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亜麻仁油の効用について

最近、注目をされている亜麻仁油について調べてみました。

(1)亜麻仁油の効用
亜麻仁油(アマニ油)は、現代人に不足している「オメガ3脂肪酸」の一種である「α-リノレン酸」が豊富に含まれ、血栓(血液の塊)ができるのを防いだり、LDL(悪玉)コレステロールを減らしたりする働きが期待できるとわかってきたそうです。
亜麻仁油をとると、中性脂肪と悪玉コレステロール(LDLコレステロール)の血中濃度を下げる働きが期待できるという報告があります。
1990年にオランダで行われた試験は、下のグラフの通りですが、被験者を、オリーブ油をとる群(15人)、ヒマワリ油をとる群(15人)、亜麻仁油をとる群(14人)に分け、毎日3食でそれぞれの油を20ミリリットルずつ、2週間にわたって摂取してもらった結果だそうです。
そして、試験の前後に中性脂肪、総コレステロール、LDLコレステロールの血中濃度の変化を比較しています。
結果を見ると、中性脂肪とコレステロールが有意に減少したのは、亜麻仁油をとった群とヒマワリ油をとった群で、オリーブ油をとった群では逆に増加が認められました。
総コレステロールは、亜麻仁油をとった群で明らかに減少し、ヒマワリ油をとった群ではわずかな減少でした。
LDLコレステロールは、亜麻仁油をとった群、ヒマワリ油をとった群ともに減少しました。
中性脂肪については、亜麻仁油をとった群のみで明らかな減少が認められました。
この結果では、中性脂肪とコレステロールをともに有意に減らし、メタボ対策に適しているのは亜麻仁油のα-リノレン酸(オメガ3脂肪酸のひとつ)と考えられます。

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亜麻仁油およびα-リノレン酸は、血液を健康にするだけでなく、さまざまな病気・症状の改善に役立つことがわかっています。
アメリカ心臓協会は、心臓病患者に46カ月にわたる追跡調査を行ったそうです。
これによると、亜麻仁油などα-リノレン酸を多くとると、心臓病の発症率が70%低減することを発見したそうです。
アメリカ、サンフランシスコに医療センターの調査では、脳出血の発症率についても検証が行われています。
対象者の96人を調べたところ、血清リン脂質(血液成分の一種)に含まれるα-リノレン酸が0.06%上昇するたびに、脳出血の発症率は28%ずつ低下することがわかったそうです。
その他にも、研究成果のある亜麻仁油の作用があります。
①がん
数あるがんの中で、α-リノレン酸の腫瘍に対する作用が最も発揮されるのは、乳がんではないかと考えられています。
これは、乳房は脂肪が特に多い部位であるため、α-リノレン酸が貯蔵されやすいからとのことです。
それを実証する試験は、カナダのトロント大学で行われています。
試験では乳がんと診断された女性を2つのグループに分けて、一方のグループには亜麻仁の種子が入ったパンをとってもらい、もう一方のグループにはふつうのパンを5週間半にわたって食べてもらいました。
その結果、亜麻仁の種子が入ったパンを食べたグループは、ふつうのパンを食べたグループに比べて、乳がんの腫瘍細胞の増殖が抑えられていたそうです。
ほかにも、亜麻仁油や亜麻仁の種子の摂取が、大腸がん・前立腺がんなどの進行を防ぐのではないかと報告もされています。
こうした報告からも、亜麻仁油などからα-リノレン酸を積極的に摂取することは、健康の維持に役立つものと考えられます。
②高血圧
ギリシャのハロコピオ大学では、総コレステロール値が200mg/dL以上の男性59人を2つのグループに分けて、一方のグループにだけ亜麻仁油を12週間にわたって摂取してもらう試験を行っています。
その結果、亜麻仁油を摂取していたグループは、摂取していないグループに比べて、最大血圧・最小血圧ともに降圧作用が見られたそうです。
③全身性炎症
ハロコピオ大学では、50人の男性に1日当たり大さじ1杯の亜麻仁油を12週間、摂取してもらっていました。
その結果、全身性炎症の指標であるCRP値が48%低下していたとのことです。
④肌の保湿機能に対して。肌荒れを気にする人
ドイツのハインリッヒ・ハイネ大学で行われた試験では、女性のグループに1日当たり2.2グラムの亜麻仁油を12週間とってもらったところ、皮膚からの水分喪失が10%減少し、肌荒れの改善も認められたそうです。
⑤免疫機能に対して
亜麻仁に含まれているα-リノレン酸や抗酸化物質(酸化を防ぐ物質)には、病気から体を守る免疫力を高める可能性があると、カナダのウェスタンオンタリオ大学の研究グループが報告しています。
報告によれば、α-リノレン酸などは免疫細胞に対する働きとともに、ある種の抗原に対する異常な反応を抑える作用もあるため、アレルギーやリウマチなどの自己免疫疾患の対策にも役立つ可能性があるとのことです。
ストレスがたまった人に
インドのラージャスターン大学の調べでは、ラットの試験によって亜麻仁油が脳内の酸化ストレスを軽減したことから、脳の神経細胞の損傷も抑える可能性があるのではないかと推測しています。

