美しくも危険なイエローストーン国立公園

イエローストーン国立公園の美しさと、いつ起きてもおかしくない危険な状況についてお知らせします。

イエローストーン国立公園(イエローストーンこくりつこうえん、Yellowstone National Park)はアイダホ州、モンタナ州、及びワイオミング州に位置するアメリカ合衆国の国立公園です。
1872年に世界で初めて国立公園に指定されており、ワイオミング州北西部を中心として3,470平方マイル(総面積8,980km²)もの広大な敷地に地球上の約半分の温泉、約3分の2もの間欠泉があり、七色に輝く巨大な温泉など、熱水現象による極めて特異な自然景観を成しています。
1800年代に当時のトーマス・ジェファーソン大統領が、未開の地を調査するために構成した探検隊により初めて報告され、それから数十年後のミシシッピ川上流域の調査により、ようやくその存在が知られるようになりました。
イエローストーンを初めて目にした人々は、そのあまりに素晴らしい大自然の姿に「ここは全ての人類の霊域。私有物として少数の利益のために開発すべきものではない」と政府に提言しています。
それがきっかけとなり1872年、ユリシス・グラント大統領が「イエローストーン公園法」に署名し、世界初の国立公園が誕生しました。
ブクブクと泡立つ硫黄温泉やどっと噴出する間欠泉のあるイエロストーン国立公園は、多くの観光客を魅了してきました。
公園は息をのむほど美しく、畏敬の念さえも抱かせてくれる場所です。

しかしこの美しい公園の地下には、アメリカ西部を一掃し、人類の歴史を変えてしまうほどの力を秘めた「超巨大火山」が眠っているそうです。
「超巨大火山」あるいは「スーパーボルケーノ」と呼ばれる火山の噴火は、これまでに人類が遭遇したことがない現象だそうです。
最後に起きた「スーパーボルケーノ」の爆発は、人類がまだ誕生してすらいない64万年も前の事でした。
その時の噴火は、1980年に落とされた広島型原爆2万1,000個分のエネルギーを放ち、数千万匹の生物を殺害したセント・ヘレンズ山の1,000倍以上の威力であったそうです。
壊滅的な噴火をする「スーパーボルケーノ」は、一般的にイメージする円錐状の形ではなく、へこんだ形をしたカルデラと呼ばれる形状です。
イエローストーンにあるそのカルデラはあまりにも大きく、広島県(8,479km2)より巨大だそうです。
もし、イエローストーンで大規模噴火が起きれば、3日以内に大量の火山灰がヨーロッパ大陸に降り注ぎ、米国の75%の土地環境が変化し、火山から半径1,000km以内に住む90%以上の人が火山灰で窒息死し、地球の年平均気温は10℃近く下がると予想されています。
しかもこれは差し迫った未来の出来事になるようです。
なぜなら、イエローストーンの噴火は220万年前、130万年前、64万年前と60万年周期で起こっており、今はその周期の始まりとなっています。
去年の6月12日に群発地震が始まり(最大M4)、その回数は8月の時点で1500回を超えていました。
イエローストーン国立公園は北アメリカ最大の火山地帯に位置し、地下には世界最大のマグマ溜まりがあると言われています。
地下のマグマが一気に噴出する壊滅的な噴火形式を火山学用語で「ウルトラプリニー式噴火」と言いますが、日本では「カルデラ噴火」あるいは特別巨大なカルデラ噴火のことを「破局噴火」と呼んでいます。
そして、イエローストーンにおける過去3回の噴火は、規模からして「破局噴火」と呼ぶにふさわしいものだったそうです。
「破局噴火」とは、たとえば九州で「破局噴火」が起きたとして、日本が滅亡する可能性さえ生じてきます。
それは通常とは比較にならないくらい大規模な噴火で、もしもイエローストーンが噴火すると、なんと雲仙普賢岳の1千万倍の威力という想像を絶する大噴火となるそうです。
噴出した溶岩によってアメリカ全土の半分以上が覆われ、9万人が命を落とすと見積もられています。
去年の8月時点で、米国のメディアは当初「破局噴火の可能性は極めて低い」という科学者の見解を紹介するにとどまっていました。
ユタ大学教授のジャミー・ファレルさんは、ニューズウィーク誌の取材に対して「これら一連の地震がイエローストーンの火山噴火に至る可能性は低い」と語っています。
実は2010年にも2500回近い群発地震が起きていますが、「破局噴火」に至らなかったことから科学者たちの多くは静観の態度を示していたのだそうです。
ところが、地震の回数が増えるにつれて「破局噴火」を危惧する声が聞かれるようになってきたようです。
ユタ大学の関係者も、今やイエローストーンのカルデラ周辺で急速かつ顕著な隆起が見られるとして大規模な噴火に至る事態を懸念しはじめているようです。
そもそも、イエローストーンでは60~70万年程度の周期で巨大噴火が起きており、前回の噴火からすでに60万年が経過しています。
そう考えると、いつ「破局噴火」が起きても不思議ではないことになります。
ただし、「それは米国でのことであって、日本に暮らす我々に被害が及ぶことはない」と軽く考える人も多いと思います。
しかし、その認識は甘いようです。
もしも、過去のイエローストーン規模の「破局噴火」が起きた場合、(過去にそうだったように)全地球レベルの氷河期が訪れる可能性が高く、人類存亡の危機に直結するかも知れないと予想されています。
英国の科学者によるシミュレーションでは、イエローストーンで「破局噴火」が起きた場合、それから数日以内に大量の火山灰がヨーロッパにまで降り注ぐと予想されています。
そして酸性雨が降り注ぎ、世界中の農業や畜産業に大打撃を与えることで大規模な食糧危機につながります。
さらに、地球の平均気温が約10度下がる寒冷期が最大で10年続くそうです。
そのような状況は、当然ながら金融危機を引き起こし、場合によっては世界各地で武力衝突や戦争さえもたらす結果となるかも知れません。
今から7万3千年前、インドネシア・スマトラ島北西部にあったトバ火山が破局噴火を起こしました。
この火山の痕跡は現在、トバ湖というカルデラ湖として残されていますが、この噴火により地球の平均気温は5度下り、氷河期をもたらし、地球の全人口は1万人まで減少したそうです。
そして、人類は絶滅寸前の状態に追いやられています。
そして、このような事象は地球の長い歴史に鑑みれば決して珍しい事態ではありません。
スウェーデン・ウプサラ大学教授のバレンティン・トロールさんは、「次の巨大噴火が起きるまで、うまくいけば何千年もかかるかもしれませんが、いずれにせよ巨大噴火の発生は時間の問題でしかありません」(ハフィントンポスト、2017年2月9日)と述べ、それはトバ火山かイエローストーンで起こる可能性が高いと指摘しています。

