してきた細菌やウイルスなどの病原体や癌細胞から体を守る仕組みになります。
病気の元となる細菌や体の中にできる異物を、先に述べたマクロファージという細胞がむしゃむしゃ食べて排除してくれます。
この免疫力に必要な物が免疫細胞です。
免疫細胞は血管やリンパ管を通って、全身に流れ、病原体から守るために常にパトロールしてくれています。
病原体が侵入しやすい口や鼻・のどの粘膜では細菌やウイルスの侵入を防ぐために戦っています。
マクロファージは白血球の一種でこのマクロファージの元気がなくなり、弱くなると、異物などを除去できなくなります。
そんな状態になると病気になってしまいます。
そして、健康のカギをにぎるマクロファージのパワーをアップさせ、病気にかかりにくい体を作るための物質が免疫ビタミンのLPSになります。
LPSが免疫ビタミンと呼ばれだしたのは2015年の1月頃なので、ごく最近です。
LPSは、昔からある物質で、土や野菜の中にある微生物の成分の1つです。
元々は人間の体にないものですが、口に入れても安心・安全な物だそうです。
食べることによって、粘膜を通じて、体の中の免疫細胞を活性化させてくれます。
また、空気中にも存在して、皮膚に触れることによっても免疫細胞に働きかけてもくれるそうです。

(3)LPSの効用
そんなLPSには2つの力があります。
1)防ぐ力
①癌予防
②アルツハイマー病予防
③うつ病予防
④花粉症抑制
⑤感染症予防
⑥高血圧予防
⑦糖尿病予防
⑧骨粗鬆症予防

などがあります。
2)治す力
①アトピー性皮膚炎を改善
②胃潰瘍を治す
③やけどの改善
④腎臓結石の治療を助ける
⑤傷の早期回復
⑥疼痛・神経痛の緩和
⑦手術後の痛みに対する鎮痛効果

などがあります。
本当にこんな力があるかちょっと不思議ですが、世界一受けたい授業では、アトピーと診断された犬に1ヶ月LPSを投与すると、毛が抜けてしまった犬が1ヶ月でふさふさの毛になり、目もぱっちり開いていました。
この効果は人でも同じだそうです。
皮膚の中にも多数の免疫細胞があり、皮膚の入れ替えが早くなるそうです。

(4)LPSを多く含む食材
LPSの一日推奨摂取量は大人で500μg、体重10kgで100μgと言われていますが、LPSが多く含まれる食材にはどんなものがあるのでしょうか。
身近にある多くの穀物、野菜にはLPSが含まれているそうで、LPS含有量(μg/g)が多い順は、
①メカブ・・・ 42.8
②ワカメ ・・・21.2
③明日葉(粉末)・・・13.8
④レンコン ・・・5
⑤ほうれん草 ・・・1.3
⑥トマト・・・0.8
⑦金芽米・・・0.53

となっています。
特に、海の中で育つ海藻類は、農薬や肥料が使われていないので、自然に近い状態でLPSが含まれています。
そして、わかめやのりよりも、メカブが1番多く含まれているそうです。
海藻に含まれるヨードは、甲状腺ホルモンの働きをよくしてくれます。
甲状腺ホルモンの働きが良くなると、元気が出ると言われているので、この辺りも関係しているのかも知れません。
でも、めかぶやわかめが多く含まれているからといって、甲状腺に異常がある人にはお勧めできないそうです。
手術で甲状腺を摘出した人などには、特に注意が必要なので、そんな場合は、明日葉や玄米がいいそうです。
LPS研究の第一人者の杣源一郎さんもおすすめの食材があります。
上記の数値の物とは若干違っていて、
1位、玄米
2位、メカブ
3位、レンコン
4位、ヒラタケ
5位、岩のり