(2)どれくらいで効果が現れるのか
このように、人間にとってさまざまな良い効果を発揮する亜麻仁油ですが、一体どれくらい続ければその効果が発揮されるのか気になります。
今回は亜麻仁油を摂取してどれくらいの期間でどんな効果が現れるのかをご紹介します。
①数時間後〜14日くらいで出る効果
これはあくまでも目安で個人差はあるそうです。
【数時間後】
・気分が良くなる
・落ち着いた気分になって塞いでいた心が軽くなる
これは亜麻仁油の血行促進効果が影響しているとされています。
ティースプーン1杯を飲んだ数時間後にこのような症状が現れるのは血流が正常に流れ始めているからです。
血行が促進されると末端まで血液が流れ始め代謝が上がって体が温まり、必要な栄養素が届けられます。
【2日~7日】
・皮膚や肌質がなめらかになる
・ガサガサ肌が良くなり皮膚の剥がれおちが減る
・手指の裏側など末端がなめらかになる
亜麻仁油に含まれるαリノレン酸は皮膚から水分が蒸発するのを防ぐ効果があります。
また潤い成分のセラミドの原料にもなり、水分を閉じ込めてくれるそうです。
【2日~14日】
・幻覚や妄想症状の頻度が減少し、症状が軽くなる
亜麻仁油が含んでいるオメガ3脂肪酸は脳細胞膜を構築する原料になっています。
それにより不足してしまうと脳の機能に影響ができてます。
精神病の患者に亜麻仁油を定期摂取させたことで改善されたという研究結果もあるので、幻覚や妄想症状が軽い人はこの期間でも症状が軽くなるようです。
②2週~4ヶ月くらいで出る効果
【2週~6週】
・体が快適に動く
・関節炎などの症状が緩和される
亜麻仁油のオメガ3脂肪酸には抗炎症作用があります。
それが関節炎やリウマチの改善につながるのです。
オメガ3脂肪酸は炎症レベルのバランスと整え、発症している炎症を治癒する働きがあります。
またどの経路から発症した炎症にも有効な栄養素なのです。
【2ヶ月~4ヶ月】
・リウマチの痛みが緩和される
これは前項で説明した抗炎症作用の効果です。
・息がつまるような症状が減る
息がつまる原因の一つに細胞呼吸機能が関係してきます。
体を構築している細胞は一つ一つ呼吸をし酸素を取り入れて二酸化炭素を排出しています。
しかし血液循環が悪くなると血中の酸素が隅々まで行き届かずに細胞が酸素不足に陥りのです。
亜麻仁油のオメガ3脂肪酸は血液循環を良くする効果もあるため、酸素が細胞に十分届けられます。
・夜中の足がつる症状が緩和される
夜に足がつる原因としてむくみが考えられます。
むくみ原因は代謝の低下や血行不良、体の冷えです。これらは血行が促進されることで緩和されるそうです。
・目の痙攣症状が減る
目が痙攣する理由はさまざまありますが、その一つにストレスが挙げられます。
ストレスは自律神経やホルモンのバランスが崩れる原因です。
オメガ3脂肪酸はホルモンバランスを整える効果もあるそうです。
・皮膚のかゆみ、焼ける痛みがなくなる
・皮膚の色味やツヤが綺麗になる
・太陽の光りに反応する過敏症状が減る
皮膚のかゆみや太陽光の過敏症状は炎症バランスが崩れていることが原因です。
亜麻仁油には抗炎症作用があります。また亜麻仁油に含まれるαリノレン酸は潤い成分であるセラミドの原料です。
それにより肌が潤い健康的になるそうです。
③3ヶ月~8ヶ月くらいで出る効果
【3ヶ月~8ヶ月】
・食物アレルギーが減る
偏った栄養により腸内環境が悪くなって免疫力が低下すると食物アレルギーが発症する原因となります。
亜麻仁油のαリノレン酸はオメガ6脂肪酸のリノール酸過剰摂取によって引き起こされたアレルギーを抑制する抗アレルギー効果があるそうです。
・慢性的な感染症が緩和する
亜麻仁油に含まれるαリノレン酸が体内に不足すると、免疫力が低下しウイルスや細菌に対する抵抗力がなくなるそうです。
・肌の凸凹が消える
・上腕部の肌荒れが改善する
大きな凸凹の原因がニキビ痕になります。ニキビの原因であるアクネ菌と免疫細胞が戦い、それにより死滅した免疫細胞は膿となってしまいます。
また攻撃により過剰な炎症も発生するためそれを治癒しようと一部分だけコラーゲンが生成されてしまい、凸凹の肌になってしまうのです。
綺麗な肌には水分や油分のバランスも大切です。
そして亜麻仁油によって血流が改善され肌代謝が活発になりターンオーバーも促進されます。
・アルコールに対する耐性が上がる
・慢性的な疲労感が緩和する
アルコールの毒素を解毒する肝臓の細胞は活性酸素によって傷つきます。
また肝臓が弱ることで体内の毒素を解毒する機能が落ち常に疲れるような慢性疲労状態になります。
亜麻仁油には強い抗酸化作用もあるため、アルコール耐性が上がるそうです。
・寒さに強くなる
亜麻仁油の血行促進効果で基礎代謝が上がり、体が温まりやすくなります。
・心が穏やかになる、幸福な気持ちが長持ちする
αリノレン酸は脳の神経伝達システムをスムーズに促す効果があり、それにより自律神経のバランスが整います。亜麻仁油はうつ症状にも効果的だという研究結果も出ているそうです。