イエローストーンについては、2年前の8月18日の記事に、
・イエローストーン近くの川が「沸騰」してから4カ月後の夏、周辺の川では1万匹にのぼる魚が大量死…
とあります。
つまり、その言葉通りに、2年前のの4月に、イエローストーン近くの川が「沸騰している」のが発見されていました。
そして、その4ヶ月後に、イエローストーン・リバーという川で、1,000〜10,000匹(正確な数はわからず)の魚が大量死していたということがあったのです。
・川が沸騰
とか、
・川魚が大量死
というのは、このあたりの川では、そうそうあることがないのでかなり話題となっていたそうです。
そして、今年になってまた断続的な地震が始まっています。
地質調査所(USGS)とユタ大学地震観測所によると、断続的な地震が始まったのは2月8日で、国立公園があるモンタナ州のウエスト・イエローストーンから13キロ離れた地点で観測されました。
2月18日の夜にはM2.9の地震が発生し、いずれも地下8キロとごく浅い場所を震源としています。
USGSによると、震源地は昨年6月〜9月にかけても、計2400回近い地震を繰り返し、このうち最も規模が大きかったのは、昨年6月15日に起きたM4.4でした。
地球物理学者のマイケル・ポーランドさんとユタ大学助教授のジェイミー・ファレルさんは、群発地震の原因について「マグマや熱水、火山ガスの移動によって地下の圧力が変化した可能性がある」と指摘しています。
USGSによると、2015年以来、イエローストーン周辺では、常に一定の地殻変動が観測されていましたが、昨年12月以降、大きく変化しました。
というのも、イエローストーン湖の西側に位置するカルデラ内の北側に位置する間欠泉が多いノリス・ガイザー地区では年に数センチの割合で地表が隆起し続けていたのですが、12月初旬、ノリス・ガイザーで突然地盤沈下が始まっています。
この沈下は2週間以上続いたのち、12月末にストップし、現在は再び戻りつつあると言われていますが、観測チームは地下の熱水の移動が引き金になっている可能性があるとみて、引き続き警戒を続けています。

このようにイエローストーン国立公園の周辺の変状は多いのですが、イエローストーンは群発地震を起こすことが比較的多い場所でもあり、この群発地震だけで、どうだこうだということは言えないそうです。
この 20年ほどのイエローストーンでの異変としては、
・2004- 2006年にかけてイエローストーン公園の東西 80km南北 30kmの範囲で地盤が最大 12cm上昇しています。
これは過去にはなかった現象です。
・1999年にイエローストーン公園内の湖の底で高さ 30m以上、長さ 700mの巨大な隆起が発見されています。
・イエローストーンの地下 20kmから 50kmまでに、東西 80km南北 40Km(容積は約 4.6万km3)の世界最大のマグマだまりがあることが判明しています。
地球も、徐々に変化しています。
イエローストーンに限らず、ここ日本でも「破局噴火」を起こす可能性がある火山が多数存在しています。
今までの歴史がそうだったように、いつの日か「日本の終わり」、そして、「世界の終わり」が訪れることを想定しておかなければならないと思います。