玄米はヌカの部分にLPSが多く含まれていて、その部分も一緒に食べられるのがおすすめだそうです。
また、玄米と同じような効用として、日本そばもお勧めだそうです。
この食材を使った最強の免疫力アップ定食のメニュ―は
・レンコンたっぷりレンコンハンバーグ
・ヒラタケのソテー
・岩のりの佃煮
・めかぶの味噌汁
・玄米ごはん
などがあります。
このほかに、ある食べ物と一緒に食べることでより効果が上がると言われているものがあります。
それはヨーグルトだそうで、ヨーグルトに含まれる乳酸菌はLPSと同時に接種すると強い相乗効果があるそうです。
また、風邪を引いたた時にこそ、ヨーグルトを食べるのがお勧めだそうです。
風邪をひいて処方される抗生物質には、菌を殺す力もありますが、同時にLPSを持つ菌も殺してしまうそうです。
ヨーグルトを食べることでLPSが元気になるそうです。

(5)LPSは本当に大丈夫?
LPSの効用について、いっぱい述べてきました。
LPSが免疫ビタミンと呼ばれだしたのは2015年の1月頃なので、まだ1年と3ヶ月しか経っていません。
LPSは、グラム陰性菌と呼ばれるタイプの細菌の、細胞壁に含まれてる成分で、別名をエンドトキシン(内毒素、endotoxin)という細菌毒素です。
血中に混入すると発熱や全身性の発疹、ひどい場合はショック症状を起こして死に至る、そんな毒素なのです。
すべてが信用できるほどには、まだまだ研究不足だとは思います。
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山芋の種類と効果

健康に良いと言われている食品の一つに山芋があります。
私も、玉ねぎと同様に、ほぼ毎日食べています。

(1)山芋の種類
山芋は、ヤマノイモ属のつる性植物のうち、栽培作物として発達したものの総称だそうです。
世界には600種類もあるそうで、亜熱帯から熱帯にかけて分布しているそうです。
山芋は、縄文時代以前から食べられていたそうで、日本では、さつまいもやじゃがいもが無かった時代には、いもといえば、山芋をさしていたそうです。
その形状から、日本では「山のうなぎ」とも言われ、中国では「山の薬」と言われています。
現在、日本で採れる山芋は、大きく分けると、長芋、大薯(だいしょ)、自然薯(じねんじょ)の3種類で、農林水産省の統計種類でも、この3種類を山芋と呼んでいるそうです。

1)長芋
①長芋(ながいも)
現在、最もポピュラーな山芋で、栽培されている山芋の約2/3がこの長いもです。
現在主流になっている長芋の品種は、青森県の在来種を改良した「ガンクミジカ」と呼ばれているものです。
ガンクとは首を意味し、首が短く均一に太く肉付きが良い事からそう呼ばれるようになった芋で、色が白くアクが少ない上、シャキッとした歯触りが特徴です。
北海道幕別町では1998年、町内で見つかったヒゲ根のないナガイモが1本発見され、それを増殖していき、2004年には農水省の品種登録を受け、2006年から幕別町の特産として「和稔(わねん)じょ」という名称で特産化されています。
長芋は、水分が多く、粘りが少ないため、とろろにはあまり向きません。
サクサクとした歯ざわりをいかして、山かけやあえもの、サラダなどにすると、持ち味が生きます。
②銀杏芋(いちょういも)
銀杏芋は、関東では大和芋(やまといも)と呼ばれています。
またの名を、仏掌芋(ぶっしょういも)、とろろいもとも呼ばれ、いちょう形、手のひら形、ばち形などありますが、いずれも扁平な形が特徴です。
なめらかで粘りが強く、とろろに最適です。
とろろとしてよく使われていますが、栽培はやや難しいそうです。
③捏芋(つくねいも)
関西でよく出回る品種で、ゴツゴツとしたこぶしの形をしています。
山芋の中では最も粘り気が強く、食感も濃厚です。すりおろしてとろろ汁にしたり、揚げ物にしたりしても美味しいです。
もともと奈良に多く見られたことから関西ではこれを大和芋(やまといも)と呼びます。
黒い皮の加賀丸いも、丹波やまのいも、白い皮の伊勢いもなどがありますが、いずれも中は白色です。
土質を選び、乾燥をきらうので、栽培が難しく、産地は限られます。
高級料理の食材として珍重されています。
かるかんや薯蕷饅頭(じょうよまんじゅう、じょよまんじゅう)などの和菓子の原料になるのもこの種類です。
石川県では大正時代に三重県の伊勢いもを持ち帰り栽培し始めたのが始まりと言われている「加賀の丸いも」が有名で、名前の通り球形に近い丸い形をしています。