亜麻仁油は飲んで数時間後から素晴らしい効果を発揮すると実験結果からも実証されています。
ただし、熱には弱いみたいです。
70℃以上になると効果はないみたいなので、サラダに入れるとかの工夫は必要みたいです。
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青汁の効果について

私は、何も考えずに毎朝青汁を飲んでいますが、いったいどんな効果が期待できるのか調べてみました。

青汁の主成分であるのが大麦若葉です。
この大麦若葉とはイネ科の植物である大麦の若い葉の部分を指しており、2、30cmに育った状態で収穫したものを言うそうで、主な原産地は中央アジアだそうです。
大麦若葉に含まれる栄養素として、カルシウム、鉄、カリウム、SOD酵素、亜鉛、ミネラル、マグネシウム、β−カロテン、ビタミンB1、ビタミンC、食物繊維などが有効成分として含まれているそうです。
大麦若葉の摂取におけるメリットや効果・効能について代表的なものが紹介されていました。
①生活習慣病の予防効果
大麦若葉にはSOD酵素が多く含まれており、動脈硬化や高血圧、糖尿病といった生活習慣病を未然に防ぐ効果があります。
②細胞の健康維持効果
生活習慣病予防効果に含まれるSOD酵素が力を発揮してくれます。
人間の体の中には約60兆個の細胞でできているのですが、健康を維持するためにはその細胞のひとつひとつをきちんと正常な状態にキープすることが重要になります。
大麦若葉に含まれているSOD酵素は、こうした一つ一つの細胞やDNAを活性酵素から守ってくれ、老化現象や病気を未然に防ぐ効果があると言われています。
③歯や骨を丈夫にしてくれる効果
骨の代謝に影響を与える成分としてカルシウムが挙げられますが、大麦若葉にはこのカルシウムが大変多く含まれているため、骨や歯を丈夫にしてくれる効果があると言われています。
④冷え症の改善効果
冷え症が長期間続いてしまうと、身体の新陳代謝が低下していきます。
そして、新陳代謝が低下すると、肌荒れや関節痛、むくみ、肩こり、腰痛、便秘などの症状が表れてきます。
大麦若葉は前述の通り、カルシウムが大変多く含まれているため、冷え症の改善に効果があると言われています。
⑤貧血の予防効果
大麦若葉には血の要素であるヘモグロビンをつくる鉄が大変多く含まれているため、貧血の予防に効果があると言われています。
⑥新陳代謝低下を防ぐ効果
大麦若葉には亜鉛が大変多く含まれていますが、この亜鉛は筋肉を作るたんぱく質に効果を活気してくれるばかりでなく、糖質や脂質の代謝にも効果を発揮してくれます。
⑦免疫力を高めてくれる効果
大麦若葉には豊富なβ−カロテンが含まれており、皮膚や粘膜を丈夫にしながら免疫力を高めてくれます。
免疫力が高まると風邪をひきにくくなるばかりでなく、回復力のある身体を作ってくれます。
⑧疲労の回復効果
大麦若葉にはビタミンB1が大変豊富に含まれているため、疲労が回復する効果があると言われています。
⑨美肌効果
大麦若葉にはビタミンCがとても多く含まれているため、肌荒れを予防してくれます。
ビタミンCは肌の成分であるコラーゲンの生成に欠かせないものです。
⑩便秘の解消や改善効果
大麦若葉には食物繊維も豊富に含まれているため、便秘にはとても有効だそうです。