2
実に美しいイエローストーン国立公園です。
美しいものには”トゲ”があるとはよく言われますが、まさにイエローストーン国立公園への言葉にはぴったりあてはまります。


カルデラの外周に位置するノリス・ガイザー地区では2015年以来、地表の隆起が続いていたのですが、昨年12月に突然地盤沈下が始まりました。


円の真ん中の KILL ZONE と書かれた「真っ赤な部分」が、イエローストーンから半径 1,000メートルのエリアです。
他のピンクの部分も、降灰による大きな影響を受けるとされています。
参考として同じ縮尺の日本列島を添えていますが、その日本がほとんどすっぽり入るエリアで、科学者たちの予測が現実となれば、影響は計り知れません。
スポンサーサイト

始新世について

地質時代には、いろいろな時代がありますが、今回は始新世について調べてみました。

新生代 古第三紀 始新世(ししんせい、Eocene)は地質時代の時代区分の一つです。
【期間】
新生代の古第三紀を三つに分けたときの第二の世で、暁新世と漸新世との間に位置します。
約5,600万年前から約3,390万年前までの期間と言われていますが諸説あります。
この時期は、四つに細分されています。
・ヤプレシアン(Ypresian)5600万年前 - 4780万年前
・ルテシアン(Lutetian) 4780万年前 - 4130万年前
・バートニアン (Bartonian) 4130万年前 - 3800万年前
・プリアボニアン(Priabonian) 3800万年前 - 3390万年前
【名前の由来】
「古第三紀」の名前の由来は「暁新世について」で説明しました。
あと、始新世ですが、暁新世の”暁”よりは”始”のほうが後のようです。
漸新世の”漸”は、徐々にとか、しだいしだいにとかの意味なので”始”よりは明らかに後のようです。
1832年チャールズ・ライエルが命名したそうですが、漢字ではなかったと思います。
【生物】
高等有孔虫類・二枚貝類が繁栄していたそうです。
現存哺乳類のほとんどの目は始新世の初期には現れています。
鯨偶蹄目・奇蹄目(ウマ目)などが発展し始めました(クジラ類が鯨偶蹄目から現れたのもこの頃だそうです)。
新しい目の種の多くはまだ小さく、10kg以下ですが、ウインタテリウム(恐角目)のような巨獣も出現するなど、哺乳類の放散が始まっていました。
恐角目、汎歯目、紐歯目といったような原始的な哺乳類の多くはこの時代を乗り切れず、後期から末期には姿を消していました。その空白を埋めるように新たな哺乳類の出現が促され、第二次の適応放散が始まったと言えます。
その中でコウモリ類のように空にも哺乳類が進出しています。
霊長類では真猿亜目が出現したのがこの頃とされます。
鳥類の現存目もこの時代に完全に現れています。
北アメリカとヨーロッパの生物相は類似しており、この時代まで両者に陸橋があった名残だそうです。
始新世の巨大哺乳類について調べてみました。
・ウインタテリウム
ウインタテリウム(Uintatherium)は、新生代・古第三紀・始新世に北アメリカとアジアに分布した大型の哺乳類です。
サイくらいの大きさで、やわらかな草を食べる植物食獣だそうです。
ウインタテリウムの四肢はむしろゾウに似ていますが、頭には3対、計6本の短い角が2列に並び、上顎にはサーベルタイガーやティラコスミルスを思わせる長い牙が下向きに生えています。
下顎には、この牙を保護する「鞘」となる骨の隆起が存在しました。
現生動物では角と牙を同時に持つものは偶蹄類のキョンのみであり、化石種でもウインタテリウム以前はエステメノスクスなどの初期獣弓類まで遡ります。
・アルシノイテリウム
アルシノイテリウム(genus Arsinoitherium)は、約3,500万- 約2,300万年前(新生代古第三紀始新世後期後半「プリアボニン」〜 同紀漸新世末期「チャッティアン」のアフロアラビアに生息していた、植物食性有蹄哺乳類の一種(1属)です。
巨大な体躯と角を持ち、その外観からサイのような印象を受けますが、進化系統上は遠く、近縁関係が認められるのはともに近蹄類として総括される動物群、すなわち、ハイラックスやゾウ、ジュゴンなどです。
体長約3.0m、体高約1.8mです。
発見されている最大個体(Arsinoitherium giganteus)で、肩高約2.13m(約7ft)です。
重脚目の特徴として、骨太で頑丈な巨躯と、短くはあるが柱のようにがっしりとした四肢を持つ、重量感あふれる動物でした。
・アンドリューサルクス
アンドリューサルクス(genus Andrewsarchus)は、約4,500万- 約3,600万年前(新生代古第三紀始新世中期- 後期半ば)のユーラシア大陸東部地域(現在のモンゴル)に生息していた、原始的な大型肉食性哺乳類の一種(1属)です。
蹄(ひづめ)を持つ有蹄動物であり、推定体長(頭胴長)382cm、推定体重180-450kgというその体躯の巨大さゆえ、ときに「史上最大の陸生肉食獣」と称されています。
実際、メソニクス目で最大、史上でも最大級の陸生肉食哺乳類であったそうです。
アンドリューサルクスは、現在知られている限りの全ての陸生肉食哺乳類のなかで最大級の顎の持ち主でした。
長い吻部によく発達した顎を持ち、そこに生える歯はどれも大きかったそうです。
切歯、湾曲した鋭い犬歯、そして、獲物の骨を噛み砕いたかもしれない頑丈な臼歯を具えていました。
頭蓋骨は長さ83.4cm、最大幅56cmと巨大です。
頭骨長から単純計算されたアンドリューサルクスの大きさは、体長約382cm、肩高約189cmほどです。
オオカミかハイエナのような体形の大型獣で、やや短めの四肢とその指先に小さく丸まった蹄を具えている、というような姿で再現されています。
・インドリコテリウム
インドリコテリウム(Indricotherium) は、およそ3600万〜2400万年前(新生代第三紀の始新世末期から漸新世後期)に、中央アジアから中国、東ヨーロッパにかけて生息していたサイ科の巨大な哺乳動物です。
現在、学名はパラケラテリウムに変更されていますが、インドリコテリウムと呼ばれる事も多いようです。
これまで地球上に現われた最大の陸生哺乳類とされています。
サイの仲間ですが、角はなく、首が比較的長かったそうです。
頭胴長約8メートル、肩高約5.5メートル、長い首を伸ばせば7メートル近い高さに達しました。