2)大薯(だいしょ)
だいじょとも呼ばれ、長芋や自然薯と同じヤマノイモ属の仲間で熱帯産のヤムイモの一種です。
アフリカからアジア、オセアニアに至る熱帯から亜熱帯地域で広く栽培されており、原産地には諸説あるようですが、インドから熱帯アジアという説が有力なようです。
日本には台湾から沖縄を経て九州に伝わったとされ、「台湾山芋」や「沖縄山芋」とも呼ばれています。
また、九州各地ではこの「大薯」を「捏芋」と呼んでいます。
形は塊状のものや扇形、紡錘形、長形、色は灰白色や濃い赤紫色など、変化に富んでいますが、日本で栽培されているのは、塊状または紡錘形で灰白色のものが多いようです。
水分が多く、ややにおいがありますが、粘り気は強く、天然の増粘剤としてアイスクリームに混ぜられることがあります。
市場にはほとんど出ません。

3)自然薯
①自然薯(じねんじょ)
自然薯(じねんじょ)は自然生(じねんじょう)とも呼ばれ、日本が原産のヤマノイモです。
かつては山に自生している天然のものを収穫していましたが、近年では栽培が盛んに行われるようになり、まっすぐに伸びた綺麗な形の物が市場に流通しています。
もともと野生種で山菜の王者と呼ばれ古くから珍重されてきました。
芋の部分だけでなく蔓には「零余子」と呼ばれる大豆ほどの実を付け、これも食用になるほか、春には新芽も山菜として食用とします。
天然の物や栽培物もあり、細長く、山芋の中では最も粘りと旨みが濃いとされ、山菜の王と言われています。
短形自然薯と呼ばれる塊状になるものもあります。
古くから、食用ばかりでなく、薬用としても使われてきました。
旬は晩秋から冬。収穫できるまでに3~4年かかります。
長さは60cm~1mと、長いもよりずっと細長く成長します。
天然ものは非常に粘りが強く、味も抜群ですが、収穫に手間がかかるために流通量は少なく、まっすぐにはならないために調理にも手間取ります。
最近は栽培もされていますが、収穫量はわずかです。
栽培ものは、埋めたパイプの中でまっすぐに育てます。
②零余子(むかご)
別名は、ぬかご、いもご、いもしかご、ばちかご、肉芽(にくが)、珠芽(しゅが)など、いっぱい呼び名があります。
山芋の葉の付け根の部分が養分を貯えて、小指の先ほどの球状になったものです。
暗褐色をしていて、そのまま食用にしたり、種芋につかったりします。
10~12月頃収穫されますが、量は多くありません。
蒸してそのまま食べたり、ご飯に炊きこんで、むかごご飯にしたり、塩ゆでやから揚げにするのがいいそうです。
さらして乾燥させたむかご粉は、くずやかたくり粉よりも粘り強くなります。
③宇宙芋(うちゅういも)
宇宙芋は、エアーポテトとも呼ばれ、東南アジア原産とされるヤマノイモ科の一種で、その蔓にできる「零余子」を指します。
ヤマノイモ科と言えば一般的な長芋や自然薯などもその仲間で、蔓に「零余子」を沢山付けますが、これらの「零余子」は小豆から大豆程のものが多く、大きくてもソラマメ程度です。
ところがこの「宇宙芋」は、卵くらいの物から、大きいものだと赤ちゃんの頭ほどにもなるそうです。