このように、いいことばかりのようです。
副作用の心配もないようです。
ただし、大麦若葉には多少のカフェインも含まれているため、過剰な摂取は身体に悪い影響を与えてしまう場合もあるそうです。
脳を興奮させてしまったり、不眠や胃痛などを引き起こしてしまうこともあります。
持病があって薬を普段から飲んでいる方などは、妊娠中や授乳中の場合などは特に摂取を控えなければいけないそうです。
でも、ものすごく健康にいい飲み物であることは確かなようです。

LPSと免疫力について

人は、人それぞれです。
一年中風邪を引かない人もいれば、しょっちゅう風邪を引いている人もいます。
これは、単に身体が丈夫とか、弱いとかの問題と思われがちですが、近年の研究によって誰しもが丈夫な身体になることも可能かも知れません。

(1)免疫力とマクロファージ
人には免疫力があります。
免疫力とは、外敵から身を守る力であり、誰もが持っていると言われています。
この外敵にもいろいろあって、強い動物が襲ってくるような、目に見える外敵と、ウイルスや細菌などの、目に見えない敵があります。
目に見える敵には、いろいろな武器を使って身を守ればいいんですが、目に見えない敵は自然に体の中に入ってしまいます。
その体の中に入った目に見えない敵をやっつけようとするのが、免疫力です。
この免疫力は、生まれた時から20歳くらいまでが一番強くて、加齢とともに、その力が落ちてくると言われています。
それなので、食生活や運動などで、その力をなるべく落とさないようにしていく必要があります。
免疫機能は、細菌やウイルスなど、外部から入ってきた有害な物質を排除したり、体の中にできた癌などを死滅させて、体の中から出して健康に保つことです。
つまり、免疫機能が弱くなっていくと、病気がちになったり、癌になったり、寿命が縮んでいってしまいます。
そのためには、体の中に入ってきたウイルスや体の中にできてしまった癌を異物として見つけたり、攻撃して無力化したり、それらに指令を出したりするものが必要なんですが、それが、白血球です。
白血球が免疫システムなんですが、白血球にもいろいろと種類があったり、2段階の免疫システムがあります。
2段階の免疫システムとしては、
①自然免疫系
②獲得免疫系

があります。
自然免疫系は、生まれた時から持っている免疫システムで、常に、体の中を見回ってくれて、外敵をやっつけてくれます。
自然免疫系が防ぎきれないような病原体がやってきたときに動き出すのが、獲得免疫系です。
獲得免疫系は、新たな病原菌が体に入ってきたときに、その情報を記録したり、武器となる抗体を創ったり、その病原体に感染した細胞を死滅させて排除できるようにします。
次に入ってきたときは、それらの記憶ですぐにやっつけることができます。
白血球は様々な種類があって、それらの免疫系にあうようにいろんな形に進化しています。
その中の一つが、マクロファージと呼ばれるものです。
マクロファージとは、大食細胞とも言われています。
アメーバのような単細胞で、体の中を、自分から運動して動きながら、死んだ細胞や体の中にできた変性細胞で、侵入してきた細菌などを捕食して消化しています。
とくに、けがをした時に、活発に動き回っています。
それと同時に、外敵の情報を記録して、ほかの免疫細胞に伝えています。
マクロファージの寿命は数か月といわれていますので、マクロファージを活性化させたり増やしたりする食べ物を多くしていく必要があります。

(2)LPSについて
前置きが長くなってしまいましたが、その食べ物の中の一つが、LPS(リポポリサッカライド)です。
このLPSの効用については、世界一受けたい授業でもやっていましたが、この研究の第一人者は、 香川大学医学部統合システム免疫学講座の教授である杣源一郎(そま げんいちろう)さんだそうです。
LPSは、免疫ビタミンと言われているもので、私たちの体内にある免疫細胞を劇的に活性化させてくれることで、今注目を浴びている成分だそうです。
免疫力は、生まれてから20代まで高くなり、30代で現状維持、40代からは低下するのが一般的です。
したがって、癌などの病気になるリスクも、40代から多くなります。
免疫力が落ちると、
①季節の変わり目に必ず風邪をひく
②きちんとケアをしているのに肌荒れがひどい
③1年中便秘や下痢をする
④しっかり寝たはずなのに体がだるい