体格はウマ的でやや細身であり、体重は約15〜20トンに達したと考えられています。
頭骨長は約1.3メートルですが、体躯に比してやや小さいようです。
雄の頭骨には骨の肥厚が認められ、縄張りや雌を巡っての儀礼的闘争を行ったとされています。
おそらくは柔軟な上唇を持ち、現生のキリンのように、上顎にある牙状の切歯で高木の小枝や葉をむしり取って食べたと想像されています。
当時の彼らの生息地域には、餌となる大きな樹木が生い茂っていたそうです。
胴体は前肢が長いため後方に向かってなだらかに傾斜しており、脊柱は空隙などで軽量化された構造になっていたそうです。
・ヒラコテリウム
ヒラコテリウム(Hyracotherium)は始新世に北アメリカ大陸およびヨーロッパ大陸に生息していた哺乳類です。
現生するウマ科動物の最古の祖先と考えられており、エオヒップス(Eohippus)という別名(シノニム)でも知られています。
和名は「あけぼのウマ」です。
主に北アメリカ大陸とヨーロッパの森林地帯に生息し、体高はおよそ20〜30cmと、現在見られるウマ科動物と比較すれば非常に小型です。
骨格では椎骨の発達が特に顕著であり、背から後躯にかけて強大な筋肉が備わり、優れた走力で捕食者から逃れていたと考えられています。
また前肢4本、後肢3本の指は本来5本でしたが、進化の過程で前肢の第1指、および後肢の第1指と第5指は退化し、完全に消失したと見られています。
食性は草食で、口腔正面手前からいずれも小型の切歯、犬歯、小臼歯、大臼歯を備え、木の若芽や草の実など柔らかい植物を摂取していたとされています。
生息域や食性から、各個体が独自のテリトリーを有する単独生活者であったと推測されています。
・エンボロテリウム
エンボロテリウム(Embolotherium)は始新世末期から漸新世前期(約4,000万年前〜約3,500万年前)に生息した哺乳類です。
奇蹄目・ブロントテリウム科です。
ブロントテリウムに近縁の大型の草食動物で、同様に頭部に大きな角を持っていました。
学名は、「大槌を持つ獣」の意で、頭部の角から命名されたそうです。
肩高約2.5mで、頭骨の全長は1.1m(角含む)です。
同科の多くの属同様鼻の上に大きく太い角を持ちますが、これは鼻骨が伸びたものであり、ブロントテリウムなど北アメリカのグループとは異なっています。
また角は板状で、それから額の上にまでかけて一体となった装甲板を持っていました。
この角は最大70cmにもなり、メスよりもオスの方が大きな角を持っていました。
恐らくこれで儀礼的闘争を行ったと思われますが、脆かったために捕食者から身を護る武器とはなり得なかったとされています。
【植物】
世界的な海進期であり、気候が著しく温暖で、温帯林が現在の北極海周辺地域にまで広がり、北ヨーロッパや北海道などにも亜熱帯林が生育していたようです。
カエデ、ブナ、ヤシなどが増加したそうです。
しかし始新世の末期になると南極大陸上に氷河の形成が始まり、寒冷化のきざしが現れてきたようです。
【岩石】
愛媛県では、中央構造線の断層活動がおさまったあと、始新世の中、後期になって久万層群と呼ばれる地層が堆積しました。
この断層が最も典型的にみられるのが伊予郡双海町上灘地区であり、この活動は「市ノ川時階」あるいは「上灘時階」と呼ばれています。
第三紀初め頃の日本列島地域はまだ大陸の一部でした。
四国付近における当時の海岸線はちょうど北宇和郡の北部のあたりにあったと推定されており、延々と続く中央構造線の断層崖を越えた南には青い太平洋が広がっていたと考えられています。
久万層群は、約4500万年前頃の始新世中期になると、上浮穴郡久万地方には西の方から入江が形成され、熱帯性の浅海域が出現しました。
①二名層
周辺の山地からは結晶片岩の岩屑がはこばれて堆清し、先に述べた久万層群の二名層(海成層)とよばれる地層をつくりました。
この二名層には、大型有孔虫や二枚貝類、サンゴ類、石灰藻類、コケムシ類のほかサメの歯などの化石が含まれ、全体としては結晶片岩の岩片を多量に含む角礫が主体となっています。
上浮穴郡美川村の岩屋寺や久万町の古岩屋付近にみられる奇岩はこの二名層から成っています。
②明神層
始新世後期になると、久万地方の浅い海域は次第に陸地となって久万層群明神層(湖沼~河成層)が堆積しています。
明神層には、現在の高縄半島方面などから運ばれた和泉層群、領家変成岩、花崗岩などの内帯の岩石が堆積し、ところどころに泥岩が挟まれています。
但し、近年では、この明神層については、新第三紀中新世の微化石が発見され、凝灰岩層から1600万年前という年代が得られ、新第三紀中新世の地層である可能性が高くなったそうです。
久万層群は、石鎚山系に広く分布しています。
この頃には、山口県南部地域でも浅い海が次第に陸化して、植物遺体が累積していました。
この植物遺体は、その後地中に埋もれて石炭となり、宇部炭田地域の石炭はこの時代にできたものです。
【気候】
5500万年前の暁新世・始新世境界で突発的温暖化事件(en:Paleocene–Eocene Thermal Maximum)が発生し、暁新世にやや低下した気温は始新世では再び温暖化に転じ、新生代では最も高温の時代になったそうで、(始新世温暖化極大・始新世高温期)湿度も高かったそうです。
その原因として北大西洋での海底火山活動やそれに伴う1500Gtのメタンハイドレートの融解などの温暖化ガスの大量放出があり、地表5-7℃の気温上昇の温暖化が起こり、元の二酸化炭素濃度に戻るのに3万年を要したそうです。
極地付近にも氷床はなく、ワニや有袋類の化石が出土しています。
始新世末或いは次の漸新世初期には一時的に気温が急に低下しましたが(始新世終末事件)、この原因として、この頃には彗星が頻繁に地球に衝突したためだとする説があります。
また当時大規模な海退が起こり、海の面積が減少したのが気温低下の原因であるとも言われています。
インド大陸がユーラシア大陸に接近し始めてテチス海が狭まっていき、南極大陸が南米大陸やオーストラリア大陸から分離するなど、始新世は海洋と大陸の配置が大きく変わりつつあった時代ですが、それに伴って地球規模で循環する海流の動きも大きく変動していたと思われ、これも、海退と寒冷化の一因とされています。
約3400万年前の始新世と漸新世の境界時代に南極大陸に巨大な氷床が形成されました。
これ以後が現在も続いている新生代後期氷河時代とされています。