(2)山芋の効果
山芋には酵素が豊富です。
ビタミンB1,ビタミンC、カルシウム、カリウムなどが豊富に含まれています。
そしてムチンというネバネバ成分が体内に入ることで、タンパク質の吸収を向上させていきます。
このムチンが、疲労回復に大きな役割をもっているそうです。
ただしこの栄養素は、熱には弱いので加熱せず、生のまま摩り下ろすなどをして食べるようにしないといけないそうです。
熱いだし汁を掛けるのも禁物で、人肌程度にぬるくしてから加えるのがよいそうです。
山芋の効果についてはいろいろあるそうです。
①痰を除去したり呼吸器を強くする効果
山芋に含まれている酵素が、一緒に食べた食べ物の消化と腸の栄養吸収を助け、ムキンを含んだグロブリン様タンパク質などが強壮強化をあらわし、基礎体力をつけることで、呼吸器の弱い人も、改善してくれるそうです。
また、山芋を蒸し焼きにし、柔らかくなったら砂糖をつけて食べると、痰を取り除く効果があるそうで、漢方で使われています。
つるりとしているので飲み込みやすく、消化にもよいので胃に優しい食べ物として重宝されているそうです。
②消化促進に効果
山芋の主成分は糖質で、その大部分はデンプンですが、分解酵素のアミラーゼ、オキシダーゼ、グリコシダーゼなどが含まれています。
食べ物を消化するには消化酵素というものが必要になりますが、山芋に含まれるアミラーゼが消化と吸収を助け、ムチンが胃粘膜を保護するそうです。
そのうえ山芋のデンプン自体もたいへん消化がよく、一緒に食べた他の食べ物の消化もよくするそうです。
消化吸収がとっても良い糖質を含んだ食材だそうです。
③若返りや更年期障害にも効果
山芋は女性の美肌や若返りにとても効果があると言われています。
食物繊維が豊富なので腸内をきれいにし、便秘が解消されるため肌の調子がよくなるそうです。
大腸がんや高血圧の予防などの働きもありるそうです。
麦とろご飯にするとさらに効果が倍増するようです。
麦米は白米より栄養素も高く、ダイエットに向いているそうなので、炭水化物を禁止しているようなダイエットの方には最適だそうです。
また、山芋にはジオスニゲンという若返りホルモンが含まれており、アルツハイマー病の改善につながるという研究結果も発表されたそうです。
④肝臓に脂肪が溜まらないようにし、糖尿病に効果
山芋に含まれるネバネバのムチンは食物繊維なので、糖質の吸収を遅らせる効果があります。
食後の血糖値の上昇を抑えるため、インシュリン分泌も少なく抑えることができます。
そのため、食後血糖値をコントロールできない糖尿病患者には、身体に優しい食べ物と言われています。
また、サポニンとよばれる成分が血管壁に付着したコレステロールを除去する働きもあります。
サポニンには抗酸化作用もあり、解毒作用の成分と共に肝臓の健康を促進します。
⑤疲労回復、スタミナ増強、虚弱体質改善に効果
山芋のヌルミには、グロブリンとマンナンが含まれ、これがすぐれた強壮効果をあらわすそうです。
このためスタミナの増強がはかられ、基礎体力がつきます。また、
体が弱く、病気にかかりやす人を健康にしてくれます。
山芋に僅かな酢、お好みで納豆などを混ぜたネバネバ食材をご飯にかけて食べると疲労回復が出来るそうです。
酢を取り入れると疲労成分である乳酸が燃やされ、納豆で疲労回復効果のあるビタミンB1が取り入れられ、そして山芋で消化力と、滋養強壮を促進するそうです。
⑥腸粘膜の機能を高める効果
山芋の中に含まれているアミラーゼ、オキシダーゼ、グリコシダーゼなどの酵素が、腸内細菌の性状をよくして、腸粘膜の機能を高めるそうです。
ただし、これらの酵素は熱を加えると酵素作用が失われるため、とろろ汁のだし汁は人肌程度にさましてから加えるとよいそうです。
⑦胃腸を強くする効果
山芋を常食していると胃腸が強くなり、膵臓からインシュリンの分泌を正常にし、よけいな負担を膵臓にかけることもなくなるそうです。
また、山芋に含まれた酵素や、グロブリンとマンナンなどの働きで胃腸によけいな負担をかけず、逆に胃腸を強化し、心身を丈夫にするそうです。
⑧下痢止めに効果
乾燥した山芋を煎じて飲むと下痢に効くそうです。