こういう症状が出るそうです。
インフルエンザにかかりやすい人も免疫力が落ちている人です。
そして、インフルエンザだけではなく、色んな病気になり、治りも遅くなります。
そこで免疫力は、体の外から侵入してきた細菌やウイルスなどの病原体や癌細胞から体を守る仕組みになります。
病気の元となる細菌や体の中にできる異物を、先に述べたマクロファージという細胞がむしゃむしゃ食べて排除してくれます。
この免疫力に必要な物が免疫細胞です。
免疫細胞は血管やリンパ管を通って、全身に流れ、病原体から守るために常にパトロールしてくれています。
病原体が侵入しやすい口や鼻・のどの粘膜では細菌やウイルスの侵入を防ぐために戦っています。
マクロファージは白血球の一種でこのマクロファージの元気がなくなり、弱くなると、異物などを除去できなくなります。
そんな状態になると病気になってしまいます。
そして、健康のカギをにぎるマクロファージのパワーをアップさせ、病気にかかりにくい体を作るための物質が免疫ビタミンのLPSになります。
LPSが免疫ビタミンと呼ばれだしたのは2015年の1月頃なので、ごく最近です。
LPSは、昔からある物質で、土や野菜の中にある微生物の成分の1つです。
元々は人間の体にないものですが、口に入れても安心・安全な物だそうです。
食べることによって、粘膜を通じて、体の中の免疫細胞を活性化させてくれます。
また、空気中にも存在して、皮膚に触れることによっても免疫細胞に働きかけてもくれるそうです。

(3)LPSの効用
そんなLPSには2つの力があります。
1)防ぐ力
①癌予防
②アルツハイマー病予防
③うつ病予防
④花粉症抑制
⑤感染症予防
⑥高血圧予防
⑦糖尿病予防
⑧骨粗鬆症予防

などがあります。
2)治す力
①アトピー性皮膚炎を改善
②胃潰瘍を治す
③やけどの改善
④腎臓結石の治療を助ける
⑤傷の早期回復
⑥疼痛・神経痛の緩和
⑦手術後の痛みに対する鎮痛効果

などがあります。
本当にこんな力があるかちょっと不思議ですが、世界一受けたい授業では、アトピーと診断された犬に1ヶ月LPSを投与すると、毛が抜けてしまった犬が1ヶ月でふさふさの毛になり、目もぱっちり開いていました。
この効果は人でも同じだそうです。
皮膚の中にも多数の免疫細胞があり、皮膚の入れ替えが早くなるそうです。

(4)LPSを多く含む食材
LPSの一日推奨摂取量は大人で500μg、体重10kgで100μgと言われていますが、LPSが多く含まれる食材にはどんなものがあるのでしょうか。
身近にある多くの穀物、野菜にはLPSが含まれているそうで、LPS含有量(μg/g)が多い順は、
①メカブ・・・ 42.8
②ワカメ ・・・21.2
③明日葉(粉末)・・・13.8
④レンコン ・・・5
⑤ほうれん草 ・・・1.3
⑥トマト・・・0.8
⑦金芽米・・・0.53

となっています。
特に、海の中で育つ海藻類は、農薬や肥料が使われていないので、自然に近い状態でLPSが含まれています。
そして、わかめやのりよりも、メカブが1番多く含まれているそうです。
海藻に含まれるヨードは、甲状腺ホルモンの働きをよくしてくれます。
甲状腺ホルモンの働きが良くなると、元気が出ると言われているので、この辺りも関係しているのかも知れません。
でも、めかぶやわかめが多く含まれているからといって、甲状腺に異常がある人にはお勧めできないそうです。
手術で甲状腺を摘出した人などには、特に注意が必要なので、そんな場合は、明日葉や玄米がいいそうです。
LPS研究の第一人者の杣源一郎さんもおすすめの食材があります。
上記の数値の物とは若干違っていて、
1位、玄米
2位、メカブ
3位、レンコン
4位、ヒラタケ
5位、岩のり