韓国岳と硫黄山について

先日、250年ぶりに噴火した、霧島連山の「硫黄山」を紹介しました。

この「硫黄山」のすぐ近くに「韓国岳」があります。
九州に何故「韓国岳」があるの?と思う人も多くいると思います。
韓国と何らかの縁やゆかりがあるかを調べてみました。
「韓国岳」は、九州南部に連なる霧島山の最高峰で、宮崎県えびの市・小林市、鹿児島県霧島市の境界にまたがっています。
「韓国岳」は、かんこくだけと読むのかと思っていましたが、(からくにだけ)と読むそうです。
「唐国岳」と表記されている文献もあるそうですが、国土地理院国土基本図では「韓国岳」と表記されており、「韓国岳」が正式な表記だそうです。
古くは「霧島岳西峰」「筈野岳」「雪岳」「甑岳」とも呼ばれていたそうです。
山の名の由来として、江戸時代以前は山頂付近の登山道が険しく難路であり登山者が殆どいなかったこと、あるいは山頂付近に草木が乏しいことから空虚の地すなわち空国(むなくに、からくに)あるいは虚国(からくに)と呼ばれるようになったという説があります。
つまり、「空国」から「虚国」そして「韓国」へと変化したと考えられています。
また『宮崎県の地名』(1997年)によれば、「韓国岳」は、「古事記」上天孫降臨段にある「向韓国、真来通笠沙之御前而・・・」に由来すると思われるとなっています。
これは、「山頂からは韓の国(朝鮮半島)まで見渡すことができるほど高い山なので「韓国の見岳(からくにのみたけ)」と呼ばれた」との説です。
標高1700mの高い山ですが、実際には山頂からは朝鮮半島を見ることはできないそうです。