玉ねぎの皮の効能

糖尿病の人にとって、玉ねぎは大切な食べ物ですが、まさか、実の部分より皮の方に有効成分が豊富に含まれているとは思いませんでした。
これは、玉ねぎに限らず野菜全般に言われていることなのだそうです。
普段捨てている皮に、玉ねぎの効能が詰まっているそうです。
玉ねぎの皮にはケルセチンというポリフェノールの作用で、血圧を下げ、善玉コレステロールを増やす働きがあるそうです。
このケルセチンは、クエルセチンとも言ってい、アメリカやヨーロッパでは研究が進んでいて、特にアメリカでは抗酸化作用や抗アレルギー作用が強いということでサプリメントとしても人気があるようです。

でも、あの薄くて硬い皮をどうやって食べるのか見当もつきませんが、ケルセチンの効果的な摂取方法としては、玉ねぎの皮を煎じて飲むことだそうです。
煎じ方がわからないので調べてみました。
①まず皮を集めます。
②次に風通しのよいところに干します。
③皮をひとつまみに対し、水をコップ3杯分の割合で、コトコト弱火で煮詰めます。
④水の量が半分になったら出来上がりです。
玉ねぎの皮茶の煎じ方は以上だそうです。
気になる方は、玉ねぎの皮の煎じ茶を実践してみてください。

希少糖の大量生産と効用

希少糖って知っていますか?
希少糖(きしょうとう、rare sugar)は、「自然界にその存在量が少ない単糖とその誘導体」と定義されています。
自然界にはほとんどないので希少糖と名づけたのでしょう。
でも、この希少糖が大量生産できるようになったそうです。

まず、希少糖とは、簡単に説明すると、ノンカロリーの砂糖だそうです。
甘味は砂糖の7~8割程度ですが、普通の砂糖は1グラムで4キロカロリーのエネルギーを出すのに、希少糖は0・39キロカロリーしかないそうです。
この希少糖は、ダイエットにも役立つ物質だそうです。
また、血糖値が下がったり、内臓脂肪が減少したりという効果が認められているそうです。

大量生産の技術は、香川大学農学部の教授(微生物利用学)である何森(いずもり)健さんらのグループが成功したそうです。
何森さんの研究室は、約30年にわたって希少糖の研究を続けてきたそうです。
そして、1991年に、キャンパスの土から分離した微生物を使って希少糖を作る実験をしていたところ、これまで見たこともない変わった物質が出現したそうです。
分析の結果で明らかになったのは、その生成物は全く新しい酵素によって作り出されたものでした。
酵素とはタンパク質の一種で、生体内で起きる化学変化に触媒として作用する物質です。
何森さんたちの研究は、微生物(バクテリア)や、それがつくる酵素を使って希少糖を作り出そうというものでした。
そして、その酵素は、特定の希少糖にだけ反応してできるそうです。
自然界にほとんどない物質に反応する酵素なので「古い時代の遺伝子が残っているのでは」(何森さん)とも推測され、希少糖の存在の不思議さをも示しています。
何森さんは、「全くの幸運」と新酵素の発見を表現していますが、新物質を見分けて分析する能力や経験がなければ、その幸運もなかったと思います。
そして、新酵素の働きの中で、最も注目されたのは、安価な果糖(D―フラクトース)を希少糖(D―プシコース)に変える能力です。
何森さんたちは、この酵素でバイオリアクター(生物反応器)をつくり、改良を重ねて「D―プシコース」を安定生産することに成功したそうです。
「D―プシコース」は、それまでアメリカの会社が、有機化学的手法で少量を生産していましたが、一グラム五万円もする高価なものでした。
それが新しい酵素を使えば、簡単に作れるそうです。
年間百キロの生産も可能だそうです。

香川県丸亀市の城南小学校では、給食などで希少糖を砂糖の代わりに使っているそうです。
子供たちの評判として、「めっちゃ美味い」「甘い」とのことです。
「D―プシコース」と一緒に食事をすると、小腸でのブドウ糖の吸収を抑えてくれるそうです。
小腸の壁に「D―プシコース」が入り込んで、ブドウ糖の吸収を阻むそうです。
だから、結果的に太りにくくなるそうです。
体のメカニズムとしては、糖はどんな糖であっても体に入ると血糖値が上がり、身体がインシュリンを放出して食欲を呼び起こして太るというのが当たり前です。
私は糖尿病ですから、砂糖などを食べると当然ものすごく血糖値が上がります。
酒は好きなのでやめられませんが、糖分はほとんどとらないように気をつけています。
でも、「D―プシコース」は、食後血糖ならびにインスリンの上昇を抑制する効果」と「抗肥満効果、動脈硬化抑制作用」が高く、糖尿病にもなりにくいとされています。
もう少し早く知っていたら、私も糖尿病にならずに済んだかも知れません。