玄米はヌカの部分にLPSが多く含まれていて、その部分も一緒に食べられるのがおすすめだそうです。
また、玄米と同じような効用として、日本そばもお勧めだそうです。
この食材を使った最強の免疫力アップ定食のメニュ―は
・レンコンたっぷりレンコンハンバーグ
・ヒラタケのソテー
・岩のりの佃煮
・めかぶの味噌汁
・玄米ごはん
などがあります。
このほかに、ある食べ物と一緒に食べることでより効果が上がると言われているものがあります。
それはヨーグルトだそうで、ヨーグルトに含まれる乳酸菌はLPSと同時に接種すると強い相乗効果があるそうです。
また、風邪を引いたた時にこそ、ヨーグルトを食べるのがお勧めだそうです。
風邪をひいて処方される抗生物質には、菌を殺す力もありますが、同時にLPSを持つ菌も殺してしまうそうです。
ヨーグルトを食べることでLPSが元気になるそうです。

(5)LPSは本当に大丈夫?
LPSの効用について、いっぱい述べてきました。
LPSが免疫ビタミンと呼ばれだしたのは2015年の1月頃なので、まだ1年と3ヶ月しか経っていません。
LPSは、グラム陰性菌と呼ばれるタイプの細菌の、細胞壁に含まれてる成分で、別名をエンドトキシン(内毒素、endotoxin)という細菌毒素です。
血中に混入すると発熱や全身性の発疹、ひどい場合はショック症状を起こして死に至る、そんな毒素なのです。
すべてが信用できるほどには、まだまだ研究不足だとは思います。

山芋の種類と効果

健康に良いと言われている食品の一つに山芋があります。
私も、玉ねぎと同様に、ほぼ毎日食べています。

(1)山芋の種類
山芋は、ヤマノイモ属のつる性植物のうち、栽培作物として発達したものの総称だそうです。
世界には600種類もあるそうで、亜熱帯から熱帯にかけて分布しているそうです。
山芋は、縄文時代以前から食べられていたそうで、日本では、さつまいもやじゃがいもが無かった時代には、いもといえば、山芋をさしていたそうです。
その形状から、日本では「山のうなぎ」とも言われ、中国では「山の薬」と言われています。
現在、日本で採れる山芋は、大きく分けると、長芋、大薯(だいしょ)、自然薯(じねんじょ)の3種類で、農林水産省の統計種類でも、この3種類を山芋と呼んでいるそうです。

1)長芋
①長芋(ながいも)
現在、最もポピュラーな山芋で、栽培されている山芋の約2/3がこの長いもです。
現在主流になっている長芋の品種は、青森県の在来種を改良した「ガンクミジカ」と呼ばれているものです。
ガンクとは首を意味し、首が短く均一に太く肉付きが良い事からそう呼ばれるようになった芋で、色が白くアクが少ない上、シャキッとした歯触りが特徴です。
北海道幕別町では1998年、町内で見つかったヒゲ根のないナガイモが1本発見され、それを増殖していき、2004年には農水省の品種登録を受け、2006年から幕別町の特産として「和稔(わねん)じょ」という名称で特産化されています。
長芋は、水分が多く、粘りが少ないため、とろろにはあまり向きません。
サクサクとした歯ざわりをいかして、山かけやあえもの、サラダなどにすると、持ち味が生きます。
②銀杏芋(いちょういも)
銀杏芋は、関東では大和芋(やまといも)と呼ばれています。
またの名を、仏掌芋(ぶっしょういも)、とろろいもとも呼ばれ、いちょう形、手のひら形、ばち形などありますが、いずれも扁平な形が特徴です。
なめらかで粘りが強く、とろろに最適です。
とろろとしてよく使われていますが、栽培はやや難しいそうです。
③捏芋(つくねいも)
関西でよく出回る品種で、ゴツゴツとしたこぶしの形をしています。
山芋の中では最も粘り気が強く、食感も濃厚です。すりおろしてとろろ汁にしたり、揚げ物にしたりしても美味しいです。
もともと奈良に多く見られたことから関西ではこれを大和芋(やまといも)と呼びます。
黒い皮の加賀丸いも、丹波やまのいも、白い皮の伊勢いもなどがありますが、いずれも中は白色です。
土質を選び、乾燥をきらうので、栽培が難しく、産地は限られます。
高級料理の食材として珍重されています。
かるかんや薯蕷饅頭(じょうよまんじゅう、じょよまんじゅう)などの和菓子の原料になるのもこの種類です。
石川県では大正時代に三重県の伊勢いもを持ち帰り栽培し始めたのが始まりと言われている「加賀の丸いも」が有名で、名前の通り球形に近い丸い形をしています。