「韓国岳」は、霧島火山群の中でも比較的新しい新期霧島火山に属し、古い時期に形成された「白鳥山」、「夷守岳」、「獅子戸岳」、「大浪池」などの火山群に重なるようにして形成されました。
山体を形作る地質はおおまかに古期溶岩、中期溶岩、新期溶岩に分けられています。
1万8千年前に噴出した古期溶岩は北東部山麓の小林市大出水から環野にかけてわずかに露出しており、中期溶岩は北東部山腹の標高900m以下の斜面に分布しています。
標高900mから上は1万5千年前以降に噴出した新期溶岩からなり、火砕流と軽石の噴出が繰り返されてできた噴石丘となっています。
歴史上、山頂で噴火したという記録はないのですが、1768年(明和5年)に北西側山腹から溶岩が流出し、今回噴火が見られた「硫黄山」が形成されています。
山体が形成された後に火口北西部で爆発が起き、西側の火口壁が崩壊しています。
頂上には直径900m、深さ300mの火口があり、雨が続くと池ができるそうです。
また、冬にはよく冠雪し、霧氷なども見られます。
北西山腹にえびの高原が広がり、南西山腹に大浪池があります。
山腹はハリモミ、ミズナラ、ブナ、クヌギなどの林となっており、野生のシカが多く見られます。
山頂付近にはミヤマキリシマ、マイヅルソウ、ススキなど、火口壁にはヤシャブシ、シロドウダン、ヒカゲツツジなどが見られます。
宮崎県小林市と鹿児島県霧島市を結ぶ県道付近からいくつかの登山道が整備されています。
駐車場やビジターセンターの充実しているえびの高原からのルートがもっとも一般的です。
山頂から南方の眺望は抜群で、霧島山系の山々や霊峰高千穂峰を展望でき、遠くは鹿児島湾の「桜島」や「高隈山」も眺望できるようです。
また、「韓国岳」の山頂から、「獅子戸岳」、「新燃岳」、「中岳」と縦走して高千穂河原へと降りるルートも縦走路として人気が高いそうです。
また、この「韓国岳」を訪れる韓国人も多いようです。
彼らは鹿児島市から団体バス来て、「韓国岳」のトレッキングを楽しんでいくとのことです。

そして、先日紹介した「硫黄山」ですが、20日朝まで噴火が続いていたのですが、午前6時半ごろに停止し小康状態になっているそうです。
一方で水蒸気とみられる白い噴煙が火口から約100mの高さまで上がるなど通常より活発な噴気活動が続いています。
19日に33回観測された火山性地震は、20日午後7時~20日午前7時の間は観測されていないそうです。
「硫黄山」は、宮崎県えびの市にある標高1317mの山です。
活火山である霧島火山において最も新しい火山で、種類は溶岩ドームに分類されています。
「韓国岳」の北西、えびの高原に位置し、山体の西斜面に宮崎県道・鹿児島県道1号小林えびの高原牧園線が走っています。

ファイル:Karakunidake summit 02.jpg
「韓国岳」の山頂です。
溶岩だらけでごつごつとした印象です。

ファイル:Io-yama 2012-11-18.jpg
「韓国岳」から見た「硫黄山」の様子です。
奥のほうには池が形成されているのがわかります。

ファイル:Iousan2015miyazaki2.jpg
「硫黄山」の火口内部の様子です。
今はここが噴火しているのでしょうか?

霧島連山の硫黄山が250年ぶりに噴火

霧島連山の硫黄山が噴火しました。

宮崎、鹿児島県境にある、霧島連山のえびの高原・硫黄山(標高1317m)が4月19日午後3時39分ごろ、噴火しました。
硫黄山の噴火は1768年以来で、250年ぶりだそうです。
噴煙は最高で約500mまで上がり、火口周辺で大きな噴石の飛散も確認されました。
噴火して、硫黄山の南から撮影した気象庁のライブカメラによると、午後3時44分ごろに大きく噴火しています。