希少糖の効用として、
①活性酸素産生抑制作用 活性酵素抑制剤(機能性食品、化粧品)
②臓器虚血保護作用 虚血保護剤、臓器保存剤(医薬品)
③癌細胞増殖抑制作用 制癌剤(医薬品)
④糖尿病予防作用 血糖硬化剤(医薬品、機能性食品)
⑤動脈硬化防止作用 抗高脂血症剤(医薬品、機能性食品)
⑥脂肪合成抑制作用 抗肥満剤(機能性食品)
など、幅広いものです。
希少糖は、応用性があり、医薬品・機能性食品・化粧品など人体への応用のみならず、他の動物、昆虫、微生物などへの応用、さらには植物への応用のほか、工業材料としての応用も可能だそうです。

a4f3c8a57a2aee157dea29522910c0a3 300x171 痩せて若返る魔法の砂糖!!希少糖とは??効果や値段は??
この図は、この世に存在する糖の種類のイメージ図です。
緑色は自然界に大量に存在する糖で、赤い小さい丸が自然界には
微量しか存在しない糖で、これが『希少糖』だそうです。
そして、丸の大きさが自然界に存在する量の大きさを表しています。
つまり真ん中ある一番大きい丸、D-グルコース (ぶどう糖)がとに
かくたくさんあるということです。

「和食」が無形文化遺産に

ユネスコの無形文化遺産に、文化庁は「和食」を推薦していたらしいのですが、事前審査をするユネスコの補助機関が登録を勧告したと文化庁が10月22日に発表しました。
12月にアゼルバイジャンで開かれる政府間委員会で正式に登録が決まる見通しだそうです。

「『自然の尊重』という精神を表現している『社会的慣習』」として「和食」を推薦したそうです。
①多様な食材を新鮮なまま使用
②コメを中心に栄養バランスに優れた構成
③自然の美しさや季節感を表現
④正月や田植えなどの年中行事と密接に関連

といった特徴を挙げて、食材や料理法だけではなく、家族や地域の結びつきを強める「日本食文化」として登録を目指したそうです。
福島第一原発の事故による放射能汚染で打撃を受けた国産食材のイメージ回復も狙っているそうです。

「無形文化遺産」は、芸能や祭り、伝統工芸技術などを対象としています。
遺跡や自然が対象の「世界遺産」、文書や絵画などが対象の「世界記憶遺産」とともにユネスコの「三大遺産事業」と言われています。
日本では、下表に紹介しているように、2012年までに歌舞伎など21件が登録されています。
食関係では、フランスの料理や食文化、地中海周辺の料理、メキシコの伝統料理、トルコの麦かゆ食など4件が登録されています。
いずれも単に料理だけではなく、各地の伝統や儀式などとの関わりが評価されているそうです。
韓国の「キムチ」も「和食」と一緒に登録されるそうです。

日本の無形文化遺産
区分名称記載年
重要無形文化財芸能能楽(傑作宣言)平成20年記載
人形浄瑠璃文楽(傑作宣言)平成20年記載
歌舞伎(傑作宣言)平成20年記載
雅楽平成21年記載
組踊平成22年記載
工芸技術小千谷縮・越後上布平成21年記載
石州半紙平成21年記載
結城紬平成22年記載
重要無形民俗文化財風俗慣習日立風流物平成21年記載
京都祇園祭の山鉾行事平成21年記載
甑島のトシドン平成21年記載
奥能登のあえのこと平成21年記載
壬生の花田植平成23年記載
民俗芸能早池峰神楽平成21年記載
秋保の田植踊平成21年記載
チャッキラコ平成21年記載
大日堂舞楽平成21年記載
題目立平成21年記載
アイヌの古式舞踊平成21年記載
佐陀神能平成23年記載
那智の田楽平成24年記載


 

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