2)大薯(だいしょ)
だいじょとも呼ばれ、長芋や自然薯と同じヤマノイモ属の仲間で熱帯産のヤムイモの一種です。
アフリカからアジア、オセアニアに至る熱帯から亜熱帯地域で広く栽培されており、原産地には諸説あるようですが、インドから熱帯アジアという説が有力なようです。
日本には台湾から沖縄を経て九州に伝わったとされ、「台湾山芋」や「沖縄山芋」とも呼ばれています。
また、九州各地ではこの「大薯」を「捏芋」と呼んでいます。
形は塊状のものや扇形、紡錘形、長形、色は灰白色や濃い赤紫色など、変化に富んでいますが、日本で栽培されているのは、塊状または紡錘形で灰白色のものが多いようです。
水分が多く、ややにおいがありますが、粘り気は強く、天然の増粘剤としてアイスクリームに混ぜられることがあります。
市場にはほとんど出ません。

3)自然薯
①自然薯(じねんじょ)
自然薯(じねんじょ)は自然生(じねんじょう)とも呼ばれ、日本が原産のヤマノイモです。
かつては山に自生している天然のものを収穫していましたが、近年では栽培が盛んに行われるようになり、まっすぐに伸びた綺麗な形の物が市場に流通しています。
もともと野生種で山菜の王者と呼ばれ古くから珍重されてきました。
芋の部分だけでなく蔓には「零余子」と呼ばれる大豆ほどの実を付け、これも食用になるほか、春には新芽も山菜として食用とします。
天然の物や栽培物もあり、細長く、山芋の中では最も粘りと旨みが濃いとされ、山菜の王と言われています。
短形自然薯と呼ばれる塊状になるものもあります。
古くから、食用ばかりでなく、薬用としても使われてきました。
旬は晩秋から冬。収穫できるまでに3~4年かかります。
長さは60cm~1mと、長いもよりずっと細長く成長します。
天然ものは非常に粘りが強く、味も抜群ですが、収穫に手間がかかるために流通量は少なく、まっすぐにはならないために調理にも手間取ります。
最近は栽培もされていますが、収穫量はわずかです。
栽培ものは、埋めたパイプの中でまっすぐに育てます。
②零余子(むかご)
別名は、ぬかご、いもご、いもしかご、ばちかご、肉芽(にくが)、珠芽(しゅが)など、いっぱい呼び名があります。
山芋の葉の付け根の部分が養分を貯えて、小指の先ほどの球状になったものです。
暗褐色をしていて、そのまま食用にしたり、種芋につかったりします。
10~12月頃収穫されますが、量は多くありません。
蒸してそのまま食べたり、ご飯に炊きこんで、むかごご飯にしたり、塩ゆでやから揚げにするのがいいそうです。
さらして乾燥させたむかご粉は、くずやかたくり粉よりも粘り強くなります。
③宇宙芋(うちゅういも)
宇宙芋は、エアーポテトとも呼ばれ、東南アジア原産とされるヤマノイモ科の一種で、その蔓にできる「零余子」を指します。
ヤマノイモ科と言えば一般的な長芋や自然薯などもその仲間で、蔓に「零余子」を沢山付けますが、これらの「零余子」は小豆から大豆程のものが多く、大きくてもソラマメ程度です。
ところがこの「宇宙芋」は、卵くらいの物から、大きいものだと赤ちゃんの頭ほどにもなるそうです。