霧島連山は、九州南部の宮崎県と鹿児島県県境付近に広がる火山群の総称であり、霧島山、霧島連峰、霧島山地あるいは霧島火山群とも呼ばれています。
最高峰の韓国岳(標高1,700m)と、霊峰高千穂峰(標高1,574m)の間や周辺に山々が連なって山塊を成しています。
火山群は大まかに北西から南東の方向へ並ぶ傾向を示しており、大浪池や韓国岳などを含む北西部(韓国群)と、高千穂峰や新燃岳などを含む南東部(高千穂群)に分けられています。
地熱が豊富であり、霧島温泉郷などの温泉地に恵まれ大霧発電所では発電にも利用されています。
硫化水素や二酸化炭素を噴出する噴気孔が散在し、「霧島火山群」として日本の地質百選にも選定されています。
地質は、四万十層群と呼ばれる地層と、その上に重なっている第三紀火山岩が基盤となっています。
火山活動は、約60万年前以前の活動、約60万~約33万年前の古期霧島火山、約33万年前以降の新期霧島火山に分けられています。
つまり、加久藤火砕流の噴出から現在までを新期霧島火山と定義しています。
大噴火を起こした加久藤カルデラの南縁付近で火山活動が繰り返され、約30万年前から約13万年前にかけて主に安山岩から成る栗野岳、湯ノ谷岳、古烏帽子岳、獅子戸岳、矢岳などが形成されました。
約13万年前に白鳥山や蝦野岳などがつくられた後は活動が東西に分かれ、西部では大浪池、韓国岳、甑岳などが、東部では大幡山、夷守岳、二子石、中岳、新燃岳、高千穂峰などが形成されています。
この期間は、えびの岳火山での噴火(2.3 km3 DRE)、約4.5万年前に大浪池での噴火(2.9 km3 DRE)、約7600年前に古高千穂峰での噴火(2.11 km3 DRE)、約4600年前に御池での噴火(1 km3 DRE)などの活動を起こしています。
完新世に入ってからも大幡池や御池などの噴火がありました。
有史以降の噴火活動は御鉢と新燃岳に集中しています。
御鉢では玄武岩質安山岩~玄武岩、新燃岳では安山岩~デイサイトのマグマを中心に噴出しています。
そして、近世になってからは韓国岳の北西に硫黄山が形成されています。
有史以降も噴火を繰り返す活火山(気象庁の活火山ランク付けはB)です。

最近では、韓国岳と、高千穂峰との中間付近に位置する新燃岳と、高千穂峰の近傍にある御鉢で、活発な火山活動が続いていました。
今年に入って、硫黄山の南東約5kmにある新燃岳で、3月6日に7年ぶりの爆発的噴火が発生し、噴火警戒レベル3が継続していました。
硫黄山でも、今年2月後半から火山性地震が増加していました。
小規模な噴火の恐れがあるとして、2月20日に噴火警戒レベルを1(活火山であることに留意)から2へ引き上げていました。
そして、昨日の噴火で、気象庁は噴火警戒レベルを2(火口周辺規制)から3(入山規制)に引き上げました。
火山噴火予知連絡会会長で、京都大名誉教授の石原和弘さんの話では、「白っぽい噴煙の色などからおおむね水蒸気噴火と言っていいだろうが、今後は分からない。1990年代に大火砕流が発生した長崎県・雲仙普賢岳噴火災害は水蒸気噴火から始まった。霧島連山は地下深部のマグマの上昇が続いており、今回の噴火は2011年の新燃岳の噴火から一連の流れにある。新燃岳など霧島連山全体の火山活動に数年スケールで注意が必要だ」と言っていました。
霧島連山に限らず、日本列島では噴火の連鎖反応を起こしています。
噴火がないのは四国くらいですが、四国もどうかわからないような気がします。
大断層である中央構造線は、九州から四国、そして本州へと続いているし、石鎚山や高縄山は昔は噴火していた歴史もあります。
気をつけようといっても、こればっかりはどうしようもないとは思いますけど。

霧島連山
霧島連山の位置関係を示した地図です。
(気象庁より)


硫黄山は、韓国岳の横にあります。

 
硫黄山の様子です。
(気象庁のライブカメラより)

暁新世について

地質時代には、いろいろな時代がありますが、今回は暁新世について調べてみました。

新生代 古第三紀 暁新世(ぎょうしんせい、Paleocene)は地質時代の時代区分の一つです。
【期間】
新生代の古第三紀を三つに分けたときの最初の時期で、中生代白亜紀と新生代古第三紀始新世との間に位置します。
約6,550万年前から約5,600万年前までの期間と言われていますが諸説あります。
この時期は、三つに細分されています。
・ダニアン(Danian )6550万年前 – 6160万年前
・セランディアン(Selandian) 6160万年前 – 5920万年前
・サネティアン(Thanetian) 5920万年前 – 5600万年前
【名前の由来】
まず、「古第三紀」の名前の由来についてですが、18世紀中頃にイタリアの地質学者ジョヴァンニ・アルドゥイノが、イタリアの南アルプスの地層やそこに含まれる化石の分類から、地質時代を3つの時代区分に定義しました。
第一紀( Primario)は化石の出ない時代だそうです。
第二紀( Secondario)は化石が出ますが、現生生物とは遙かに異なるものが出ます。
第三紀( Terziarioo)は現生生物に近い生物の化石が出る時代で、後に第三紀は分割され第四紀( Quaternaio)が追加されたそうです。
長らく、白亜紀の次に来る新生代の最初の時代(紀)は第三紀( Tertiary)とされてきたそうですが、1989年に国際地質科学連合(IUGS)は新生代をPaleogene(古第三紀), Neogene(新第三紀), Quaternary(第四紀)の3つの紀からなるものとし、Tertiary の語を正式な用語から外しました。
日本語では Paleogeneが「古第三紀」、Neogeneが「新第三紀」と訳され、2009年の新定義批准後も当面のこととして「第三紀」を含む訳が踏襲されています。
あと、暁新世ですが、暁(あかつき)は、夜明けや明け方という意味と、待ち望んでいたことが実現するという意味もあります。
これは、望んていたことが叶う、待ちに待っていたことが叶うとき、という意味とか、すべての始まりの光のイメージを持つ言葉としても知られているそうです。
新生代の始まりなので、始新世よりも、もっともっと原点ということで使われたのだろうと推察します。
【生物】
前時代である中生代白亜紀には主役であった恐竜のグループは、鳥類を唯一の例外として、そのほかはK-Pg境界においてことごとく絶滅しています。
ただし、アラモサウルスなどのごく一部の属は境界における絶滅を免れ、この時代のダニアン期まで生き延びていた可能性が化石から示唆されています。
海中におけるアンモナイトや首長竜類、モササウルス類も全て滅びたそうです。
絶滅した恐竜のニッチ(生態的地位)を埋めるように、陸上では哺乳類が、海洋では魚類が放散(radiation)進化を行なったのですが、哺乳類はまだ原始的で小型のものが多く見られました。
北アメリカとヨーロッパは北部でつながっていたので、動物相には共通するものが多く、発掘や研究も進んでいます。
繁栄した主な目は原真獣目(げんしんじゅうもく)・髁節目(かせつもく)・多丘歯目(たきゅうしもく)・霊長目などだそうです。
原真獣目は食虫類の仲間で、暁新世から次の始新世にかけて多くの目に分化し、発展しました。
髁節目は有蹄類(奇蹄目・偶蹄目)の祖先となりました。
ただし現在では食虫類や有蹄類が実は多系統であることが様々な研究から明らかになっています。
ここから、彼等の祖先とみられた原真獣目・髁節目も実は多系統のグループであり、これらから分岐したと思われていた多くの哺乳類の系統は、既にこの時代に分化・成立していたという見方も有力です。
多丘歯目は白亜紀から続いた小型哺乳類の系統で、始新世に齧歯目(げっしもく)の発展により衰退し、後に絶滅しました。
北アメリカ大陸に発した霊長目はこの時代にユーラシア大陸に分布を広げ、更に次の始新世にかけてはテチス海伝いにアフリカ大陸にも渡っていきました。
その多くは極めて原始的な種類ばかりで、ほとんどは現生のものにはつながらず絶滅しています。
現生のサルの二大グループである曲鼻猿類と直鼻猿類の祖先はこの時代に分岐したとされています。
哺乳類より先に種の分化をほぼ完成していた鳥類の一部は、地上性となり、ディアトリマのような強大な肉食鳥(恐鳥類)が出現しました。
恐鳥類は食物連鎖の頂点に立って哺乳類を捕食していたのですが、やがて肉歯目などの原始的な肉食性哺乳類との生存競争などによって、ほとんどの大陸で絶滅したそうです。
【植物】
植物は、白亜紀に引き続き被子植物が栄え、この時代にほぼ現代的な様相を示すようになりました。
【岩石】
この時代の堆積物は、白亜紀のそれと同様の岩石から構成されますが、白亜紀に卓越したチョークは暁新世にはなくなり、かわって海緑石を伴う緑色の砂岩が広範囲に堆積しました。
ただしその分布範囲は狭く、日本でも、熊本,長崎,北海道東部に知られるだけだそうです。
【気候】
白亜紀には既に超大陸・パンゲア大陸の分裂が始まっており、暁新世ではアフリカと南アメリカは完全に離れ、アフリカと南極大陸も大きく離れていたそうです。
ヨーロッパと北アメリカはまだ陸続き状態でした。
インドは巨大な島となってインド洋上を北に向かって移動しており、全ての大陸から孤立していたので、次の時代である始新世にアジアに接近するまでは哺乳類(有胎盤類)は生息していなかったそうです。
南極とオーストラリアは一つにまとまっていましたが、これらの大陸塊が南アメリカと切り離された時期は、白亜紀末とも、暁新世に入ってからとも言われ、はっきりしないそうです。
南北アメリカが分離した時期も白亜紀末頃と考えられていますが、狭い海峡で隔てられていただけであれば、動物の交流はそれ以降も継続した可能性があります。
気候は、白亜紀末に引き続き、やや不安定であったのですが、地球全体で気温は高めで湿度も高かったそうで、現在程度か多少温暖であった程度だそうです。
北極・南極とも温暖で氷河の形跡はなかったようです。
最新記事
カテゴリ
リンク
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

月別アーカイブ
カウンター
検索フォーム
QRコード
QR