(2)山芋の効果
山芋には酵素が豊富です。
ビタミンB1,ビタミンC、カルシウム、カリウムなどが豊富に含まれています。
そしてムチンというネバネバ成分が体内に入ることで、タンパク質の吸収を向上させていきます。
このムチンが、疲労回復に大きな役割をもっているそうです。
ただしこの栄養素は、熱には弱いので加熱せず、生のまま摩り下ろすなどをして食べるようにしないといけないそうです。
熱いだし汁を掛けるのも禁物で、人肌程度にぬるくしてから加えるのがよいそうです。
山芋の効果についてはいろいろあるそうです。
①痰を除去したり呼吸器を強くする効果
山芋に含まれている酵素が、一緒に食べた食べ物の消化と腸の栄養吸収を助け、ムキンを含んだグロブリン様タンパク質などが強壮強化をあらわし、基礎体力をつけることで、呼吸器の弱い人も、改善してくれるそうです。
また、山芋を蒸し焼きにし、柔らかくなったら砂糖をつけて食べると、痰を取り除く効果があるそうで、漢方で使われています。
つるりとしているので飲み込みやすく、消化にもよいので胃に優しい食べ物として重宝されているそうです。
②消化促進に効果
山芋の主成分は糖質で、その大部分はデンプンですが、分解酵素のアミラーゼ、オキシダーゼ、グリコシダーゼなどが含まれています。
食べ物を消化するには消化酵素というものが必要になりますが、山芋に含まれるアミラーゼが消化と吸収を助け、ムチンが胃粘膜を保護するそうです。
そのうえ山芋のデンプン自体もたいへん消化がよく、一緒に食べた他の食べ物の消化もよくするそうです。
消化吸収がとっても良い糖質を含んだ食材だそうです。
③若返りや更年期障害にも効果
山芋は女性の美肌や若返りにとても効果があると言われています。
食物繊維が豊富なので腸内をきれいにし、便秘が解消されるため肌の調子がよくなるそうです。
大腸がんや高血圧の予防などの働きもありるそうです。
麦とろご飯にするとさらに効果が倍増するようです。
麦米は白米より栄養素も高く、ダイエットに向いているそうなので、炭水化物を禁止しているようなダイエットの方には最適だそうです。
また、山芋にはジオスニゲンという若返りホルモンが含まれており、アルツハイマー病の改善につながるという研究結果も発表されたそうです。
④肝臓に脂肪が溜まらないようにし、糖尿病に効果
山芋に含まれるネバネバのムチンは食物繊維なので、糖質の吸収を遅らせる効果があります。
食後の血糖値の上昇を抑えるため、インシュリン分泌も少なく抑えることができます。
そのため、食後血糖値をコントロールできない糖尿病患者には、身体に優しい食べ物と言われています。
また、サポニンとよばれる成分が血管壁に付着したコレステロールを除去する働きもあります。
サポニンには抗酸化作用もあり、解毒作用の成分と共に肝臓の健康を促進します。
⑤疲労回復、スタミナ増強、虚弱体質改善に効果
山芋のヌルミには、グロブリンとマンナンが含まれ、これがすぐれた強壮効果をあらわすそうです。
このためスタミナの増強がはかられ、基礎体力がつきます。また、
体が弱く、病気にかかりやす人を健康にしてくれます。
山芋に僅かな酢、お好みで納豆などを混ぜたネバネバ食材をご飯にかけて食べると疲労回復が出来るそうです。
酢を取り入れると疲労成分である乳酸が燃やされ、納豆で疲労回復効果のあるビタミンB1が取り入れられ、そして山芋で消化力と、滋養強壮を促進するそうです。
⑥腸粘膜の機能を高める効果
山芋の中に含まれているアミラーゼ、オキシダーゼ、グリコシダーゼなどの酵素が、腸内細菌の性状をよくして、腸粘膜の機能を高めるそうです。
ただし、これらの酵素は熱を加えると酵素作用が失われるため、とろろ汁のだし汁は人肌程度にさましてから加えるとよいそうです。
⑦胃腸を強くする効果
山芋を常食していると胃腸が強くなり、膵臓からインシュリンの分泌を正常にし、よけいな負担を膵臓にかけることもなくなるそうです。
また、山芋に含まれた酵素や、グロブリンとマンナンなどの働きで胃腸によけいな負担をかけず、逆に胃腸を強化し、心身を丈夫にするそうです。
⑧下痢止めに効果
乾燥した山芋を煎じて飲むと下痢に効くそうです。

玉ねぎの皮の効能

糖尿病の人にとって、玉ねぎは大切な食べ物ですが、まさか、実の部分より皮の方に有効成分が豊富に含まれているとは思いませんでした。
これは、玉ねぎに限らず野菜全般に言われていることなのだそうです。
普段捨てている皮に、玉ねぎの効能が詰まっているそうです。
玉ねぎの皮にはケルセチンというポリフェノールの作用で、血圧を下げ、善玉コレステロールを増やす働きがあるそうです。
このケルセチンは、クエルセチンとも言ってい、アメリカやヨーロッパでは研究が進んでいて、特にアメリカでは抗酸化作用や抗アレルギー作用が強いということでサプリメントとしても人気があるようです。

でも、あの薄くて硬い皮をどうやって食べるのか見当もつきませんが、ケルセチンの効果的な摂取方法としては、玉ねぎの皮を煎じて飲むことだそうです。
煎じ方がわからないので調べてみました。
①まず皮を集めます。
②次に風通しのよいところに干します。
③皮をひとつまみに対し、水をコップ3杯分の割合で、コトコト弱火で煮詰めます。
④水の量が半分になったら出来上がりです。
玉ねぎの皮茶の煎じ方は以上だそうです。
気になる方は、玉ねぎの皮の煎じ茶を実践してみてください。
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